NTTドコモは、安価にコインパーキングの開設や運営を行える『docomoスマートパーキングシステム』を開発しました。一般的なコインパーキングに必要なロック板の代わりにIoT機器を使って自動車の入出庫を管理できるうえ、ドライバーはスマートフォン向けアプリで空車状況のチェックや予約を行えます。
プレステージ・インターナショナル、プレミアモバイルソリューションが運営する保守・運用サービスと組み合わせ、コインパーク、シェアリングサービスが運営する東京23区内の一部駐車場にて、6月13日~2017年3月31日まで実証実験を行う予定です。
ドライバー側は、専用アプリを使って事前に空車状況を確認したり、予約も行える専用アプリにより、駐車場を探す手間を省けます。また、駐車料金の支払いは自動決済にも対応し、出庫の際に現金を用意する必要もありません。
なお、10月からはシェアリングサービスの駐車場予約サービス「トメレタ」のWebサイトやアプリを通じて、本システムを試験的にドライバーが利用できるようになります。