オーストラリアで、iPhoneに話しかけるだけでSiriを起動できる「Hey, Siri」が、1歳の赤ちゃんの命を救いました。
1歳の娘の呼吸が止まっている!その時、ママが取った行動は!?
オーストラリアのケアンズに住むステイシー・グリーシンさんは、ベビーモニターがブルーの表示になったのが気になって、1歳の愛娘ジアーナちゃんの様子を見に行き、ジアーナちゃんが息をしていないことに気付きました。
大慌てでジアーナちゃんの気道を確保しているうちに、ステイシーさんはiPhoneを床に落としてしまいます。
ステイシーさんは、床に落ちたiPhoneに向かって「Hey Siri!救急車を呼んで!」と叫び、ジアーナちゃんの介抱を続けながら救急車を呼ぶことができました。
救急隊が到着した時には、幸いジアーナちゃんの呼吸が戻っており、すぐに救急搬送されたジアーナちゃんは無事でした。
ステイシーさんは、「Hey, Siri」を有効にしていた良かったと振り返り、「皆も有効にしておくと良いわ」と語っています。
もしもに備えて「Hey, Siri」を有効にしておこう
Siriでは、「110番に電話して」「119番にかけて」などと話せば、5秒後にその番号に発信してくれます。iPhoneに触ることができないときや、一刻を争う事態の場合は、ホームボタンを押さなくてもSiriを起動できる「Hey, Siri」を利用しましょう。
日本国内でかけられる緊急通報用の電話番号は、110番(警察)、119番(消防・救急)と、海上保安庁につながる118番(海上における事件・事故)です。
現在販売されているiPhoneで、電源に接続していなくても「Hey, Siri」が使えるのは、iPhone6sとiPhone6s Plusの2モデルに限られています。
「Hey, Siri」の設定を有効にする
1
「設定」を起動、「一般」→「Siri」とタップする
2
「”Hey Siri”を許可」をオンにする
3
「Hey, Siri」用に呼びかけパターンを登録する
Siriから緊急通報用の電話をかける
Source:7News
(hato)