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犯罪被害者や遺族支援呼びかけ
06月08日 12時27分
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犯罪被害者や遺族への支援を呼びかけようと、実際に起きた凶悪事件やその犠牲者の人柄を知らせるパネル展が名古屋市の熱田警察署で開かれています。
このパネル展は犯罪被害者の遺族で作るNPO法人と警察が開いたもので、愛知で起きた殺人事件を中心に23の事件について、新聞記事や被害者の写真などが展示されています。
このうち、平成16年に愛知県豊明市で子ども3人を含む4人が殺害された放火殺人事件では、「いつまでも見守っています」という被害者を思い続ける遺族の悲痛な思いが紹介されています。
また、平成11年に名古屋市西区のアパートで当時32歳の主婦が殺害された事件は今も犯人が逮捕されていないため情報提供を求めるチラシが張られています。
NPO法人の青木聰子代表は「犯罪被害者を地域社会で支える仕組みづくりが進んでほしい」と話していました。
このパネル展は6月17日まで、名古屋市熱田区の熱田警察署で開かれています。
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