ニホニウム 森田教授「国民の支えを表したかった」

ニホニウム 森田教授「国民の支えを表したかった」
113番元素を発見した理化学研究所のグループのリーダーを務める、九州大学の森田浩介教授は、「ニホニウム」という名前の案が発表されたことを受けて、9日午前10時から埼玉県和光市の理化学研究所で記者会見を開きました。この中で、森田教授は、「ニホニウム」という名前を提案した理由について、「基礎研究は、国民の皆さんの税金で行わせてもらっている。われわれの研究が国民の皆さんに支えられていることを表したく、日本ということばを使いたかった」と述べました。
また、森田教授は、「ニホニウム」という名前の案が発表された113番元素をみずから発見したことについて、「これまで周期表にある元素は、欧米とロシアでしか発見されていなかった。今回、アジアの一員である日本が、アジアで初めて元素を発見し、周期表の一席を占めることになったことには大きな意義がある」と述べました。

アジアで初の元素発見が大きな意義

また、森田教授は、「ニホニウム」という名前の案が発表された113番元素をみずから発見したことについて、「これまで周期表にある元素は、欧米とロシアでしか発見されていなかった。今回、アジアの一員である日本が、アジアで初めて元素を発見し、周期表の一席を占めることになったことには大きな意義がある」と述べました。