【ソウル時事】慰安婦問題をめぐる日韓合意に反対している民間団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」は8日、韓国政府が設立を目指している財団に対抗し、元慰安婦を独自に支援していくため、「正義と記憶財団」を創設すると発表した。9日に設立総会を開催する。

 韓国政府と民間団体が支援財団を別々に立ち上げる形となり、日韓合意をめぐる韓国内の意見対立が浮き彫りになった。