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 全国のコンビニにある現金自動出入機(ATM)から短時間に約18億6千万円が不正に引き出された事件で、窃盗容疑などで逮捕された引き出し役とみられる複数の男が、白色で無地のカードを使ったと供述していることがわかった。ATMから白無地のカードが複数回収されたことも判明。一般には入手が難しいことから、警察当局は偽造団も関与した組織的犯行の可能性があるとみて調べている。

 ATM事件をめぐっては、別の事件で新潟県警に逮捕された男の自宅から、引き出しは1回あたり10万円で5回までとの注意点や、引き出せるATMが設置されたコンビニの具体名などが記された手引書が見つかり、同県警が関連を調べている。

 事件は5月15日朝に発生。捜査関係者によると、3時間弱の間に、関東から九州の17都府県で、コンビニのセブンイレブンやファミリーマートに設置されたセブン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行のATMから計1万8千回以上、現金が引き出された。当時1回あたりの引き出し上限額が20万円だったイーネットも含め、大半の引き出し金額が10万円だったという。