「チャラ男」と言えば、オリラジ藤森。
ふむふむ、納得納得。それではザ・パーティーピーポーと言えば誰なのか。三週連続でホームパーティーに招待されたあばれるさんこと、僕がノミネートされてもおかしくないだろう(前週は弁護士のパートナー宅にて開かれたホームパーティーに招待されていた。過去リンク付き)。
今回は、都心に住もうとしたら容易に住めるにも関わらず、あえてサンチャゴの喧騒から離れたほぼ森の中に建てられている超高級マンションの主、某企業の日本人会長宅のホームパーティーに招待された!!
都心に出ようと思ったら車で30~40分もかかる不便な地にも関わらず、何故こんな所に住もうと思ったのか。そんな謎を手土産に持って会長宅にタクシーで乗り付けたのだった。
エントランスの両側には池が設けられており、僕は池に落ちそうになりながらマンション内部への侵入成功。ここ、本当に気を付けなければ今にも池に落ちな仕様である。酔っぱらって帰宅するような愚か者による侵入を防ぐ意図だろうか。アル中の僕には住めそうにないということだけは分かった。
エントランスを抜けた共用部分には、このような動物のモノホンらしき毛皮が引かれている。ミーハーな僕にはこれら豪華なエントランス付近だけで圧倒されることシキリである。そして、共用の廊下は一回から最上階まで吹き抜けになっている作りで、背の高い竹的なサムシングまで生えていることに驚きだ。
早速家にお邪魔させてもらった。まず驚くのがリビングから外の眺めがまさに森の中そのものであること。
外にはテラス席も設けられており、会長いわく気候のいい時には一日中外の景色を眺めていて飽きが来ないという。
分かる。うん、分かるよ。観光でもそうだが、自然だけによって創出された景色には細かな表情の移り変わりがあり、決して飽きが来ないのだ。その自然の不思議、神秘さを僕は知っている。
僕は都心の18階で比較的景色のいい所を選んで住んでいるが、僕の家から見える人工的な景色と自然の景色は本質的に異なると認めざるを得ない。
耳を澄ましてみると都心の喧騒、車の音やクラクションなどではなく、鳥の鳴き声しか聞こえない。「隣の芝は青い」などと言うが、本当に羨ましい。僕もいつかこういう所に住みたい、本気でそう思った。
などと御託を並べているうちに夕食時となった。上の写真はダイニングルーム。
会長が自ら振る舞う料理の美味しさのあまり殆どの写真を撮るのを忘れてしまったが、最も美味しかったのがこの海鮮茶碗蒸し、アワビ、ウニ、イクラ入りである。贅沢の三種。「海の宝石箱やぁ」と誰かが言ってた気がするけど、これこそ本物の宝石箱である。
チリでのホームパーティーは招待された方はお礼にワインをお土産に持っていき、招待する側も料理に合ったワインを振る舞うのが通例である。お互いどのワインをチョイスするのかでその腕が試される。ホームパーティーを頻繁に開催する会長宅にはお礼で集まったであろう数多くのチリワインで埋め尽くされていた。
最後の締めは出来立ての掻揚げ丼。美味しい。日本の味。自分が日本人だと再認識する瞬間。
今日は日本人10人によるホームパーティーだったが、小さな子による参戦もあった。2歳になる前からの社交場デビューだね。
さて、こんな感じでパーティーピーポーの称号を欲しいままにしていた僕であったが、ホームパーティーはしばらく行けなくなってしまう。
というのも僕に命の危険が迫っているのだ。
詳細はまた次回の投稿時にでも。では。