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組事務所工事で請負業者に勧告
06月09日 09時39分
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指定暴力団・山口組から神戸山口組が分裂した直後に名古屋市の建設業者が神戸山口側が対立抗争への対策として発注した組事務所の窓に鉄板を張るなどの工事を請け負ったとして暴力団への利益供与を禁じた条例に違反したとして勧告を受けました。
警察によりますと、去年9月名古屋市内の建築業者が愛知県内にある神戸山口組系の組事務所で窓の内側にスチール製の板20枚を貼り付けたり、防犯カメラなどを取り付けたりする工事を行ったということです。
当時、近くで警戒していた警察官が工事に気付いて調べたところ、組事務所を使用する神戸山口組系の45歳と35歳の暴力団員2人が業者に工事を発注していたということです。
工事はこの前の月に分裂した山口組との間で懸念される対立抗争への対策で、県の暴力団排除条例で禁止されている暴力団への利益供与に当たるとして愛知県公安委員会は施行した業者と暴力団員2人に勧告を出しました。
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