まともに調査すらせず
事件があったライブハウス「SOLID」のオーナーが振り返る。
「入り口へ掃除に出たスタッフに大慌てで呼ばれ、私が店の入り口へ駆けつけると、血まみれになった冨田さんがあおむけに倒れていました。首のところから血が出ていて、顔面まで血まみれでした。
救急隊員の『冨田さん、大丈夫ですか!』という呼び掛けに、一瞬、彼女はうんと頷いた。でもその後すぐに、彼女が動かなくなって……。
その場には、犯人の男もいました。警察に腕を掴まれ冨田さんから2~3m程離れたところに、ボーッと青白い顔で無表情で立っていた。
長袖の白っぽい服を着ていたんだと思いますが、その服にも血がたくさん付いていた。腕のところまで血まみれで、元の服の色がわからないくらいでした。暴れたり、わめいたりする様子はなく、ただ立っていた。
だから最初、その男が犯人だとは思わなかった。でも、ずっと無表情でこちらを眺めている様子を見て、『こいつがやったのかもしれない』と、次第に恐怖を感じました」
警察の失態によって、悲惨な事件が起きてしまった。
東京都小金井市にあるライブハウス前で、5月21日、岩埼友宏容疑者(27歳)に刺されたアイドルで大学生の冨田真由さん(20歳)。
彼女が最初に警察に相談をしたのは、5月9日のことだ。岩埼が冨田さんのSNSに、
〈あなたに見下されたこと一生忘れないから〉
などといった書き込みを繰り返し、恐怖を覚えた冨田さんは、武蔵野警察署にストーカー被害を訴えた。
だが、武蔵野署は「十分注意してください」とだけ伝え、まともに岩埼の調査は行わなかった。
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