ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

piyolog RSSフィード

2016-06-08

不正視聴プログラム公開事案についてまとめてみた

| 02:08 |  不正視聴プログラム公開事案についてまとめてみたを含むブックマーク

2016年6月6日、テレビの有料放送などを不正に視聴できるプログラムを公開したとして17歳少年が逮捕されました。ここでは関連情報をまとめます。

事案タイムライン

日時出来事
2014年少年が不正視聴プログラムを完成させていた可能性。
2014年12月B-CAS警視庁へ不正視聴プログラムに関する相談。
2015年6月23日少年が不正視聴プログラムを公開し、不特定多数が入手できるようにした疑い。
2016年6月6日少年を不正競争防止法違反の容疑で逮捕。
2016年6月8日警視庁佐賀県警が同事案についての発表。

事案に関する情報

事案名

不正視聴プログラム頒布による不正競争防止法違反被疑事件

容疑者
  • 佐賀県佐賀市 17歳 無職少年
  • 少年は逮捕後は「事件について語りたくない」として認否は留保している。*1
捜査担当
容疑

不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置の提供)の疑い。*2

犯行動機

逮捕前の任意の取り調べに対しては次のように供述している。*4

  • B-CASカードが邪魔であった。
  • 無料で視聴をしたかった。
押収品

報道より確認できた押収品は次のもの。

不正視聴プログラムの概要

f:id:Kango:20160609020326p:image:w450

不正視聴プログラムの機能

報じられている不正視聴プログラムの機能は次のもの。

  • B-CASカードなど実際のカードを必要とせずに視聴制限を解除することが可能。*6
  • 不正視聴プログラムを通じて約70チャンネルの視聴が可能。
  • 不正視聴をするにあたってはプログラム単体では動作せず、ワークキーと呼称される暗号鍵(英数字)となる情報が別に必要。*7
  • ワークキーは第三者が独自解析し、掲示板サイトに投稿されている模様。
公開されていたサイト
開発時の様子
今後はダウンロード状況の捜査も

更新履歴