蹴球探訪
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【プロ野球】巨人、クルーズ失策で再逆転負け2016年6月8日 紙面から
◇西武6−2巨人西武の菊池が7イニングを2安打2失点で4連勝。リーグトップに並ぶ6勝目を挙げた。1−2とされた4回に金子侑の適時打で追い付き、秋山の2点二塁打で勝ち越し。5回にも加点した。巨人は田口が4敗目。打線は3安打に終わった。 巨人がクルーズの“独り舞台”の末に完敗した。一時は自らの逆転二塁打でリードを奪ったものの、喜びも一瞬。その直後には失策から再逆転を招いた。昨季ゴールデングラブ賞の名手は「難しいプレーだった」と肩を落とした。 ケチのつき始めは練習前だった。バットを東京ドームに忘れてきたことが発覚し、スタッフが慌てて西武ドーム⇔東京ドームを電車で往復。商売道具は試合直前に持ち主に戻った。そのバットで4回には2点二塁打を放った。 しかし、運気の上昇はこの瞬間だけ…。意表を突いた三盗は炭谷の肩に憤死。その裏の守備では1死一塁の二ゴロにバウンドを合わせられずに後逸した。この失策が結果として再逆転負けにつながった。 もちろん、クルーズ1人に敗戦の責任を押しつけることはできない。先発・田口は5四死球でリズムを壊し、3番手の戸根も打者4人に押し出しを含む2安打2四球と炎上。「守備のミスもあったけど、何とか踏ん張ってほしかった」。ドタバタの末に喫した黒星に、高橋監督の表情も曇るばかりだった。 (井上学) PR情報
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