蹴球探訪
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【首都スポ】日体大水泳部 強さの秘密 リオ五輪代表に17人2016年6月8日 紙面から
水の王者が大挙してリオデジャネイロ五輪に乗り込む。競泳、水球、飛び込み、シンクロナイズドスイミングの計4種目のリオ五輪代表に計17人もの現役大学生、卒業生を送り込む日体大水泳部。6日に東京都内で壮行会も行われ、いよいよ臨戦態勢に。日本、そして何より母校のプライドを背負い、メダル獲得に挑む。 (川村庸介) 59人中17人、内訳は競泳6人、水球9人、シンクロ、飛び込み各1人。リオ五輪水泳全4種目の代表に占める日体大関係者の数だ。五輪の水泳に1つの大学から17人の代表が選ばれるのが過去最多なら、1つの大学から水泳4種目すべてに代表を輩出するのは史上初。まさに体育大学の面目躍如だ。 名門、強豪、そして過去最多に史上初と幾多の看板を背負うだけに、選手の思いも自然と熱を帯びる。競泳男子平泳ぎの小関は「日体大の看板を背負う身としても、金メダルが欲しい。リオは初めての五輪だけど、金メダルを目指してトレーニングを積む」ときっぱり。平泳ぎで五輪2大会連続2冠にして日体大卒業生・北島康介さんの正統派後継者として、五輪に出るからには金メダルという意識が染み込んでいる。32年ぶりの五輪出場を決めた水球の志賀も「水球代表の13人中9人が日体大。日体大の水球ここにありと、世界を驚かせたい」と選手全員の思いを口にする。日体大すなわち日本代表というプライドと責任感が各選手からにじみ出る。 これだけ多くの代表を輩出できるのはなぜか。まずは環境。現役の学生でもある競泳女子リレーの五十嵐は「競泳も水球も飛び込みもシンクロも他の競技でもたくさんのオリンピック選手を輩出できているので、目標を高く持てる」と多くのオリンピアンと自然に触れ合い、刺激を受けて高められる環境を挙げる。また、同じく競泳女子リレーの松本は「日本一の練習をしているのが強味」と言う。裏を返せば日本一の練習をできるだけの環境が整っているということでもある。松本ら卒業生の多くが今も日体大を練習拠点にしていることも競技力向上につながっている。 かつて足掛け21年間で376連勝を記録した水球の選手が異口同音に言うのは伝統とプライドだ。「チームジャパンだが、それ以上にチーム日体大」(柳瀬)、「強い選手がたくさんいるので、9人いるのは当たり前。もっと増やしたい」(足立)、「大学4年間負けなしで、負けてはいけないプレッシャーに鍛えられた」(志賀)と常勝軍団で培われた団結力と勝利への執念を当たり前のように口にする。 一方で競泳ブロックの藤森善弘コーチ(51)は別の視点も挙げる。「初心者からオリンピアンまで同じプールで泳いでいても差別はしない。トップも下位も毎日励まし合っている力が一番。チームワークは世界一。競泳でも社会でも一流の選手を育てている」と胸を張る。必ずしも勝利至上、少数精鋭だけではない。器の大きさも快挙に一役買っている。 壮行会で水泳部全体の部長も務める水球男子代表の大本洋嗣監督(48)は「これだけの人数でオリンピックに行けるのは部長として誇りに思う。臆せず戦いたい。日体大の思いと日本のプライドを持って選手をサポートしたい」とあいさつした。日体大水泳イコール日本の水泳。その公式をリオでのメダル量産で証明する。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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