中空知.net

北海道中空知地方のニュースや出来事を掲載

*

砂川市・飲酒ひき逃げ死亡事件まとめ

      2016/06/07

この記事の所要時間: 5940

450cafcf-1024x576

Contents

酒を飲み、オラつくDQNが「公道レースで"勝負しろやオラア!"」何にもしてないのにいきなり殺される街!いったいなぜ・・・・・・。

そのオラついた男たちはヤニと酒の匂いをさせながら、市街中心部を推定時速150キロで走り、赤信号の交差点へと突入し、青信号で進むことが出来ることを法的に許されていた軽貨物車に激突させて家族4人を殺害した。ヤカラによる突然の凶行に思われた。しかし、暴走運転は日常的だったことが分かった。犯人は普段から飲酒運転をして警察を振り切っていたほか、住民の車を後ろからガンガンに煽りまくり、文句をつける住民に対しては「俺らのバックにヤクザがいるの知ってるの?てめー勝負しろやオラア」と脅迫もしていた。事件前に通報がなく、警察は知らなかったという。これが日本最悪の飲酒ひき逃げ事件、上砂川ワイルドスピードだ。彼らは何を盗っていたのか?新十津川のスーパーの金庫?軽油?「犯人は上砂川町民であり、砂川市民ではないので砂川と上砂川を混同されて迷惑だテメエの書き込みが気に食わない」という8930みたいな声もある。しかし、"事件後"に砂川市議、砂川署員による謎の飲酒運転も起きている。さらには道警の飲酒運転匿名通報メールフォーム(通称・チクリボックス)、砂川市による罰則のない不思議な条例、砂川市立○○○小学校の運動会の観覧席で父兄が酒を飲んで飲酒運転で帰宅・・・次々に飛び出る奇怪な施策や関連事件。波紋を呼ぶ砂川飲酒ひき逃げ事件が私たちに投げかけるものっていったい何?事件の経緯をまとめてみた。事件から間もなく1年だが、砂川市内での飲酒運転は後を絶たない様子だ。猛速度の逃走車両を警察が最後まで追いかけてくれるなんてのは、我々善良な市民の夢でしかないのだろうか。人は夢を裏切らないが、夢は必ず人を裏切る。実際は猛スピードで逃走する車両に対して、警察は二次被害防止のために深追いを絶対にしない。例え昼間であっても、丘珠から"ぎんれい"を飛ばすこともない。逃走車が子供を連れ去った誘拐犯でもない限りは。過去、全国の警察本部ではパトカーでの追跡で逃走車両の運転手の死亡事故を起こし、遺族から訴えられたことがある。このときから全国の警察では猛速逃走車両の深追いをやめた。犯人はその"現代警察の慣例"を悪知恵として知っていたのか。交通違反の摘発は現行犯が原則であることも犯人は知っていたのか。さあ?では「砂川飲酒ひき逃げ死亡事件(事故)」を紐解こう。2016年6月6日で事件から一年だが、記事は随時更新中。(記事のトップ画像-犯人のBMW X-5 引用元:ANN)

砂川飲酒事件の裁判は2016年秋以降との報道(2016年6月5日道新報道)

2016年6月5日付け道新朝刊にて、現在、検察側と弁護側が公判前整理手続きに向けて協議中であり、本件の裁判は2016年秋以降となるとみられると報道されていた。

事故概要・・砂川飲酒事件はいつどこで起きた?犯人の名前は?

2015年6月6日午後22時40分、北海道の道央に位置する砂川市で2台の暴走車両が同市西1北22の国道12号の赤信号の交差点にわざと進入し、青信号で進むことが出来ていた4ナンバーの軽貨物車に衝突した。軽貨物車には一家5人が乗っていたが、このうち、両親と、砂川高校に通う長男、長女の四名が死亡し、歌志内中学校に通う中学生の次女が一時重体となり、両足を切断、さらに脳に重い障害を負った。警察の調べでは、暴走車両に軽自動車が衝突された直後、長男は路上へ投げ出されたと見られ、投げ出された時点で長男は生きていたことが判明している。暴走をしていた二台の乗用車の運転手のうち、アメリカ製ピックアップトラック"シボレーC1500"を運転し、長男を1.5キロにわたって蛇行しながら引き摺って死なせ、逃げた道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、上砂川町の解体工・古味竜一容疑者(26歳)が翌日自ら砂川署に出頭し、三日後に逮捕された。また、同月12日には最初に衝突したBMW X-5を運転していた同町の自営の建設業・谷越隆司容疑者(27歳)が自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で逮捕された。

事故直前の両容疑者の行動について

0273_Hokkaido_Sunagawa_syoutotsujiko_201506_j_06-300x168

砂川警察署の備品の箱根駅伝の被り物を被った古味容疑者(当時)。(画像引用元:ANN)

その日、BMWの谷越とその"舎弟"であるシボレーの古味は、友人らとともに事故直前まで、"いつものように"砂川市内の「柳通り」にあるビルに入居する飲食店に、自家用車で乗り付けて飲酒をしていた。柳通りは活気が無く、タクシーが疎らに止まるだけだ。午後10時30分ごろ、谷越らは飲み直しのためか、魔法の白い粉の入った"〆のラーメン"でも食うためか、滝川市内の飲食店への移動を決め、それぞれの車に分乗して一同酔っ払い全員が砂川市街から滝川市を目指した。当然、この時点で谷越と古味の体内にはアルコールが入っていた。そして、国道12号を滝川方向に、さながら公道レースの様に競い合いながら時速120キロもの猛スピードで車重2トンのBMとシボレーの巨体が2台連なって北上した。古味には警察を"撒く"自信があったのだろうか。「谷っち、クラウンのパトカーなんま遅いっしょ。マジ余裕で振り切れるから。あーでも、レーパトがV36だったら、なんまヤベーからww」・・・古味はそう考えたのだろうか。事実、古味は過去、警察からすべて逃げ切ったと自称していると報道済みである。谷越と古味は3丁目、5丁目、10丁目と砂川を北上し滝川へ迫る。16丁目の砂川青果市場(株)を通過し、幽霊屋敷みたいな潰れたラーメン屋の跡地を通り越し、有名菓子メーカー「北菓楼本店」前を通過するころ、二台の速度は120キロから150キロに達していた。その150キロという速度は砂川青果市場(株)が自社敷地内に設置した防犯カメラの映像を解析したテレビ局が物理学的にはじき出した数字だった。そして、悲劇は北22丁目に差し掛かるころに起きた。30秒前から赤信号になっている「西1北22」交差点へ、谷越と古味の二台が"突入"したのだ。彼らを煽り、後押ししたのはアルコールなのか、将又同乗者か。チキンのレッテルを貼られまいと、谷越と古味は今回のレースでブレーキなど一切踏まなかった。現場にブレーキ痕は一切見当たらない。ブレーキを踏めば「チキン」であり、事故が起きていなければ、口の軽い同乗者も「あの時、(谷越、あるいは古味が)ブレーキ踏んでたわww」と周囲に口外しただろう。また「西1北22」の交差点の先、極東建設付近は「JR函館本線」の線路及び、北海灌漑溝をまたぐための橋があり、やや長い登り坂だったことも、2台が坂のこう配に抗おうと、さらに加速させた原因ではないか。そして、2台が赤でわざと突っ込んだ交差点では、左から青信号で軽貨物車が通常進行中であった。軽貨物車には、被害者となった永桶弘一さん一家5人が乗り、砂川市内にある妻の母親宅から歌志内の自宅へ帰るため道道を東進していた。まず、一家の軽に突っ込んだのは谷越のBMWだった。軽貨物車と激しく衝突したBMWは回転しながら道路中央の街路灯にさらに衝突。フロントが大きくひしゃげ、車体は進行方向とは逆方向に向けて停止した。一方、軽貨物車は交差点から50メートルほど衝撃で滝川方向へ横転しながら飛ばされた。事故直後、すぐさま救急車やパトカーが駆けつけたが、被害者を運ぶための救急車が足りず「救急車が足りねーぞ!」と砂川消防吏員の怒号が現場に響いたと報道された。滝川消防や、その新十津川支署の救急車が使われたのかは不明だが、病院に運ばれた被害者のうち、父親、その妻、長女が頭や胸を強く打ち死亡。また、次女が重体となった(その後、両足切断するなどしたが、意識を回復)。また、乗っていた16歳の高校生の長男が車外に放り出された。そして谷越の後ろを走っていた舎弟でシボレーの古味は、車外へ放り出された高校生を轢き、そのまま国道12号をやにわに左折し、パチンコ屋の裏の側道に逃げ込んだ。高校生の長男は古味のシボレーの車体下部にはさみこまれたまま、1.5キロにもわたって蛇行しながら引き摺られ死亡した。「週刊文春」の報道によれば、長男の遺体は、太ももや足先の肉がほとんど削げ落ち、骨が露出している惨い状態だったという。
WTu02i0-1024x576

古味の逃走経路はテレビ報道から引用した図のとおりである。事故現場を示す赤マークが古味と谷越が赤信号を無視して突っ込んだ「西1北22交差点」である。ここで谷越のBMW X-5が被害者の軽貨物車と最初に衝突。さらに後続の古味が、はずみで投げ出された高校生の長男を轢き、そのまま黄色の線のとおり、長男を車体下部に引きずりながら逃走、そして事故現場から1キロ半離れた24丁目付近(バツ印付近)でようやく振り落とした。事故当時、付近の住民が長男の声らしき絶叫を聞いているという。これを砂川警察署が「長男は投げ出された直後、生きていた」という根拠の裏付けにしたのかもしれない。

goitaihakkennbasyo

画像はグーグルマップから引用。中央の円形マークの付近が長男の御遺体発見場所。

ここは産業廃棄物の処理業者が所在し、その目の前はややきつい急カーブとなっている。猛速度で逃げる古味のシボレーが急カーブを曲がろうとして、その遠心力によって長男の御遺体は、ようやく離脱したのだろうか。交差点付近には血液や肉片、または車のパーツを引きずったのか"黒い痕"が蛇が這った様な状態でべったりとついていた。黒の中に、うっすらと赤色が滲んでいる。この凄惨な蛇行の痕は実に事故後数週間近くも路面に付着していた。
237ab4e9

ただ逃げるだけなら、この広い田舎の裏道を蛇行する必要はないのではないか。古味は長男を車体下部に挟みこんだことを明らかに認識しており、蛇行で振り落とそうとしたのではないか。裁判ではどんな言い訳をするか弁護士と打ち合わせ中だろうか。”車の部品だと思った”みたいに?事実、古味は逮捕直後の取り調べで「人だと思わなかった」と供述している。(画像典拠元:FNNニュース報道)

古味は直後にそのまま滝川市内まで逃走し、知り合いの家の裏にカバーをかけて半壊したシボレーを隠した。証拠隠滅である。実は古味、この直後に奇妙な行動に出ている。

事故から1時間後、古味が砂川市立病院に来て叫んだ!

12_201506291000536ab

なんと、古味容疑者は、事故から一時間後に谷越や永桶さん一家らが運ばれた砂川市立病院に友人の車で乗りつけた。そして異常に興奮しながら、消毒液臭い院内でこう叫んだ。「俺の兄弟が!!!」。あろうことか、自分の轢いた永桶さんの長男より谷越の身を案じているのだ。当然、病院関係者につまみ出されたが、いたはずであろう砂川警察署員は興奮状態のオトコの奇声には気が付かなかったようで、スルーしたようだ。さすが。そして古味は翌日、砂川警察署へ知人の車で出頭した。

谷越の車は炎上した

時系列をやや戻す。一方、谷越らと友人らの乗ったBMW X-5は事故直後に炎上して、パトカーや消防車が到着した直後には「ボン!」と大きな爆発を起こした。
988e4de7-1024x571

その様子は他の一般車両の乗員によって動画撮影されている。古味は谷越のBMW X-5の大破状態を横目にスルーして、さっさと現場から(長男を引きずった状態で)逃走し、滝川市へ向かったわけだ。谷越と同乗者の計3名は砂川市立病院に運ばれたが、大破したとはいえBMW X-5の基本的な乗員保護性能が高いためか、推定速度150キロで他車に衝突してもケガは軽く命に別状はなかった。逆に言えば、被害者の軽貨物車は谷越の2トンのBMW X-5のためのクッションにされてしまった形だ。そして、谷越は運ばれた病院で血液を採取されているが、砂川市立病院がそのサンプルを保管していたため、砂川警察署は砂川市立病院から任意提出を受けて証拠品として鑑定を進めたところ、基準値を超えるアルコールが検出された。一方で、翌日に出頭した古味は「ビールを一杯飲んだ」と供述するも、血液からは基準値を超えるアルコールは検出されなかった。(画像引用元 とくダネ!のニュース報道)

当初、古味は「人を轢いた認識は無い」「人だと思わなかった」と供述しており、ひき逃げ容疑を否認した。しかし、「RVの関係者の知人」によれば、「轢いたのはわかっていた」そうだ。誰が?という語が無いのが気になるが。裁判での伏線になりそうな気がする。両容疑者の車には、それぞれ同乗者がおり、谷越のBMWには二人の男性が乗っていた。同乗者の氏名については事故直後に報じられたが、事故の犯罪性が明らかになるにつれ、事故ではなく事件扱いとなり、谷越が逮捕されたと同時に同乗者の氏名が出されることはなくなった。一方、古味のピックアップにも同乗者が一人いたが、こちらの同乗者の氏名は一切報じられることは無かった。古味は信号無視し、任意保険未加入で普段から暴走(砂川市民の目撃証言アリ)し、事故後、飲酒を隠すために逃げて車を隠匿、翌日酒を抜いてから砂川署へ「自分が関わっているかもしれない」と言ってみずから出頭したのであった。

両容疑者の公道レースを記録した防犯カメラ映像と、一般ドライバーの証言。容疑者が出していた速度は130キロ~150キロと指摘するテレビ局の報道

事故直前には砂川青果市場の敷地内に取り付けられていた防犯カメラに、異常な速度で走る二台の車が録画されていたこともわかっているほか、直前に追い抜かれた一般車両のドライバーも「すごい速度で追い抜かれた」とインタビューに答えている。JNNが防犯ビデオの記録映像を専門機関に依頼して鑑定したところ、二人の車は時速130キロ程度と推測された。
6tChm6k-1024x576

画像典拠元:JNNのニュース報道

しかし、今日ドキッ!(HBC北海道放送)が独自に解析したところ"36メートルを0.86秒で通過"したので150キロは出ていたと指摘している。
PJ7U29y-910x1024

画像引用元:今日ドキッ!:HBC北海道放送のニュース報道

また、事故が起きた交差点の目の前にはガソリンスタンドがあるが、この店舗にもやはり防犯カメラが設置されており、事故の様子が記録されていた。砂川警察署はこのビデオの映像の任意提出を受けて捜査。その結果、軽貨物車側の信号は青だったことが判明している。なお、警察はガソリンスタンドの防犯ビデオの映像を公開していない。谷越は30秒前から赤になっている信号をわざと無視して交差点へ突入しているが、以下の様に供述している。

2015y06m14d_013006603
o0800043313336435181

画像引用元
ニュース報道 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2516942.html

「信号は青だった」

「100キロ以上出していない」

ぞっとした。「死人に口なし」とばかりに、永桶さんに冤罪ふっかけようと企んだ谷越であったが、第三者の防犯カメラ映像という動かぬ証拠により、谷越容疑者の計画は速攻で崩された。逆にビデオが無かったらどうなっていただろうか。砂川警察署は天国の被害者にも「漫然と運転していた」などと因縁つけて"被疑者死亡のまま書類送検"をかけたんだろうか。これでもまだドラレコをつけない人の気が知れない。

事故後、数日から数週間の警察署の様子

画像はTBSニュース報道より引用 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2516942.html

2015y06m14d_012938434この事件では、砂川警察署だけでは対応できないとして、事故当日の深夜のうちに道警本部から鑑識車両や覆面パトカーなどが多数現場に集まって本部総動員で採証を行っていたのが印象的だった。また、本件の捜査を担当したのは砂川署であるが、谷越のみは滝川署に勾留されていた。同乗者を監視するためか滝川市内の公立病院にはキザシがべったりと張り付く。事件から数日経って、滝川署の横を通るとマスコミが30人ほどいた。滝川署に勾留されている谷越の姿を狙おうと、キヤノンの白レンズが何本も狙っていたのだ。谷越が滝川署裏口から、制服と私服に連行され、人権配慮のためのカブリ物を被った状態で出てくると、デジタル一眼レフのフラッシュが閃光を放った。谷越を乗せた覆面パトカー仕様のミニバンは裏の駐車場から出ると、いずこかへ走り去り、何台ものマスコミの車両がそのあとを追って走り去る。上空には◎×ちゃんマークの付いたジェットヘリ「ドーファン」が、ターボファンとローターの不気味な唸り声を上げる。おそらくは、滝川警察署と砂川市の国道12号、そして長男の御遺体が遺棄された産廃業者前の急カーブの道路上上空を低く旋回していたのだろう。滝川スカイパークのグライダーは飛行訓練を自粛しており、低空飛行しても空中衝突の心配はなかった。その後もしばらくは滝川警察署には普段見たこともない本部所属のスカイラインV35やアリオンA20といった、よく働く捜査車両が連日のように出入りし、あわただしく捜査を行っている様子が傍からも分かった。道警本部は総動員で事件解決に当たっていたのだろう。一方、砂川警察署では古味竜一容疑者を事故現場に立ち会わせての実況見分を行った。テレビでは捜査車両の後部座席に座る古味が恨みがましく、周囲を睨みつける様子が捜査車両の濃いスモークフィルム越しにうっすら映っていた。

どうせ刑事に「アンタさあ、仏さんに手ぐらい合わせたらいいしょや。アンタそういう感情無いのかい」と言われて、初めて合掌したんだろう。その後の刑事からの取り調べもクッセー北海道弁連呼で恫喝されてるんだろうなあと光景が目に浮かび草。

被害者家族について

被害者一家の家長である歌志内市の永桶弘一さんは、同市内の朝日新聞販売店に勤めていた。永桶さんの仕事柄、なかなか家族そろって遠出で旅行などに行けないので、休日には一家団らんでバーベキューなどを楽しむ事が多かったといい、とても誠実で仲の良い家族として知られていたという。永桶さんの写真を見ると誠実そうな面構えをしており、人柄の良さが伺える。亡くなった長女は滝川駐屯地の陸自隊員と付き合っていたそうで、自身のツイッターで交際の様子を楽しそうに公開していた。ナンバー中隊の89式が犯人に向くことは?空砲のつもりが実弾が出た!みたいに。一方、中学生の次女は当初重体であったが、現在は回復し、砂川市以外でリハビリ中との報道がなされた。

砂川飲酒の犯人は何をしてカネを手に入れていた?親の教育とシツケは?警察はなにをしていた?実は二人の容疑者は"暴走"だけじゃない!金髪にして"バックにヤクザがいる"と吹聴し、周りを恫喝。恥ずかしい不良漫画を実践してた!

"アルマーニ谷越は飲酒運転常習" と "乱闘で警察沙汰の古味"・・・・・週刊文春が二人を丸裸にした

img_88813d0837f952c0c328d0bdb54e6d93386510

週刊文春6月25日号「飲酒ひき逃げ鬼畜の素性を暴く!」
画像引用元 週刊文春公式サイト

本事件の主犯は上砂川町在住の土木作業員・谷越隆司容疑者( 27 )と同町在住の解体工・古味竜一容疑者( 26 )の二名であるが、素性が週刊誌で「鬼畜の素性を暴く!」と題され詳しく報道されていたのでご紹介しよう。興味深いのは、週刊誌と地元の北海道新聞の報道では全く異なっていることだ。道新では、同容疑者がよく訪れていた滝川市内の飲食店の女性従業員の話として「(両容疑者は)初めて会う従業員にも気さくに話しかけたり、明るくて優しい人だったのに」と擁護調。半グレの特徴として、女にだけ優しかったかは定かではない。

典拠元 古味容疑者のRV、近所で有名 砂川死亡事故ひき逃げ容疑 06/10 07:30、06/10 11:21 更新
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0143768.html

一方で、週刊文春の報道によると、事故を起こした二人の容疑者は、日常的に飲酒運転を行っていたことも判明。文春は両容疑者の素性に深く迫っており、その報道では谷越・古味の2人は小学校からの幼馴染であることも報じられた。とくに古味は谷越を兄のように慕っていた(しかし、事故直後に救護のため立ち止まることなくすぐ逃走した)。

谷越(BMWの運転者)は"アルマーニ姿で飲酒運転常習"だったという(週刊文春報道による)

E58C97E6B5B7E98193E8A6AAE5AD90E6ADBBE4BAA1E4BA8BE69585E38080E8A19DE7AA81E8BB8AE381AEE794B7E980AEE68D95E38080E4BA8BE69585E381AE30E7A792E5898DE3818BE38289E8B5A4E4BFA1E58FB72

ヒゲ面の谷越は高級ブランドを好み、30万円の高級財布、有名ブランドのシャツで着飾っていた。「上砂川の土木の一人親方」の気になる年収は?納税額は?個人事業主の税金対策は?子供の養育費は?BMの借金は?警察との関係は?謎が謎を呼ぶが、そういった身の上も裁判で詳細が明らかになるのだろうか。画像典拠元:FNNのニュース報道

谷越は当初、建設作業員となっていたが、自営の土建業、いわゆる"一人親方"であった。建設業の職人には4つのランクがあるとされ、一番下から見習い・職人・一人親方・親方とレベルアップしていくようだ。谷越は従業員を雇わない個人事業主の一人親方として、砂川近辺の土建業者から土木工事を3次で請け負っていたようである。中抜きされまくり。逆か?これは北海道のみならず、全国的に同じシステムである。前述したとおり、自営の建設業であることから金回りがよかったとされ、アルマー二の服(Tシャツ)を着て、30万円の財布を所持しており、仲間には気前よく奢り、自分になつかせていた様子だ。ソメスサドルの財布にしろよ。そして動産は燃えて真っ黒になってしまった、あのBMW。谷越のフェイスブックを見ても、ワイルドスピードかぶれのような「仲間主義」を意識した写真があった。上砂川町ミニバレー大会では毎年、谷越は"活躍"していたという。高齢者の廃れた元炭鉱町「カナシベツ」ではイキのいい若者はある意味、年寄りたちから可愛がられていたのではないだろうか。可愛がってた奴に裏切られるってどうよ?とくに谷越は釧路で生まれ、幼いころに上砂川町へ移り住んだものとみられることが、容疑者自身がなぜか大公開しているフェイスブックの中の公開情報から読み取れる。また、彼の身内も何をアピールしたかったのか、自ら詳しい勤務先、出身高校などの個人情報をなぜか大公開していた。ともかく、彼らが自身で公開した庭先でのバーベキューの様子や、家の前の路上の写真から、グーグルストリートビューを使ったネット住民らが、詳細な住所まで暴露してしまってもいた。怖すぎだろ・・。同時に、彼らの親族や幼稚園児の子供までもが、ネットで広まってもう二度と削除できないほど拡散してしまっている。その責任は誰にあるのか筆者の余り知るところではないが。谷越本人のスマホは車と一緒に燃えてしまったのか、砂川警察署に押収されてしまったかのどちらかで、身内がフェイスブックの当該ページを消したくても消せないのではないだろうか。また、二人をめぐる同乗者も飲酒運転、妻をぶん殴って団地の踊り場をトマトジュース工場みたいにしてDV離婚などなど詳しく報道されている。

死亡した被害者と同じく、谷越隆二もまたかつて「砂川高校」に在学していたそうだ。谷越が自分でフェイスブックに書いていた。この表現だと卒業生なのか、退学(処分)なのかはわからないが、彼は自身で在校していたと書いている。いずれにせよやるせない。

シボレーの古味は車検受けず、自賠責保険未加入の無車検運行だった

174_4_20150614013903fcb

古味。毎晩9時ごろになると決まって外出し、深夜帰ってくるライフスタイル。髪を金髪にして夜中に騒ぐ。しかも、それだけではなく・・・。(画像典拠元:NHKニュースウォッチ9の報道)

古味の住むアパートは上砂川の朝駒に所在する。古味は毎晩9時になると自宅アパートから車で爆音を響かせて出かけた。古味の車は音が迷惑で大きいからすぐわかる・・とは近隣住民のセリフだ。まだ、マシだった。爆音を響かせるだけならば。法定速度で走る住民は、イライラした古味に後ろからシボレーで「オラア」と煽りかまされるのも日常茶飯事。古味は赤信号も普段から平気で無視をする。しかし、住民は誰も文句は言えなかった。それは、犯人のグループが「お前さあ、俺らのバックにヤクザいんの知ってて文句言ってんの?」と近隣住民を漫画みたいなセリフで脅迫していたからだ。報道のとおり。結果的に、砂川警察署には誰も通報する住民はおらず、「通報が無いので知らなかった」という砂川署の建前が通る形となった。結果として、地域全体で古味を野放しにしてしまったのだ。なお、行きつけのラーメン屋で何があったのか、年上の客と乱闘し鼻を骨折させ警察沙汰などなど(逮捕されたの?一発30万円で示談?)、粗暴な様子。ワンピースというか、ニッカポッカというか、金髪というか銀魂というか、空知の関わっちゃいけない系の人々。砂川警察署のショカツ系無線を常にオールでピーピー騒がせるアブナイ連中だ。好きなものは弱いものイジメ?週刊文春を読むとそう思わずにはいられない。

komikinpatu

女の気を引くためなら仮装も化粧もするのか、スナックで楽しそうに振る舞う金髪の古味。髪を金髪にしようが、車のナンバーを893にして周囲を威嚇しようが、子供に変な名前を付けようが、サシミ包丁引っ掴んでガラス越しに客を睨み付けても友達は増えないよ(笑)しかし、脅し文句の「俺らのバックにヤクザいんの知ってんの?」に見られる「バックにヤクザ」は事実だったのかが気になる。これも裁判で明らかにしてほしい。

また、古味が幼少のころに両親は離婚。その後父親が自殺し、祖父は飲酒運転で事故死、古味は祖母に育てられたという。

関係者によると、古味容疑者は幼少期、両親が離婚するなどして
祖母と生活。近所で同じクラスだった谷越容疑者の母を実母のように慕い、
2人は兄弟のようにいつも一緒に遊んでいたという。大人になってからは
別の友人らと砂川市内の繁華街に現れ、深夜まで酒を飲んでいる姿も
たびたび目撃されていた。

典拠元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150613-00000006-mai-soci

古味の親代わりとなったのが、谷越家だったというのだ。谷越と古味はこの頃からべったりだったという。古味は車を趣味としており、今回の事故前にも事故を起こしているとも。

20_20150629100307fa2

「基本的にスピード狂なので飛ばすのがメイン」の古味容疑者。法定速度で走る上砂川や砂川のマジメな住民は後ろから古味にオラオラ節で煽られるのが日常だったという。上砂川の最深部から、アメ車で住民を威嚇因縁つけながら砂川警察署前でブオーンバリバリと挑発しながらかっ飛ばしいざ行かん、谷越が自分のフェイスブックで紹介している柳通のスナック。何もない夜の空知。上砂川にはなおさらないのだろうか。夜中に行くところと言えば、近隣のパチンコ屋、飲み屋、安く大盛りのゲテ焼肉屋、そのあとは深夜営業のファミレスかカラオケだろうか。さらには、ムシャクシャしているときなどは、陸上競技場のコースや、滝川場外の滑走路に不法侵入してドラッグレースで勝負だろうか。あるいは金の無い日は、どっかの店舗の駐車場に自慢の愛車を並べて、BGMをズンドコかけながら、即席の酒場が開場だろうか。独立系スーパーの得体の知れない期限切れ食材で製造された260円の激安弁当や結着剤ローストビーフ(笑)を貪り、仲間と肩を並べ、ヤニを吸い、黄色い歯で笑い、歌う毎日だろうか。(画像引用元:とくダネ!の報道)

13_201506291000543b2

「これまで何度も飲酒運転で警察官に追いかけられてきたが全て逃げてきた」古味。(画像引用元:とくダネ!の報道)

そのように周囲に吹聴する古味容疑者のコメントをもテレビが紹介していた。ちなみに、テレビや新聞の報道記事はその後の裁判を有利に進めるために原告、被告、検察ともに利用する場合がある。例えば、「失火に重過失があるとして、保険金支払いを拒否した保険会社を契約者が訴えた民事の裁判」で、原告の契約者が当日の新聞記事を出して「自分に重過失はない。ほら、記事を見ろ。消防に調書を取り寄せろ。契約通り、早く火災保険金払えや!勝負しろやオラア!」というような反証をした裁判もある。その裁判では契約者がてんぷら料理中に、その場所を離れたか否かの重過失が争点になったのだ。なお、失火での保険金支払いに警察や消防の調査結果は直接関係が無く、保険会社の依頼した調査会社の調査結果をもとにして支払いが決定されているのが実情だ。それにしても同乗者のみならず、砂川警察署交通課員も証人として出廷するのだろうか。なれば、事実を証言しなければならないのだろう。「知りません」と証言するのだろうか。さあ?また、古味は無車検だった。つまり、自賠責保険に加入しておらず、今回自賠責からの通常の保険金は被害者に出ない。古味が現場から逃走したそもそもの理由というのが、この「車検切れ・自賠責未加入」であることもわかっている。

現場から逃走した理由について、古味容疑者は「事故の前に、飲食店で、ビールジョッキ1杯を 飲んだ。車検が切れていたので、事故現場から立ち去った」と供述しているという。

引用元 FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00294404.html

自賠責は、加害者が無車検で自賠責未加入の場合であっても、国土交通省(国)が加害者に代わって被害者の補償のために金員(きんいん)を出してくれるという被害者救済制度がある事を忘れてはならない。そして、国土交通省(国)があとから、加害者に対して求償を行うのである。その根拠が以下である。

加害者が自賠責保険(共済)に加入しておらず、国土交通省が損害賠償責任者(加害者や自動車の所有者など)に代わって被害者に損害のてん補を行った場合、国土交通省は、被害者が本来の損害賠償責任者に対して有する損害賠償請求権を代位取得し、損害賠償責任者に対して求償を行います。 また、被害者が国民健康保険や労働者災害補償保険などの各種社会保険を利用した場合には、国土交通省以外の政府機関からもその損害賠償額を求償されることになります。 損害賠償責任者が弁済しない場合には、国が損害賠償責任者を相手に、損害賠償請求訴訟を裁判所に提訴することになります。 その後、裁判所の判決に従い、損害賠償責任者が所持している自動車、土地や建物、給与等について差し押さえを実施し、裁判時に回収を行うことになります。

典拠元 国土交通省公式サイト
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/punish.html#kyuusyou

つまり、古味に代わって国が被害者とその遺族に損害賠償を支払った分を国が古味に求償(請求)する。当然、古味にはそんな現金が無いから、国は古味の家財などを差し押さえるべく、古味を告訴する。無論、古味は上砂川の町営住宅住まいで、財産なんかないだろう。今回の事故は会社の業務中でもなく、古味のプライベートな事故であるから、会社に請求などもできない。古味は成年であることから、親が責任を負うこともない。税金で補てんされることになるわけだ。無車検運行で事故を起こすと、その代償はこうなるというわけ。なお、事故を起こさずとも無車検運行自体が不法行為であり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金となる。というか、自賠責に入ったとしても、飲酒運転で保険金は出るのか?これについては、被害者救済の観点から、被害者に対しては出ることが通例であるという。ただし、当然飲酒運転の運転者自身には、出ないし、けがをしようが死亡しようが保険金は一切出ない。任意保険も同様。しかし、裁判で「何故現場から逃げたのですか?」と判事に聞かれて「人を轢いたので」ではなく、「無車検のため」と答える伏線になるやもしれない。それをやると、怖い検事からツッコミが入るのだろうか。

単なる「飲酒の末の悲惨な事故」という結末で終われない、これだけの事情

上述のとおり、彼らの普段からの言動やライフスタイルがテレビや週刊誌の報道で明らかになると同時に、容疑者の住む上砂川町民や、容疑者らがいつも飲酒運転していた砂川市の住民の声も漏れ聞こえてきている。まあ、裁判ではさらに明らかになるだろう。一方、ネット住民からは砂川周辺地域住民、それに地元警察は普段何をしていたのかという率直な疑問が投稿されている点も目に付いた。とくダネの報道では犯人がふだんから暴走して「警察から逃げきった」と周囲に自慢していたという。また、6月25日に放映されたNHKクローズアップ現代でも、本事件の細部が取り上げられており「地元警察(砂川警察署)へは事前に容疑者に関する通報が一件もなかった」と同番組は言い切ってもいた。住民が「このままでは重大な事故が起きかねないと思っていた」とも語った同番組では、以下のような内容が放映された。

「容疑者の危険な運転はこの日だけではありませんでした」

「複数の人が暴走する様子を覚えていました」

「対向車線をはみ出して赤信号を無視した異常な運転」

「砂川警察署は容疑者の危険運転を把握していませんでした」

「事故前に(砂川警察署への)通報は一件もありませんでした」

「通報したところで現行犯じゃないから、どうにもならないかな、みたいな(住民の声)」

「このままでは重大な事故が起きかねないと思っていた」という住民もいたのに、なぜ砂川警察署に通報は一件もなかったのか。それは、上述した「お前さあ、俺らのバックにヤクザいんの知ってて文句言ってんの?」と近隣住民を漫画みたいなセリフの脅迫もさることながら、「通報したところで現行犯じゃないから、どうにもならないかな、みたいな」という別の住民の声に濃縮されている。いわゆる「ウチらその現場見てないもん」ってやつなのだろうか。また、この事故の報道では容疑者の異常な運転にスポットを当てながらも、美唄市から砂川市を突き抜けて滝川市に到達する「日本一長い直線道路」が強調されていた。まるで「日本一長い直線道路」だったから事故が起きたような論調もあった。しかし、「日本一長い直線道路」が飲酒運転を起こさせたわけではない。入り組んだ狭い道路のはずの東京のど真ん中でも、半グレのアウディがパトカーにオッカケ回されて大事故を起こしている。

6月30日、古味が砂川署に自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の疑いで再逮捕される


調べ官の作文か、国選弁護人のアドバイスかはわからないが、古味容疑者はこの容疑に対して「弁解の余地はありません」と答えている。が、いわゆる「すべてが本心だと思わないでください」ってやつなのだろうか。酒を抜くために翌日出頭し、蛇行して振り落とそうとしたくせに、「人だと思わなかった」と平然と言い、再逮捕で「弁解の余地はない」との心変わりは何を悟ったのか。もはや同容疑では逃げられないから、さっさと認めたほうがいいと踏んだのか。彼の"本心"やいかに。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0151511.html

古味の日常的な交通違反に新たな証言

本日7月6日で事故から一カ月が経つ。その節目ということもあってか、久しぶりに6時13分からのSTVの道内ニュースで本事件が取り上げられ、現場から中継も行われていた。また、容疑者二人の同乗者についてもSTVでは取材を試みており、その録画Vが放映されたが、同乗者は自宅アパートのドアを開けることなく、応答もせず取材を一切拒否していた。ほかに、これは前述したNHKのクローズアップ現代でも似たインタビューがあったが、今回も事件前に古味の暴走運転を目撃していた住民のインタビューがあった。古味の暴走を見たという女性は「後ろが無い車が、こちらが青なのに赤信号を無視して飛び出してきた。事件のニュースを見て"あーあの車だね"・・・」などと言っていた。後ろが無い車・・とは、つまり古味のピックアップトラックである。古味はピックアップの荷台を下して、完全なるストリート・ドラッグ・レース仕様に以前からしていた。それを何人もの住民に目撃されていた。

砂川市議会議員が飲酒運転で逮捕・・車をぶつけたまま放置して徒歩で家に帰り、朝まで寝てた!

bdfc3acaabd15265b935068f21b16a06
(画像引用元:NHK)
7月22日、砂川市議が酒を飲んで車を運転し事故を起こして逃げ、逮捕された。逮捕されたのはアフラックの保険代理業で共産党所属の砂川市議・星洋一容疑者。警察の調べによると、同容疑者は自宅で酒を飲んで、「酒を買うために」近所のコンビニに車で出かけ、200メートル先の国道12号脇の電柱に衝突。その後、同容疑者は車をその場に置いたまま、自宅に戻った。翌朝、同容疑者の自宅へ、星市議の知人の議員と砂川署員が訪ねた。何度呼んでも出てこないので、署員らは大声を出して入ったところ、星容疑者はぐうぐうと鼾をかいて寝ており、「居間のテーブルの上にですね、ビールの空き缶10本くらいあったのを覚えています」と星市議の知人である土田・砂川市議がインタビューに答えている。(画像引用元:ANN)
d0164331_14185690

砂川署員は「ちょっと起きて。アンタ車運転しなかったかい。酒臭いよオタクさん、ビール飲んだのかい。何本飲んだの。飲んで運転したしょ、ダンナさんの車ぶつかってるしょや」と言ったかどうかは知らない。皮肉なことに容疑者が目指した24時間営業の某コンビニの横には交番(現・連絡所)があり、近年の砂川分駐廃止と相まって、そこに事故後からほぼ毎晩、交機あるいは砂川署交通1課のレーパトが潜んで赤ブッチ狩りをしているのだ。と、見せかけて裏道に時たまいて、速度狂が捕まっているのが笑える。議員の逮捕後、すぐに自宅から保険会社の看板は降ろされた。"借り物の看板"に自分自身で泥を塗ったのだ。

7月23日 砂川市は飲酒運転を注意したら報復を受ける街!?

北海道新聞二以下の様な記事が載っていた。

「菊池署長は「署が対応するので、飲酒運転を注意したら報復を受けそうなどと心配しないでほしい」と協力を約束。

引用元:北海道新聞
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0159831.html

飲酒運転を注意したら報復を受けるかもしれないという認識が砂川警察署にあるということか・・。実際、2ちゃんのスレではこの記事に対して「警察がそんな発言をする自体、ヤバい地域ということが、よくわかったw」とか「北海道は報復されるのか。怖すぎだろ…」などという驚きに似たコメントが多数あった。実際、古味と谷越は「俺らのバックにヤクザ(略)」などと住民を脅迫している。

週刊文春8月13日/20日号にて砂川飲酒殺人事件が

道内のテレビや新聞は、今後は節目にちょこちょこやるくらいであろうが、週刊誌、とくに文春は頑張っているようである。週刊文春の8月13日/20日号にて本事件を取り上げている。同乗者についても砂川警察署は飲酒運転ほう助の疑いで捜査中であるが、同記事によると、なんとこの同乗者のうちの一人は、任意の事情聴取のため砂川警察署へ向かう途中、交通違反で捕まってそれを含めたうえで、本事故(事件と言っても差支えないだろう)を笑い話にして周囲に吹聴していると報じていた。

8月15日 HTBで本事件を取材した『"狂走"の果てに』が放映される

HTBの『"狂走"の果てに』では、STVでは出来なかった「同乗者への接触」の成功を前宣伝でウリとしていたが、その同乗者らの言動たるや酷いものだ。先日の週刊誌での報道にあった同乗者らの事故後の言動も説得力を増した。なお、古味の同乗者は谷越やその同乗者の場合と違って、古味と共にその場から即逃走し、翌日出頭したものの、この時点ではあくまで重要参考人であったのでマスコミは事故直後から氏名を伏せたままだ。そして今に至るまで、古味の同乗者は氏名が全く非公開である。同乗者本人にしてみれば、これぞまさに逃げ得。

8月19日 古味、谷越の両名が道路交通法違反で追起訴

谷越が酒気帯びでの追起訴。古味がひき逃げでの追起訴となっている。

8月27日 道警が飲酒チクリボックス開設

道警が飲酒運転の情報提供を呼びかけるメールフォームを開設した。このチクリボックスには、古味っぽい人たちの情報を匿名のメールにて送ることができる。

9月9日 元野球選手の磯村秀人容疑者が飲酒運転で逮捕

砂川市内で飲酒のうえで車を運転をして、道路脇の電柱に衝突する自損事故を起こし、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで元日本代表野球選手・磯村が砂川警察署に逮捕された。これで例の事故含め、砂川市内の飲酒運転による逮捕者は4人目である。ただ、今回の逮捕者は札幌市民であるにもかかわらず、ネット上には「懲りない市民」という単発レスがあった。

9月18 日 星・元市議を事故後に通報のうえで警察臨場まで「監視」していた高校生に砂川警察署が感謝状贈呈

プレス空知によれば、飲酒運転の元市議は近所の高校生に通報された上に、砂川署員の臨場まで逃げないように監視されていたという。高校生は「深夜、ゲームをしていたら外で大きな音がしたので見に行ったら車が街路樹にぶつかっていた」「運転手は酒臭かった。自分も部活の後輩を失ったので飲酒運転は許せない」と語る。後輩とは先のひき逃げ事件での被害者の高校生の事だろうか。砂川署は9月、この高校生の一連の行為に対して感謝状を贈呈した。前述したとおり、実際にはこの市議、車を置いて現場を立ち去って自宅へ逃げ帰り、朝7時に警察と知人の議員が来るまで騒ぎをよそに高鼾をかいて寝ていたと報じられている。

10月9日 (谷越の)同乗者らが書類送検さる

谷越と古味の両車両に同乗していた人物らについて警察は事情を聴くなどしていたが、10月になり、谷越の同乗者らがついに道交法違反(飲酒運転同乗)の疑いで書類送検された。今回、逮捕ではなく書類送検のため、マスコミによる実名報道は無し。ただし、事故の一報で谷越の同乗者については、すでに氏名は報道済みで広くネット上に氏名が出ている。一方、今回の事故で古味が滝川市内に逃走し、市内の友人宅へ車を隠したことも明らかになっているが、この隠匿に関わった者も証拠隠滅の容疑で書類送検されている。なお、この同乗者たちであるが、「赤だった」とか「自分だったら止まった」などという脱力するような発言で古味らを裏切っており、興味深い。イメージ的には、半グレの世界って「裏切り行為は所属する集団に対する重大な背信行為」であり、後で集団リンチ対象になりそうにも思えるが、さすがの同乗者もわが身可愛さだったのか、古味らを即座に警察に売り渡しているところに筆者だけじゃなく、筆者の周りも笑っていた。

11月9日 砂川警察署員が飲酒運転!砂川市は事実上、再生不能に!

ネットでは以前から「次は砂川の警察官?いつやるの?今でしょ」と揶揄されていたが、ついに砂川警察署員が飲酒運転をしていたことが発覚した。この事件の報道たるや、道内ニュースでは当然トップ扱い。NHK札幌放送局の女子アナですら、女が相手を威嚇するときに使う特有のセリフ「・・・ハア?(イラッ」を言うときみたいな「強い嫌悪感をあらわすときの怖い口調」で伝えていた。「・・・ハア?(イラッ」女こえぇ。ぶるぶるっ。当初の道新の記事によると、巡査部長は「留置管理部門」勤務という報道であった。つまり、巡査部長は砂川署に留置された古味の世話を6月にしていた可能性すらある。報道によれば、巡査部長は10月の末ごろ、砂川警察署の同僚と共に居酒屋で飲んだ後、警察官舎に移り、さらに同僚とともに8時間以上酒盛りし、翌日マイカーで砂川警察署へ出勤したそうだ。同僚らは巡査部長が翌日勤務だと知っていて、止めなかったそうだ。


11日付けの北海道新聞朝刊を読むと巡査部長の肩書が「留置管理部門」から今度は「留置管理係兼地域係」に微妙に変わっていた。地域係は交番勤務やパトカーで警邏をする制服警察官、"街のお巡りさん"そのものだ。当該サージェントは砂川署内に留置された古味の世話を6月にする一方で、ポリスカーで砂川市内を警らするパトロール・オフィサーとしてデューティしていたのだ。英語って。そんな砂川の秩序を守るはずの第一線の警察官が飲酒運転をしたのだ。同僚の指摘が無ければ、この巡査部長は「酒が残っているのはわかっていたが、基準値以下だと思った」として当日は酒が残った状態でパトカーを運転しようとしていたそうだ。飲酒運転で砂川市内をパトカー運転・・・。砂川警察署を見ると、6月によく見た札幌の各テレビ局の中継車が3台ご臨場。あっ!滝川市江部乙小学校の女児を同級生がイジメで追い込みかけて殺して、滝川市教委が遺書を「手紙」と言い放った事件のときにいたのもいる。懐かしい。一台は向かいの寺院の駐車場にいた。許可を得ての事だろう。中継車は左右からアウトリガを張りだし、20メートルはあるアンテナポールを垂直に伸ばし、中継準備はバンタンだ。またここから始まるのだ。しかし、まさか谷越と古味を逮捕した砂川警察署の、その署員が起こした飲酒運転事件の取材のために、再度砂川に集まるとは彼らも思わなかっただろうな。なお、「砂川市はトドメを刺された」との悲痛な言葉は、11月10日付の北海道新聞に掲載された飲酒運転防止の啓発活動に力を入れてきた砂川社交飲食協会会長(65)の言葉であることを典拠として明示する。刺したのは、取り締まる側の砂川警察署だった。

11月18日 谷越側RV(ビーエム)の同乗の男ら不起訴。理由不明

札幌地検は18日、谷越隆司被告(27)=自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪などで起訴=の飲酒を知りながら同被告の車に同乗したとして書類送検されていた2人を不起訴にしたと発表した。処分内容や理由は明らかにしていない。 さらに、証拠隠滅容疑で書類送検された別の2人も17日付で不起訴とした。

典拠元:http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015111800737

12月7日 飲酒運転撲滅条例、砂川市議会で可決、即日施行

本条例は、砂川市民が飲酒運転撲滅をめざすことを目的としている。この条例により今後、砂川市民には飲酒運転やその疑いのある運転者を見つけた場合、すみやかに警察に通報することなどが求められるという。また、砂川市の努力義務として飲酒運転撲滅のための効果的な施策の実施などを進めることも明記されている。さらに、事故のあった6月6日を「飲酒運転撲滅の日」と定めた。ただ、この条例に罰則規定はない。

12月23日 STVどさんこワイドで飲酒運転の「同乗罪」について特集

今回の特集では主犯の古味や谷越ではなく、同乗者のほうにフラッシュが当てられていたのが新鮮だった。それもそのはず、飲酒運転の「同乗罪」の特集なのだ。すっかり雪で白くなってはいたが、現場からの中継もあり、6月の凄惨な記憶がよみがえる。谷越らがよく飲んでいたという居酒屋のある砂川市の飲み屋街「柳通り」は例の事件以降、閑古鳥状態だという。また番組では、ハンドルキーパー運動、あるいは「ヨメサン」という無料運転手の活動にも言及。さらに、今回もまたSTVでは不起訴になった同乗者に対する取材を試みていたが、砂川市内に住んでいた同乗者の一人は引っ越して行方をくらまし、アパートはもぬけの殻だったものの、上砂川在住の同乗者には接触が出来た。同乗者にはモザイクがかかっており、何が何だかわからないが、背が高くチンピラの様に肩をいからせた同乗者がタヌキのチョッキのようなものを着て、上砂川町指定のゴミ袋でごみを出すところを記者が突撃取材。しかし、同乗者は記者の問いかけに「テメエ」や「オラオラ」といった例の威嚇因縁は一切なく、何も答えぬまま自宅へとチンピラ歩きで悠々と帰ってゆく。農家の野菜を食べていつも「あまーい!」とか「味がこーい!」しかレポートしない福永じゃあるまいし、このパターン飽きませんかねえ、テレビの前の奥さん。何かひと手間加えたい。そんなとき、星澤幸子先生のお料理コーナーです。その後、「仲間ならとめるべきではないでしょうかねぇ・・・」とスタジオの男性キャスターが冷ややかに結んでいた。

2016年2月2日

2日未明、北海道新聞の配達員の24歳の男が酒気帯び運転の疑いで砂川警察署に逮捕される。なお、こちらも同乗者がいたという。市議、警察官、道新配達員・・・・・。ただ、さすがに飽きられてきたのか、警察官や市議よりもインパクトに欠けるためか、あまり報道されず、話題になっていなかった印象を受ける。逆に言えば、もう完全に世間の受け取り方が「だって砂川でしょ?警察も飲酒運転やってたんだよね」になってしまったか。誰のせい?少なくとも筆者のせいではないな。

2016年3月15日

3月、砂川市役所によって柳通りに防犯カメラが3台設置された。言うまでもなく、古味と谷越らが毎晩飲んだくれていた飲み屋街である。

愛媛大の小佐井良太准教授は、この事故を「状況や環境が生んだ」という。だれも止めない、警察も知らない、道路に監視カメラもない、通報もしない―課題が凝縮しているという。

典拠元
http://www.j-cast.com/tv/2015/06/27238800.html

去年、報道が指摘した通り、ロクな監視カメラの無さも事件に拍車をかけた一員なのだろうか。とはいえ、今回暴走を写していた防犯カメラは2台あり、一つは青果会社のカメラ。もう一つは交差点に所在するガソリンスタンドの防犯カメラだ。そして、今回新たに行政としてカメラを取り付けるという手段に踏み切ったようだ。

事故を起こした2人は夜ごと砂川市の繁華街に乗り付け、飲酒して暴走を繰り返していた。飲食店も周囲もみな知っていたが、だれも止める者はいなかった。飲食店組合会長の前田秀紀さんはかつてハシ袋に「ダメ!飲酒運転」と書いて加盟50店に配ったことがある。ところが、客から苦情が出てやめになった。

典拠元
http://www.j-cast.com/tv/2015/06/27238800.html

防犯カメラに監視されることが嫌だと言って騒ぎ出す特定集団がどこの地域にも一定数いるが、ハシ袋には苦情が出て、このカメラの設置は苦情が出ないのだろうか?出ないとすれば、今回の事故が原因なのだろうか。ともかく、今後の報道に注目したい。

2016年4月8日「春の全国交通安全運動」における砂川市内での検問の実施について

今年の「春の全国交通安全運動」は4月7日からはじまっており、交通機動隊のレガシィ交通覆面が砂川市のみならず、道内の表や裏道のいたるところにたくさん走っており、速度狂の方々は戦々恐々としていることだろう。そしてなんと、8日の夜、砂川警察署主催の飲酒検問が市内で盛大に執り行われた。砂川市内での飲酒検問はおそらく去年の6月以来だろうから2度目だ。なお、今回の砂川の飲酒検問において飲酒運転の逮捕者は出なかったが、その他の違反で数名の検挙者が出た。また他の地域で行われた検問では飲酒運転が見つかっており、5人が酒気帯び運転の疑いで検挙されこのうち2人は逮捕されたという報道だ。

典拠元 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160409/4319561.html

 

2016年5月31日 今度は砂川市の公立小学校の運動会にて父兄が飲酒、車を運転して帰宅・・?まだ飲んでんの?まだ「砂川と上砂川をいっしょにするなテメエオラァ」とか「ヤラセだ!」ってアクロバティック擁護?

5月30、31日、6月1日にフジテレビやUHBが放映した、「砂川市の小学校で行われた運動会での保護者飲酒運転」が話題になっている。番組ナレーションによれば「砂川市の小学校の運動会観覧席で飲酒が許可されていると聞き、取材班は許可を得て取材」したとのこと。番組では、砂川市内の小学校で5月28日に行われた運動会にて、観覧席の父兄らが数時間にわたって飲酒して、その後車を運転して帰宅するという内容が放映された。飲酒していたとされる男性がハッチバック車を運転する様子に続いて、サンワドーの看板を背景に「飲酒運転の車を見つけました。見失ってしまったのでナンバーだけ・・」と記者が警察に110番通報している場面が放映される。警察への通報から2時間後、番組取材班は警察とは別にみずから砂川市内を車両検索して派手な色のハッチバックを追い、多忙過ぎる砂川警察署のためか、協力を敢行。その結果、"小学校近くの住宅街"で当該車両を発見した記者らは取材を敢行。飲酒運転の当事者であるダンナは不在とのことで、対応は妻が。妻から連絡先を聞き出した番組スタッフはダンナに電話で"事情聴取"。記者に砂川市で去年起きたDQN公道レースを持ち出されたうえで、警察への出頭を提案されるも、当人は拒否。直後に、砂川警察署交通課のレーダー付きセドリック・パトカーが当人宅へ臨場する場面が映り、「警察では任意で男性から事情を聴くなど現在捜査中」とのナレーション、そして男性が観覧席で美味しそうにビールを飲み干す場面を背景に「気軽な一本が悲劇を云々。忘れてはいけません」というセリフで番組は締(し)められた。これにより、またも砂川市の名が悪い意味で全国に轟く形となったようである。6月6日で例の事件から1年であるが、砂川市役所では、同日に「飲酒運転撲滅集会(午前10時半、砂川・ゆう)」および 「砂川市民を交通事故から守る一斉旗の波運動(午前11時半、砂川・国道12号線)」を開催する予定であると、プレス空知に掲載されていた。あの事故だけならば、まだ悲劇を乗り越えた街として再生できたのはないだろうか。議員や警察官の飲酒運転が無ければ。マスコミに今後も付け狙われ、何をするにしても揚げ足をとられ、飲酒運転と絡められる砂川市。「あの悲劇的な事件があった北海道の街で、また・・」というセリフをこの一年で何度聞いたか。もはや砂川の枕詞になってしまった。スタジオの女キャスターのあの「・・ハア?」と同じ、語尾を吊り上げるイントネのセリフがまた聞けるのか。この1年で砂川市内でもドラレコはさらに普及し、オラついたDQNもこれからは生き難い時代となるであろうが、砂川市民があの事件以降も普通に飲酒運転をしていることには、ただただ唖然・・・。

典拠元 フジテレビFNN公式サイト(番組の動画が閲覧できます)

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00326297.html

砂川飲酒ひき逃げ事件の裁判は2016年秋以降か・・争点は「危険運転致死傷の共謀」

i320
(画像は小樽飲酒ひき逃げ事件の海津被告 ※男性である)

北海道新聞2016年6月5日朝刊で、砂川事故が一面トップおよび第二社会面にて報じられていた。被害者遺族の言葉として、「同乗者が不起訴になって普通に生活していることが悔しくてしょうがない。一家は加害者全員に殺された」という主旨の痛烈なコメントが掲載されており、心が痛む。また、記事では裁判は秋以降と書かれていたほか、現在は検察側と弁護側が公判前整理手続きに向けて打ち合わせなどの協議段階であり、共謀の立証が焦点になるとも書かれていた。さて、2014年に小樽市で起きた飲酒運転によるひき逃げ事件では、犯人の海津被告が事故前、12時間にわたって事故現場近くの海岸で飲酒をしていたことが判明している。女性を轢いた後に平然とタバコを買いに行くなど、人の命よりタバコ。この事件では岩見沢市の生鮮に勤務する女性など4人がひき逃げされ、このうち3人が死亡した。当初、検察は海津被告を軽い罪名で起訴しようとしたのだが、遺族はそれが許せないとして重い罪名で起訴せよ!と七万人の署名を集めた。検察は再捜査をした結果、被告は酒に酔って正常な運転が困難な状態だったと判断し、結果的に検察はより重い罪名に変更して起訴し、裁判所はそれに従って被告に懲役22年というマンガク判決を出した。判決の瞬間、傍聴席では「うおー!」という歓声が響いたという。なお、被告の海津は判決を不服として即日控訴をしたが、2015年12月に札幌高裁に棄却されている。海津は事故直前、裁判所に自己破産を申請し受理されており、借金がチャラとなっている。民事の損賠で取ろうと思っても何も持っていないという。あの車誰の?

ifWir5ADTck

これも記憶に新しい、2014年の川口市職員(市民税課)の松村大貴容疑者による1.3キロ引きずりひき逃げ死亡事件。容疑者は銃のハンドサインで仲間内で同調してるのだろうか。ストギャンはハンドサインを、敵対グループを挑発したり、あるいは仲間内で尊敬や連帯をあらわすために使うこともあるという。なんでストギャンが市役所に勤めてるんだよ・・・何だこの髪。父親が居酒屋「 サントネージュ 」を経営しており、松村大貴容疑者は事故前にここで飲酒し、車(日産シーマ)で被害者をひきずり、逃げ、父親と一緒に証拠隠滅し、6時間後に自首。父親の店にも警察のガサが入った。コネクズ公務員松村大貴容疑者は、あえなく市を懲戒免職となり、検察の求刑は懲役15年で、判事が出した判決は10年。古味も大体、10年くらい・・?画像引用元FNNの報道。

160324_tokyo1

こちらは2016年3月に発生した世田谷区用賀1丁目の国道246号線での飲酒あて逃げ事件の主犯である川崎市梶ケ谷に住む職業不詳・緒環健蔵容疑者(20)。同容疑者はアウディを運転中、パトカーに尾灯切れで停車命令を受けた直後に150キロで交差点を赤無視で突入し、青で進行するタクシーに衝突し運転手を殺害した。警察24時ならここで「パトカーは二次被害防止のためここで追跡を中止。現在、警察ではナンバーから当該車両を捜査中である・・」とのナレが入るだろう。

とかく、この国では裁判までが長い。社会を震撼させた重大な事件なら、なおさらだ。現段階では有志が署名するにも動きようがないと言ったところだろう。しかしながら、小樽事件・小樽判決が今後、砂川飲酒ひき逃げ事件を裁く上での重要な指針となるやもしれないことは言うまでもない。さて、谷越と古味の懲役の予想であるが、刑法学者の板倉宏氏によれば、谷越は逮捕容疑の危険運転致死傷で懲役18年になるそうだ。また、長男をひき逃げした古味は、懲役10年ほどになるという。ただし、古味については飲酒運転発覚を恐れて血液中の濃度などを下げる目的で現場を離れることを処罰する、『発覚免脱罪』が立証された場合は、さらに3年ほど上乗せされることになるそうだ。二人が信号は赤だったとか青だったとか、主張を変えるのも裁判官にとってはとても心証が悪くなるとのことだ。

参考元:http://www.news-postseven.com/archives/20150618_330406.html

たとえ罪を素直に認めて反省しているふりをしても、刑期が5,6年で済むことはないし、その先に待っているのは懲役という名の個性を埋没させた長い長いつまらない単純労働の毎日だ。そう、自称"アットホームな職場です!"とそっくりなとこ。国営ブラック企業で日給100円くらいで働くのだ。「アイツ、北海道の例の飲酒の・・」「エッ!あの砂川飲酒の轢き摺りの奴か。よっしゃ」と、子持ちの同囚に妙な正義心と暇つぶしでイジメられ・・・。しかし、彼らの入るのはおそらく交通事犯を専門に受け入れる市原刑務所か加古川刑務所と言われており、どちらも「開放的処遇」として運営され、とっても緩やかな刑務所として知られているので、上記の刑務所に入るのであれば、「勝負しろやオラア!」というような薄気味悪いイジメはともかく、凶悪犯でありながらも比較的穏やかに受刑者生活を送れるそうだ皆の衆。いずれにせよ、小樽同様、砂川飲酒ひき逃げ事件はかなり注目を集める裁判となることは絶対に間違いない。むしろ、世間様の海津叩き熱のさめた今、へたをすれば小樽以上の注目を集める可能性もある。2006年に起きた「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」でも追突された被害者の家族のうち3人が死亡し、危険運転致死傷罪と道路交通法違反を併合した懲役20年の刑が犯人の元市職員の男に下っている。なお、「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の裁判では被告人の車に同乗していた同乗者も証人として出廷させられている。砂川飲酒ひき逃げ事件での谷越、古味の各同乗者も証人として出廷させられる公算が高い。拒否した場合は裁判所から勾引状が発布され、特殊警棒を持った検察事務官または警察官に引っ立てられて、裁判所まで強制連行される「勾引」もあるようだ。まさか谷越らに毎晩飲ませていた砂川の飲食店(まさか、滝川の焼き・・・・?)も証人出廷だろうか。昨今話題になった野々村元県議も自身が被告の裁判への出廷を雲隠れする恐れがあるとして、検察事務官に「勾引」をされ、強制的にジャッジのその日までブタ箱に勾留され、裁判所まで引っ立てられている。

裁判所から証人として呼ばれながら(召喚),正当な理由がなく出頭しない場合には,勾引といって強制的に裁判所に出頭させるための手続が採られることもあります。

典拠元 裁判所公式サイト
http://www.courts.go.jp/saiban/qa_keizi/qa_keizi_24/index.html

ただ、谷越はともかく、翌日出頭した古味の血液からはアルコールが検出されなかったという事実は、裁判にどう影響を与えるだろうか。どんなトンデモ判決、いや小樽同様に検察がどんなトンデモな起訴状を出すかわかったもんじゃない。今後の裁判には注目していきたい。事前に公判の日程が分かれば、裁判傍聴へ出向きたいものだが。

トドメを刺された砂川市がこの先生きのこるには

谷越と古味らに被害者が殺された事故現場の交差点。12月を迎え、事故から6カ月経った当時、現場近くのガードレールには花が手向け(たむけ)られていていた。そして11カ月が経った2016年5月現在も欠かすことなく花が手向け(たむけ)られている。何処のテレビ局かはわからないが、中継後にスタッフ全員がしゃがみ込んで手を合わせていた姿も忘れられない。この交差点はちょうど「こどもの国」へ向かうためのポイントでもあり、小学生のころはよく連れて行ってもらったが、当時国道12号の交通戦争や空知のこんな近所に半グレ(チンピラ)がいるなんて考えもしなかった。ただでさえ、警察の取締りの何が憎いのか日常の取締りに対して、一方的に「暇人」「いじめ」などと貶す人たちもいる。小樽の飲酒事故被害者がやるせない。クローズアップ現代では飲酒運転のボクメツに取り組む本州の飲食店、そして警察の取り組みを紹介していたが、同番組は飲酒運転そのものの問題だけでは済まない、もっと根深い問題があると言いたげだった。事件を引き起こした当事者の両容疑者。常連の容疑者に酒を提供した居酒屋。日常的な飲酒運転を知っていたであろう谷越の家族。事前に容疑者の危険な運転を住民が目撃しつつ、一件も砂川警察署へ通報が無かった事実も看過できない。それにしても砂川近辺の半グレの多さにも閉口する。砂川では15年ほど前に、交通トラブルで土木作業員の親子がツルハシで一般車両を襲った事件や、ホテル経営のババアが落雪のトラブルから隣家を重機で突撃した事件も起きている。それは半グレなのか?ぷっ。プレス空知2015年6月17日付では、砂川警察署長の話として「現在、砂川市内には約10名ほどの反社会勢力(いわゆるヤクザ)の人物が依然として存在している」と報じられていた。砂川市のみならず、空知管内には今回逮捕された二人の容疑者のような人間が潜在的にもっと多くいるのではないだろうか。そんな人間たちが何食わぬ顔でドケン会社を経営しているというのも恐ろしい。そんなブラック会社で働いたら、会社受け取りの保険かけられて放火されて殺されそうだ。夕張保険金殺人あるいは新十津川農家殺人事件かよ・・。ブラッキ~こえ~。元々、空知の上砂川などは炭鉱街。個別の街を特定して言うわけではないが、一般論では、基本的に帝愛グループや蟹工船みたいなもの。脅迫で従業員を支配し、警察に金を渡し、苦行あるとこ、ヤクザがつきもので。だが、炭鉱の閉鎖で空知一帯が没落し、やくざもうま味が無いとほとんどが逃げ出していったのだろうが、残ったのが次世代である谷越や古味のごとき半グレというところか。福岡の修羅は、遠い異国の出来事ではない、というところか。

事故後の警察の取り締まりについて

事故後から砂川市内にはレーダーパトカーと、近年導入されたレガシィ交通覆面が複数走っていた。レガシィは旧・道警本部交通機動隊砂川分駐所跡地付近でタバコーヒー休憩を終えて、ニコチンとカフェインを大量に摂取して息を大便臭くし、合法的にハイになると再び獲物を狩りに戻る。砂川中心部を走る12号、つまり今回の事件の舞台となった道路を流し、砂川の端まで来ると反転し、また砂川市街に向けて走り出す。これを何セットかで繰り返しながら目ぼしい車に狙いをつけ、助手席フットペダルによるサイレン一発吹鳴で手際よく摘発していく。200系クラウンもまだまだ現役のようだが、グリル内部の集光レンズ式前面赤色警光灯が新型の長方形LED警光灯パネルになってから、余計に覆面パトカーとバレ易くなってしまった。ローソン横の旧・交番の前にはクラウン・交パが、半ばその姿を露見させた形で示威的に潜みつつ、パトカーに気が付かなかったスピード狂のなかのとくに間抜けに目星を付ける。パトカーの4周サイレンが響き渡る肌寒い6月の砂川の夜空。また、事故後、砂川警察署には普段砂川市を管轄としない道警本部直轄の「自動車警ら隊」のパトカーまでもが投入され、大検問が行われた。


「さっぽろんぶ自ら隊投入」の典拠元 http://www2.famille.ne.jp/~mst-hide/back15/150606.html

一方でよくわからないが、滝川の三楽街に近い農協の駐車場や市役所の駐車場が夜になると車でいっぱいになるのは何が起きているのだろうか。事件後、空知管内の各警察署や自治体では飲酒運転防止を呼びかけるビラを配り歩いていた。刑事のキザシが三楽街路上に停められて所在なさげに何かを探っていた。

 

2016年6月4日の検問にて砂川警察署員の誘導ミスで交機パトカーが自損事故!逃走車両も発生!

事故から1年が目前の6月4日夜、砂川市の当該事故現場付近で飲酒検問が行われた。おそらく事故以来、3度目の検問か。なお、報道によれば飲酒運転の摘発はゼロで、違反は免許不携帯の一件のみだったそうだ。

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160605/5814711.html

ところが、事実は違った。

平和な検問に見えた。ところが、報道と事実は違ったのだ。検問中の砂川警察署員の制止を振り切り、一台のチンピラ臭い白いミニバンが猛スピードで現場から逃走し、あろうことか5人死傷事故現場の交差点を赤信号無視で逃走!

すぐさま、青服の交通機動隊17クラウン・レーダーが逃走車両を追跡するが、なんとミニバンは事故現場の22丁目交差点を越えて滝川市方向へ逃走したそうだ。古味をさんざん逃がして、今回もまた最後まで追わずに逃がした・・・・。そりゃあ、捕まえることが出来なければ、飲酒運転の摘発は事実上一件もなかったことになるわな・・・。

そしてこの直後、逃走車両に逃げられて検問開催場所に帰ってきた交通機動隊の17クラウン・レーダーが、砂川署員にスタボで誘導されてバック中、なんと花壇のコンクリに後部バンパーを接触させ自損事故を起こしている。警察官が誘導ミス。いや、それよりも交通機動隊のパトカーの運転員が後ろもろくに見ずに誘導を過信して事故起こすって・・・・。やっぱすげえわ・・。絶対に期待を裏切らない。これ、絶対誘導した署員、あとから署員全員からブラック飲食みたいな壮絶なイジメを喰らって、良くて依願退職でひまわりの店員、へたすりゃ自殺もんだろ・・・・。

典拠元「世界びっくりカーチェイス」
http://www2.famille.ne.jp/~mst-hide/

びっくりさんによれば、事故当時の砂川警察署長は更迭人事になったとの情報や、検問現場でマスコミと警察官が大声で笑って楽しそうにしていたとも書かれており、色々なことを考えさせられる。逃がしたり笑ったり。

「砂川飲酒ひき逃げ事件」および関連する諸事件まとめ

  • 被疑者は車両2台で推定時速120キロから150キロを出し、公道レース遊びをしていたと報じられた。
  • 古味はピックアップトラックの後部荷台をおろし、レース仕様にしていたと報じられた。
  • 谷越は仲間に気前よく奢るなどして、自分になつかせていた。
  • 古味は酒を抜いてから翌日、砂川署に出頭したため、アル検による反応は無しと報じられた。
  • 古味は事故から1時間後に砂川市立に駆け込んで医者に一喝され追い返されたと報じられた。
  • 被害者側の信号は青だったことが現場の給油所の防犯ビデオ解析で判明済みと報じられた。
  • 事件前に砂川警察署に二人に関する通報は一件もなかったと報じられた。
  • 谷越はなぜか、滝川警察署にいたと報じられた。
  • 古味が被っていた箱根駅伝は古味の私物ではないぞ。
  • 古味容疑者はスナックの女にだけは優しかったと道新に報じられた。
  • 被疑者は「俺らのバックにヤクザいんの知ってんの?」と近隣住民を威嚇していたと報じられた。
  • 被疑者は「上砂川バレー大会」で"活躍"し、老人に人気だった。
  • 同乗者は不起訴になった。
  • 同乗者も暴力常習犯。妻をタコ殴りにして市営団地の階段の踊り場を血の海にしている。
  • 被害者家族の次女は大けがを負ったが回復し、札幌市内の病院でリハビリ中(2016年2月16日道新朝刊の報道)。
  • 被害者家族の次女は脳に重い障害を負ったとの報道(2016年6月6日毎日朝刊の報道)。
  • 被害者遺族は激しい報道合戦に強く憤っている(2016年2月16日道新朝刊の報道)。
  • 被害者遺族は谷越と古味に対して「早く罪を認めてほしい」と願っている(2016年2月16日道新朝刊の報道)。
  • 砂川市議や砂川警察署員、北海道新聞配達員も飲酒運転を平然としている。
  • 砂川市内には現在、組員が約10名いるとプレス空知が報道。
  • 砂川署による飲酒検問は事故直後に一回。2回目は2016年の4月。3回目は6月。
  • 砂川署のHPに「飲酒運転をすると仕事を失う」という項目があった。
  • 飲酒運転をした砂川警察署員は、書類送検後に停職3カ月の懲戒処分。即依願退職。
  • 砂川市や上砂川にかぎらず、公道では頭おかしいのがいるのでドラレコをつけましょう。
  • New!事件から1年を目前にして、またも砂川市内で飲酒運転が発生。小学校運動会で父兄が飲酒、車を運転し帰宅か。
  • New!事件から1年を目前にした砂川市の飲酒検問にて、パトカーが事故起こす!逃走車両も発生!こわっ・・・。

このようにまとめてみた。それにしても谷越や古味はどのようにして迷惑な公道レース遊びの代償を払うのだろうか。現状では、被害者が民事で賠償を求めても、被害者側が自力で被告側の財産の所在を調べねばならないという。しかし、2016年の法制審議会では犯罪被害者の救済を目的に今後は裁判所が被告人の銀行口座を調べて差し押さえできるように制度改革するという。谷越らだけでなく、ブラック企業なども震えて眠ることになるだろう。あれ~?書きこみが気に食わないって因縁つけてきた滝川の○○屋さんは元気なの?

文責 中空知net

 - 中空知の事件事故