先日、彼氏のお母様が東京にいらっしゃいまして、1週間以上私は自宅に戻っていたんですね。
んで、6日ぶりに彼氏と二人でご飯を食べに行くことになったのですよ。
私、週末の休みを挟んだだけで、翌週の仕事始めの日にバイト女子のO川さんにすら人見知りしてしまう性質を持っているのですが、待ち合わせ場所まで向かうタクシーの中で、その性質をいかんなく発揮し始めたので彼氏にメール。
奈「今タクシーなんだけど
お店が近付くにつれて確信してんだけど
私今日間違いなくあなたに人見知りする気配です」
彼「マジで…
下半身丸出しにしてようか?」
奈「えーと
私の悩みとあなたが提案する対処法は
同じ俎上にのる話ですか?」
彼「これが大人への第一歩と教わりました」
奈「今日からお前のことケムマキくんって呼ぶわ」
というわけで今後R-18の中では彼氏のことを「ケムマキくん」と呼んで行きたい所存でして死ぬほどどうでもいい話なのは私が一番よく分かっているのですが皆様よろしくお願いいたします。
んでそのケムマキくんとですね、3カ月ほど前から6月に控えた今年の誕生日の話を、ぼんやりとしていたのですよ。
ケ「何が欲しいの」
奈「MacBookAir」
ケ「リアルだなおい」
奈「面白みに欠けますかね」
ケ「いや別にいいんだけど、なーんかグッとこねーなー」
それからしばらくいろいろ考えてはみたのですが、やっぱりMacBookAirが一番の有力候補で、他に見つからなかったらMacBookAirをお願いしようと思っていたのです。
しかし先月、事件は起きたのです。
GW最終日だった5月6日。
新婚木村夫妻と(もう木村じゃないんだけど)、これまた新婚で新妻の中野と(これまたもう中野じゃないんだけど。リンク先結婚報告日記でっす!)、うちで働く素敵人妻バイト女子のO川さんと、職場の先輩夫妻と、さらにはneonちゃんまでお誘いして「YUKI LIVE"SOUNDS OF TEN"」を観に東京ドームまで行ってきんですね。
ライブ終了後、木村夫妻(もう木村じゃな(ry)、これまた新婚で新妻の中野と(これまたもう中野じゃな(ry)と先輩夫妻とは別れたのですが、O川さんとneonちゃんと私、ケムマキくんとケムマキくんの友人一同が合流して、総勢10名で飲みに行くことになったんです。
私もケムマキくんも自分の大好きな人たち同士を引き合わせるのが好きなので、それはそれは楽しく、お酒もすすみ、ものすごくハッピーな気分で帰宅しました。
ケムマキ宅のソファに体を沈め、「あ~今日はいい日だったね~」とその日1日を振り返りながら余韻に浸ったのち、立ち上がって移動しようとしたその時
奈「イッ!!!!」
まだ出しっぱなしにしてあったタワー型のハロゲンヒーターにつまずいて、奈々っぺ顔から転倒!!
奈「 ………たああああああ!!!!」
ケ「ちょ、お前大丈夫!?」
奈「だ…だいじょ………(ノД`;)
!!?∑(゚Θ゚;)」
ケ「…どうした?」
奈「……もごもご
……もごもご
……もごもご
歯がない」
ケ「えーー!!??ヽ(ill゚д゚)ノ 」
というわけで私、いいトシして顔面からずっこけて前歯をへし折りましてね。
翌日、朝イチで歯医者に行き、仮歯をつけられて帰宅。
ケ「どうだった?」
奈「神経丸見えになってんだって。
折れなかった右前歯も強打してんだって」
ケ「どうなんの?」
奈「最終的には前歯2本とも差し歯にしなきゃいけないんだって」
ケ「マジで?」
奈「うん。で、折り入ってケムマキさんにご相談があるのですが」
ケ「なに」
奈「今年の誕生日プレゼント
前歯2本
というのはだめですか」
ケ「ギャハハハハハ!!!」
ケムマキくん爆笑。あげく、
ケ「いいよ」
即答。
ケ「彼女の誕生日に前歯プレゼントすんのなんて初めてだよ俺」
奈「あたしだって誕生日に前歯プレゼントされるのなんて初めてだよ」
ケ「えー、俺この先『彼女どんな人?』って聞かれたら
『顔面からコケて前歯へし折る人』
って言わなきゃいけないじゃん」
奈「言わんでいい」
というわけで、今年の誕生日プレゼントは前歯2本の予定です。
余談。
医「折れたのは左だけですが、右前歯も脱臼してますね」
奈「だ、脱臼!?」
医「歯も脱臼するんですよ」
奈「そ、そうですか…」
医「右の前歯、今は固定しているので気にならないと思いますが、これをとるとまだ動揺が見られます」
奈「ど、動揺!?」
医(無言でうなずく)
翌週
医「毎週毎週消毒だけしに来るのは面倒でしょうが、もう少しだけ頑張ってください。今が正念場ですから」
担当してくれてる歯医者さんの物言いが、
やたらとドラマティック。
まだ仮歯です。
●追記●
約1年かけて前歯入りました。