息子氏、つい先日1歳半を迎えました。
半年のとき、1歳のときと比べると育児の大変さも落ち着いてくる…と期待していたのですが、しっかり裏切られております。
何度かブログにも書いていますが、一体いつになったら楽になるんだろう、といつも思っています。
id:mikumamaさんの記事を見ると、楽になったら楽になったで寂しくなるみたいで、今を楽しまないといけないですね。
さて、1歳半ってなんとなく節目な気がするので、今回は息子の1歳から1歳半の成長を振り返ります。
1歳からの成長
1歳から1歳半の間での一番の変化は、少しずつ息子と意思疎通が取れるようになったことです。
1歳の時の息子は、2足歩行がようやくメインになった頃でした。言葉も全然出てこないし、当然言葉のキャッチボールもできませんでした。ママは見つめ合えば気持ちがだいたい分かっていたようですが。
1歳半となった今は、息子から発せられる言葉も増えてきたし(30語以上は覚えてるはず)、こっちの話していることもだいぶ理解している様子。
「オムツ持ってきて〜」と言ったら(気分が乗ってるときは)持ってきてくれるし、「椅子に座って食べようね〜」と言ったら座ってくれるようになりました。
また、パパのことも認識しているし、ババやジジのことも覚えている様子です。これまでママだけの世界で、ママ以外の人たちは歯がゆい思いをしてきましたが、パパも含め色んな人たちがデレデレしています。
集中力も少しずつついてきた
今までおもちゃで遊ぶにしても、長時間遊ぶことはありませんでしたが、今はパトカーや救急車のおもちゃをずーーっと前後に動かしています。何が楽しいか良く分かりませんが…。
また、テレビもアンパンマンやトーマスを1話しっかりと見ることができるようになりました。長時間見せるようなことはしていませんが、どうしても家事で手が離せないときなどは、アンパンマン様やトーマスさんに助けてもらっています。
あとは、絵本も好きになりました。それまではもっぱら体を動かすことを専門とした赤ちゃんでしたが、最近は絵本をねだることも多いです。そして絵本を読む人としてパパが選ばれることも多く、嬉しい限りです。
息子の中では、ママ=体を動かして遊ぶ人、パパ=絵本を読んで遊ぶ人、という区別がついているように思います。
意思疎通ができるからこその難しさ
ある程度こちらの言葉も理解し、調子のいいときにはこちらのお願いも聞いてくれるようになった息子。
だからこそ「手を洗いにいこう」とか「ご飯を食べよう」とか「オムツ替えるよ〜」と、こちらがやってほしいこと・やりたいことを指示するようになりました。
でも、息子の気分がその行動に向いていないときは、とても嫌がります。あるいは聞こえないフリをします。そして、だいたいは気が向いていません。
意思疎通ができるようになったということは、息子が自分の意思を表立って表現できるようになったということ。
これまでは完全になされるがままの息子が、自分の意思を表現し、自分の意思に基づいて行動するようになったからこその大変さに今、頭を悩ませています。
生まれてたかだか1年半。こちらの言葉を理解できるようになってほんの数ヶ月。手を洗う理由も、オムツを替える理由も、今ご飯を食べなきゃいけない理由も、はみがきが大事な理由もまだ分かっていません。
もう少し成長すれば、その行動をする理由も少しずつ分かり始め、また習慣化することで楽になるかもしれませんが、今はまだ道半ば、長い道のりの入り口です。
悩みは尽きない
新生児には新生児の、1歳のときには1歳のときの、1歳半なら1歳半の悩みがあるんだな、と実感しています。初めての子どもって皆んなこんな感じなんでしょうか。
産まれて間もない頃の悩みは「正常に発達しているのかな」という"不安"が大きかったのですが、最近は「どうやったら楽になるのかな」という"大変さ"が主な悩みになっているという違いがあります。
そう考えると息子は真っ当に成長してくれているのかな、と思いますが、まだまだ暗中模索で先が見えない悩みに対し、悠長にそれを楽しめる余裕がありません。
おわりに
1歳から1歳半にかけて「今が一番大変な時期なんじゃないか」と何回も言っている気がします。
知恵がつき、力がついてきたけど、まだまだ心は甘えん坊。それなのに親は色々とできるようになってきた子どもを見て、色々と「やってくれる」ことを期待してしまう。そのギャップで子どもも親も大変な思いをする、それが1歳半という時期なのかもしれません。
「あの頃は大変だったね」と振り返る日が来るのはいつなんだろう。