先週末あたりに話題になっていたFireタブレットのOSアップデート。
購入したKindle書籍のデータを、Fireタブレットに差したmicroSDカードにダウンロードできるようになったというのが一番のトピックでした。
今までできなかったSDカードへのKindle書籍の保存が可能に!
先日、こんな記事を書いたばかりなのですが、本体メモリが8GB(実際ストレージとして使用できるのは5.63GB)のFireタブレットは、これまでmicroSDカードに動画やゲームなどは保存できたものの、肝心のKindle書籍が保存できなかったのですよね。
Kindle本セールの度に増えていく雑誌や漫画などの固定レイアウトのKindle書籍データ。これらをまとめて保存できると思って手に入れたFireタブレットですが、購入後にその仕様に気付き微妙に残念さを感じていたのも事実。それがようやく解消されるアップデートということで、私も楽しみにしていたのですが、一向にうちのFireタブレットにアップデートが来ないのです…。
数日待たされてようやくやってきたFire OS 5.1.4
[端末オプション]の[システムアップデート]をチェックしてみた所で、待てど暮らせど反応はなし。アップデートは全ユーザー同時に行われるのでなく順次、という情報もあったので最近買ったばかりの私は後の方なのかもしれません。
結局週末を跨いで今週月曜日になってもFire OS 5.1.3のまま。ブログのネタにするにもすっかり乗り遅れてしまい(笑)、昨日は一日出先で仕事だったのですが、帰宅してベッドサイドのFireタブレットを見たら… いつの間に「OS 5.1.4」になっていました。おい!
「インストール日時:2016年6月7日, 17:41」って私が外出している間… アップデートって自分のタイミングでかけるんじゃないんですね。なんとも感動がない(笑)
ということでようやく私のFireタブレットもmicroSDカードにKindle書籍入れ放題となりました! そして、アップデート後は勝手にKindle書籍はSDカード側にダウンロードされる設定がオンになっていました。色々と雑な気もしますがまあいいか。
Fireタブレットは内部ストレージが埋まってくると、ただでさえモッサリ気味の動作が輪を掛けて重たくなってくるので、まず一度内部ストレージにダウンロードした書籍を削除。ストレージ間のデータコピーはできないようなので(恐らく)、改めてmicroSDカード側に書籍データをダウンロードしていけばOKです。
ちなみにFireタブレットは128GBのmicroSDカードまで対応。ただし、128GBともなるとFireタブレットと同じ程度の価格になってしまいますし、この辺はお財布と相談しつつ適当なサイズのmicroSDカードを用意するといいでしょう。
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我が家には空いてるmicroSDカードが16GB程度のものしかなかったのですが、ひとまずベッドサイドで読みたい書籍は一通り落とすことができそう。まあ早いうちに容量大きめのmicroSDカードをゲットしておいた方が良さそうですね。
容量の不安はなくなったものの、電書端末としては決してベストとは言い難いFireタブレット
以前にも書いているかもしれませんが、Fireタブレットの読書環境は決して良いとはいえません。ディスプレイの解像度が低いため、固定レイアウト書籍の細かい文字などは拡大しないと読むことができませんし(写真の発色も良いとは言えません)、テキスト系書籍の視認性はE InkのPaperwhiteに大きく譲ります。
「無敵」とか「最強」の電書デバイスか?といったら、決してそのようなことはないでしょう(相変わらず煽り気味の記事多いですけども)。とはいえプライム会員なら4980円という超安値で買えるタブレットに、好きなだけ電書データを詰め込めるというのは、相当に魅力的なことは確かです。
もしKindle未体験ならば最も手の出しやすい価格ですし、既にPaperwhite等を使っている人がカラー雑誌や漫画を貯めておくために、使い分けるのもアリでしょう(私がまさにこれです)。ご自身の電子書籍環境、購読スタイルに合っているならば驚くぐらいにコスパの高いタブレットとしてぜひご検討くださいませ。
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