1960年代の新宿を振り返る 「あゝ新宿」展
演劇や音楽などの若者文化が花開いた1960年代の東京・新宿を写真や映像などで振り返り、新宿の未来像について考える展示会が、都内で開かれています。
「あゝ新宿」展は新宿区にある早稲田大学演劇博物館で開かれ、会場には写真や映像などの資料およそ120点が展示されています。
1960年代の新宿は、演劇や音楽、それに美術や文学などのさまざまな分野の芸術家が集まり、エネルギーにあふれた若者文化の中心として、東京の繁華街の中でも異色の存在でした。
会場には、画家の横尾忠則さんが手がけた演劇のポスターなどが展示されているほか、当時の新宿で撮影が行われた大島渚監督の映画「新宿泥棒日記」が上映されています。
また、先月亡くなった演出家の蜷川幸雄さんが昭和45年に演出した作品「想い出の日本一萬年」の舞台の様子を撮影した映像は、去年発見された貴重な記録だということです。
このほかにも、建築家の磯崎新さんが昭和61年に実施された新都庁舎コンペに提案したものの、実現されなかった計画がパネルなどで展示され、「幻の新都庁案」として知られる計画の全貌を見ることができます。
早稲田大学演劇博物館の岡室美奈子館長は「1960年代の新宿はカオス的なエネルギーに満ちあふれていたが、今の新宿には文化があるのだろうかという問いかけから、この展示を行った。さまざまな文化が錯そうしてつながっていく新宿を取り戻す手がかりになればよいと思う」と話しています。
この「あゝ新宿」展は8月7日まで開かれ、期間中は展示に関連した座談会やドキュメンタリー映像の上映会の開催も予定されています。入場は無料です。
1960年代の新宿は、演劇や音楽、それに美術や文学などのさまざまな分野の芸術家が集まり、エネルギーにあふれた若者文化の中心として、東京の繁華街の中でも異色の存在でした。
会場には、画家の横尾忠則さんが手がけた演劇のポスターなどが展示されているほか、当時の新宿で撮影が行われた大島渚監督の映画「新宿泥棒日記」が上映されています。
また、先月亡くなった演出家の蜷川幸雄さんが昭和45年に演出した作品「想い出の日本一萬年」の舞台の様子を撮影した映像は、去年発見された貴重な記録だということです。
このほかにも、建築家の磯崎新さんが昭和61年に実施された新都庁舎コンペに提案したものの、実現されなかった計画がパネルなどで展示され、「幻の新都庁案」として知られる計画の全貌を見ることができます。
早稲田大学演劇博物館の岡室美奈子館長は「1960年代の新宿はカオス的なエネルギーに満ちあふれていたが、今の新宿には文化があるのだろうかという問いかけから、この展示を行った。さまざまな文化が錯そうしてつながっていく新宿を取り戻す手がかりになればよいと思う」と話しています。
この「あゝ新宿」展は8月7日まで開かれ、期間中は展示に関連した座談会やドキュメンタリー映像の上映会の開催も予定されています。入場は無料です。
「あゝ新宿」展は新宿区にある早稲田大学演劇博物館で開かれ、会場には写真や映像などの資料およそ120点が展示されています。
1960年代の新宿は、演劇や音楽、それに美術や文学などのさまざまな分野の芸術家が集まり、エネルギーにあふれた若者文化の中心として、東京の繁華街の中でも異色の存在でした。
会場には、画家の横尾忠則さんが手がけた演劇のポスターなどが展示されているほか、当時の新宿で撮影が行われた大島渚監督の映画「新宿泥棒日記」が上映されています。
また、先月亡くなった演出家の蜷川幸雄さんが昭和45年に演出した作品「想い出の日本一萬年」の舞台の様子を撮影した映像は、去年発見された貴重な記録だということです。
このほかにも、建築家の磯崎新さんが昭和61年に実施された新都庁舎コンペに提案したものの、実現されなかった計画がパネルなどで展示され、「幻の新都庁案」として知られる計画の全貌を見ることができます。
早稲田大学演劇博物館の岡室美奈子館長は「1960年代の新宿はカオス的なエネルギーに満ちあふれていたが、今の新宿には文化があるのだろうかという問いかけから、この展示を行った。さまざまな文化が錯そうしてつながっていく新宿を取り戻す手がかりになればよいと思う」と話しています。
この「あゝ新宿」展は8月7日まで開かれ、期間中は展示に関連した座談会やドキュメンタリー映像の上映会の開催も予定されています。入場は無料です。
1960年代の新宿は、演劇や音楽、それに美術や文学などのさまざまな分野の芸術家が集まり、エネルギーにあふれた若者文化の中心として、東京の繁華街の中でも異色の存在でした。
会場には、画家の横尾忠則さんが手がけた演劇のポスターなどが展示されているほか、当時の新宿で撮影が行われた大島渚監督の映画「新宿泥棒日記」が上映されています。
また、先月亡くなった演出家の蜷川幸雄さんが昭和45年に演出した作品「想い出の日本一萬年」の舞台の様子を撮影した映像は、去年発見された貴重な記録だということです。
このほかにも、建築家の磯崎新さんが昭和61年に実施された新都庁舎コンペに提案したものの、実現されなかった計画がパネルなどで展示され、「幻の新都庁案」として知られる計画の全貌を見ることができます。
早稲田大学演劇博物館の岡室美奈子館長は「1960年代の新宿はカオス的なエネルギーに満ちあふれていたが、今の新宿には文化があるのだろうかという問いかけから、この展示を行った。さまざまな文化が錯そうしてつながっていく新宿を取り戻す手がかりになればよいと思う」と話しています。
この「あゝ新宿」展は8月7日まで開かれ、期間中は展示に関連した座談会やドキュメンタリー映像の上映会の開催も予定されています。入場は無料です。