※2016/6/8 リライトしましたw
ドラねこ書店 おすすめの本57
ちわ!お久しぶり(*´∀`*)
皆さんおもしろい本読んでますか?
久しぶりのドラねこ書店は、
書くことについてわかりやすく語った本、スティーブン・キングの「書くことについて (小学館文庫)」をご紹介したいと思います。
書くことについて
ブログを書くようになって、否応にも自分の文章の下手さ加減を認識するようになった。
それまでのわしは、
本はたくさん読むけど書くことはほとんどしてこなかった。
大学は卒論を書く前に辞めてしまったし、小説家になりたいわけでもないから、自分から文章を書くことはない。
それなのにナゼか今では毎日何千語もつづる日を送るようになるとは……数年前は夢にも思わなかったw
やはりこうしてものを書いていると、どうしても自分の文章表現をもう少し向上させたいと思う。
同じことを多くのブロガーも思っていることだろう。
文章力がなくても中身のある文章が書けるようになるたったひとつの教え | 空転ライター
簡単に「ベストセラー小説」を書くための文章テクニックとアドバイスを集めた「How to Create an Instant Bestselling Novel」 - GIGAZINE
上のリンクのような、文章力を上げるためのテクニックは他でも大いに取り上げられているが、正直言ってどれももう少し掘り下げたアドバイスが欲しいと読んでいてわしは思っていた。
それにこうした誰が書いたんだかよくわからないものは一体どこまで信用できるのだろうか?(効果はあるのだろうか?)
そんな風に疑問に思った人はわし以外にも多くいるはずだ。
そこで今回はプロの作家が教えてくれる上手い文章の書き方(本当は小説の書き方w)をご紹介しよう。
わしらに文章を書くコツを教えてくれる講師の名は、
スティーブン・キング!
そう、言わずと知れた「シャイニング」や「グリーンマイル」などの小説で知られる、現代アメリカを代表するホラー小説家である。
スティーブン・キングがアメリカでもっと多くの人に読まれ、かつ愛されている作家だ。
ホラー小説が苦手な読者も多いだろうが、スティーブン・キング原作の映画 「グリーンマイル」なら観たこともあるだろう。
もちろんわしも観ている。あれは確か中学生の頃だった。
この映画を借りて涙したのを今でも覚えている。
その時はこの映画に原作があるとは知らず、しかもその原作者がアメリカで有名なホラー小説家だなんて夢にも思わなかった。
未だ原作は未読だが、ホラー小説家でありながらもこうした感動的なストーリーを書けるスティーブン・キングという人は、やはり特別な才能のある人なんだろう。
本書はそんなスティーブン・キングの語る小説の作法についての本である。
小説の作法なんていうと身構えてしまうかもしれないが、読んでみると驚くほど読みやすく尚かつ親しみがわく文体でキング氏のこれまでの小説家になるための歩みを紐解きながら、ユーモラスに良い文章の描き方をレクチャーしてくれる。
スティーブン・キングが感銘を受けた短い言葉
まず最初の履歴書の章の一文を紹介しよう。
その後の二年間、私はリスボン・ハイスクールで英文学を学び、大学では文章や小説や詩についての講義を受けたが、ジョン・グールドはそこで学んだことよりもずっと多くのことを十分足らずで教えてくれた。
(中略)
「何かを書く時は自分にストーリーを語って聞かせればいい。手直しをするときにいちばん大事なのは、余計な言葉をすべて削ることだ」この時、グールドは他にも含蓄のある言葉を口にした。
ドアを閉めて書け。ドアを開けて書き直せ。
言い換えるなら、最初は自分一人のものだが、次の段階ではそうではなくなるということだ。
これはキングがまだプロになる前にアルバイト先の新聞社の編集長・ジョン・グールドから言われた言葉だ。
キングはこの言葉に「文章を書く際に大学で教わったことよりも多くのことを学んだ」という。
この言葉は小説に限らずにブログにも当てはまることではないだろうか?
わしらブロガーは、何かを書く時は素人ゆえにダラダラとしょうもないことを綴りがちだ。
しかしこの言葉のとおりに、自分に向かってストーリーを語って聞かせるつもりで文章を書けば、不必要な言葉や話の脱線を抑えながら伝えたいことを読者に素直に伝えられるのではないだろうか?
そして
ドアを閉めて書け。ドアを開けて書き直せ。
という言葉に現されているように、最初文章を書く際は一人でもよい。
だが、書き終わったらドアを開けて、誰か身近な人(キングは理想的な読者と言っている)に読んでもらえと言っている。
こうすることによって、自分でも気づかない文章の言い間違いや、おかしな文章表現、誤字脱字を指摘してもらい、より良い文章にブラッシュアップすることができるという。
中にはもちろん、
「アホか!理想的な読者どころか、友達すらいねーよ!」
という方もいるかもしれない。
でもそれなら自分が書いた記事を次の日もう一度見なおしてみるといい。
現にわしは記事を書いた次の日は必ずその記事を見なおして、言葉がいたらないところを手直ししている。
こうした努力なくして文章力の向上はありえないだろう。
アタリマエのことを言っていると思われるブロガーの方には是非とも過去記事のリライトをおすすめする。
ブロガーの中には、書いた文章を多くの読者に見せたままにしている人がいるが、一度自分の手を離れて多くの人に見てもらった記事は、時を置いてもう一度見直してリライトすることが必要ではないだろうか?
これで以前よりもっと良い記事に仕上げり、リピーターが増えたらシメたものであるw
そう考えると、わしがやっているバックナンバーのリライトなどもあながちムダな努力ではない。
その証拠に発表した当時よりも今の方がより多くの人の目に触れてはてブの数も以前よりも格段とつけてくれる。
そして批判的なコメントも含めて様々な意見を聞くことができるというオマケつきであるw
そういう意味ではものを書く人間には、是非覚えておきたい言葉である。
この言葉は意味深だ。
不安を捨てろ
下手な文章の根っこには、たいてい不安がある。自分の楽しみのために書くなら、不安を覚えることはあまりない。
いいものを書くためには、不安と気どりを捨てなければならない。気どりというのは、他人の目に自分の文章がどう映っているかを気にすることから始まる、それ自体が臆病者のふるまいである。
p170
これは痛いところを突かれた思いがする。
もしかしたら読者の中には、こんな抽象的な教えが何の役に立つのかわからないという方もいるかもしれない。
しかし文章の素人がブログを書こうとすると、インターネットという電子の大海を介して多くの人の目に触れることを意識せずにはいられない。
自分の文章が他人笑われたりはしないだろうか?
批判的なコメントや、嘲笑を浴びたりはしないだろうか?
誰もがそういった無慈悲な批判を恐れるものだ。
新米ブロガーはそういったことに敏感である。
しかし、断じていおう。
誰もあなたの文章に文句はいわない。
というか、始めは誰も自分が書いたブログなんて見ていないw
一年以上こうしてブログを書き続けてきたわしがいうのだから間違いない。
だからこれからブログを書こうとしている人も、いま始めたばかりだという人も何も怖がることはない。
むしろ、そうした不安や怯えを抱きながら文章を書くことのほうが危険である。
炎上覚悟で上から目線で切り込んで言ったほうが、逆に最初は安全な場合もある。
ビクビクしているやつほどいじめられっ子として狙われやすい。
インターネットに救う悪魔たちは、そうした子羊を血祭りにすることを日夜血眼になって探し回っている。
そんな哀れなスケープゴートにならないためにも、書きたいことは堂々と書くべきである。
自分では気づかないかもしれないが、怯えというものは文章の中に現れる。それも下手な文章として。
しかし、そうは言っても怖いものは怖い。
それは誰でもそうである。でもそこで腰が引けてしまってはダメだ。
目的はどうであれ、自分が伝えたいことを文章にしたいのなら怯えを捨てて堂々と振る舞おう!
ブログの中で勇者になってもいいじゃないか!
文章をうまくするための方法
作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことが二つある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない。p192
これは誰もが知ってることだろう。
事実多くの「文章力を上げる記事」と題したものには、この手の言葉が必ず入っている。
ということは、これはもう文章を書く上ではやらなくてはならない絶対の真理なのだろう。
各いうわしも多くの本を読んでいるが、その数は年ごとに違いはあるものの200〜500冊の間である。
しかし、多くの本を読めばいいというものではない。
その点、スティーブン・キングは年間70〜100冊くらいの本を読んでいるという。
これはそんなに大変な数ではない。
年間70〜100冊はけっこうハードルが低い数字である。
これなら忙しいサラリーマンor主婦の方でも読むことができるだろう。
しかも、本は読めば何がしかは学べるものである。
それは特にあまり出来の良くない本の方が多いとキングは言う。
つまりスティーブン・キングくらいのレベルになると、良い文章よりも下手な文章で綴られた駄作からの方が文章を書く上でやってはいけないことをより多く学べるのだろう。
それなら、本だけを読まずにブログの文章を読んでもいい。
正直言って、はてなブログの中でもあまり文章のうまくない輩はいっぱいいる。
そうした人たちの文章を読みつつ、片やプロが書いた本の中の文章を読み比べて、素人と玄人の間に何が足りないのかを考えてみるのも文章が上手になるコツだろう。
これは確かな「金言」である。
文章を書く際の注意点
なるべくなら仕事場に電話はない方がいい。
暇つぶしのTVやTVゲームなど論外だ。
窓があるなら、カーテンを引くか、ブラインドを降ろすかする。気が散るものはすべて取り除いた方がいい。
音楽を聞くのはドアを閉めるのと同じ行為である。書くときには世界を排除したいという思いは誰にだってあるはずだ。作家は書くことで自分の世界を作りだしているのだから。
われわれがいま話しているのは、創造的な睡眠のことだと考えていただきたい。寝室同様、書斎は夢を見る事ができるプライベートな空間だ。
毎日ほぼ同じ時間に書斎に入って千語書くのは、毎晩ほぼ同じ時間に就眠儀式をしてからベッドに入って眠るのと同様、それを習慣化し、そこで夢を見るためである。
最後の言葉は毎日文章を書くためのコツである。
これは何かの著書で村上春樹氏も触れていた。
これもわしは痛いところを突かれずにはいられない。
なぜなら、わしは家にあるいろんな誘惑に負けて、つい書くことを疎かにしてしまう。
ブログを書こう。
絵を描こう。
そう思ってもつい目の前のPCでネットサーフィンをする日々w
読者の中にもそうした時間の使い方をした人は30000人くらいいるはずだ(と、わしは睨んでいるw)
しかし、そんな誘惑に負けてはいけない。
ものを書く部屋からありとあらゆる娯楽を追い出して、文章を書くということに集中しよう。
もし、家にいてPCのキーボードに手がつかないという方は、スマホ一つ持って図書館か喫茶店に行くのもいい。
そうすれば周りには自分の惑わすものはないし、場所によっては家よりものを書くことに集中できるだろう。
そんなところで長々と語ってしまったが、参考になっただろうか?
まだ文章を書くことにウジウジしている人がいるのなら、ゲームやマンガを捨てて、図書館に行こう!
そして、堂々とあなただけが語れるストーリーをアナタ自身に語ってあげればいい。
それが文章力を上げるコツである(*´∀`*)