NCSA Mosaicをいじったり、XMint端末でX11プログラミングをしていた18歳の夏を思い出すような、おっさんホイホイ展示が7ホールにありました。NCSA Mosaic、HotJava 1.0、Mozilla 1.0、Netscape Communicator 4.8、世界初のWebブラウザであるWorldWideWeb(ブラウザ名です)が動体展示されていたのです。いやぁ、良く動く状態を作ったなぁと感心してしまいました。
今朝行われたプレス向けブリーフィングで昔懐かしのブラウザ展示に関して紹介されたとき、少しだけプレスルームがざわつきました。隣にいた記者と私の会話が「おっさんホイホイですね(笑」でしたが、多分、多くの方々がそういう感想を持たれたと思います。
SUN SPARC Station IPXで起動されたNCSA Mosaicと、NeXTで起動されたWorldWideWebはショーケースの中なので触れませんが、Mosaic、HotJava、Mozilla、Netscapeが実際に操作できるWindows端末もありました。SUN SPARC Station IPXは、私が研究室に入って初めてOSをインストールした機種です。懐かしすぎます。
早速、懐かしのブラウザをいじって遊んでいたのですが、どこもかしこも表示できません。バーチャルホストだと駄目だったり、HTMLが新しすぎて駄目だったり、文字コードの問題で駄目だったり、といった感じです。ブラウザがいきなり死亡したりもしました。
どこか表示できるページはないかなぁとHotJavaなどをいじって遊んでいたら、たまたま通りがかった大学の先輩が「大学時代の自分のホームページを表示してみたら」と言いました。言われてみれば、自分が昔作ったままで放置しているWebページは、すごくレガシーな感じで残っています。「このページを最後に見たのは何年前だろうか。。。」とか思いつつ、化石を発掘した気分になった今日この頃でした。