韓国軍 今週中にも定例の独島防衛訓練を実施

【ソウル聯合ニュース】韓国海軍と海洋警察が今週中、東海上で定例の独島防衛訓練を行う見通しだ。韓国軍の関係者が8日伝えた。訓練の日程は気象条件によって調整される可能性があるという。

 訓練には海軍の駆逐艦など水上艦約10隻に加え、哨戒機P3や対潜ヘリコプター「リンクス」などの航空機が投入される。今回は小規模の海兵隊員も参加する予定だ。軍関係者は「訓練に投入される兵力と装備は例年と同程度の規模」と説明した。

 訓練は外部勢力が韓国の領土である独島を不法に占拠するため、上陸を試みた状況を想定して行われる。韓国軍は1986年に独島防衛訓練を始め、毎年春と秋に実施している。

 韓国軍は今回の訓練は定例訓練であり、韓日関係を含む外交問題とは無関係との立場を取っている。

 ただ、日本政府の独島に対する領有権主張が強まっているだけに、今回の訓練は日本に対する強力な警告メッセージになるとみられる。

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