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【プロ野球】

低迷ナバーロ、15戦ぶり適時打

2016年6月8日 紙面から

ロッテ−阪神 2回裏無死二、三塁、左前に先制の適時打を放つロッテ・ナバーロ=QVCマリンフィールドで(高部洋祐撮影)

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◇ロッテ2−1阪神

 ロッテが競り勝って連敗を3で止めた。2回無死二、三塁からナバーロの左前打で先制し、6回にナバーロの4号ソロで加点した。先発の石川は7回途中まで1失点でまとめてリーグトップに並ぶ6勝目。阪神は打線が決め手を欠いた。

 ロッテのナバーロが久々の感触に笑顔をこぼした。2回先頭のデスパイネ、続く井口の連続安打で迎えた無死二、三塁の絶好機。阪神・能見のフォークをとらえた打球は三遊間を抜けていった。

 この日まで打率2割3分4厘に低迷。悩める新助っ人が放った5月19日の西武戦(QVCマリン)以来、15試合ぶりの適時打。この一打が貴重な先制点だ。チームにとっても4日DeNA戦(横浜)の3回に4得点してから18イニングぶりの得点。「今はゲームに集中している。勝って気分よく話をしたいね」。ひと仕事終えたナバーロはふんどしを締め直した。

 チームは前カードのDeNA戦(横浜)でまさかの3連敗。伊東監督が指揮官になって初めて「球場に行くのが嫌になった」と振り返るほどの悪夢だった。この日からは本拠地で阪神、ヤクルトと6連戦。「6連戦の頭を絶対に取りたい」と力を込めて試合に臨んだ。

 序盤にナバーロが今季初の4連敗阻止へ弾みをつけた。先発の石川は4回まで毎回走者を背負いながらも粘りの投球を披露。リーグトップタイの6勝目を飾った。 (小林良二)

 

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