クラゲの中にうっかり突っ込んでしまった魚の表情が切なすぎる
辞書の「後悔」の項目に載せてあげて下さい。
こちらの何とも悲しげな表情の魚、フォトグラファーのTim SamuelさんとビデオグラファーのFranny Plumridgeさんがオーストラリアのバイロン・ベイでフリーダイビングをしているときに出会ったそうです。クラゲの中に魚が引っかかって閉じ込められた状態というなんともレアな瞬間です。
しかしこの境遇とこの表情ですよ。なんだか泣けてきませんか。
ニモでもここまでの哀しさは見せてなかったですよね。「ボク何か悪いことした...?」と声が聴こえて...きました。間違いなく言っています。
写真を撮ったSamuelさんは味わったことのない倫理的ジレンマを感じたそうです。米Gizmodoの取材にこう答えています。
私の最初の直感はただ驚きでした。というのもこんな光景はこれまで見たことがありませんでしたので。すごく魚が気の毒に思えて、クラゲから魚を解放してあげるべきか悩みました。しかし最終的には自然の流れにまかせるという決断を下したんです。それは私にとってすごく難しい決断でした。
「大げさな...」と言う人がいるだろうことはわかります。でも、Samuelさんの言葉を読んでちょっと涙腺がゆるんじゃった私は完全にこのジレンマ理解します。このニモの困惑した表情を見てください。
こちらは横向きに泳ぐ彼の姿...。
バイオアーマーでちょっとアップグレードした感じじゃないですか。切なすぎます。こんな姿に誰がした。
「彼らがその後どうなったかは知りません」とSamuelさん。
同じくクラゲ・アーマーをまとった女の子(魚)と、出会えてるよね...。
image by Tim Samuel / timsamuelphotography
source: Tim Samuel Photography via CNET
Bryan Menegus - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)
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