06月07日 19時58分
5月、愛知県内の3つのスーパーで賞味期限が切れた食品が陳列棚に置かれているのが相次いで見つかった事件で、このうち清須市のスーパーに3年前に賞味期限が切れたマーガリン4個を置いたとして、店の近くに住む69歳の女が偽計業務妨害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは清須市の無職、岸津弥子容疑者(69)です。
警察によりますと、岸容疑者は、5月23日、清須市のスーパー、「コンツネ二ツ杁店」で3年前に賞味期限が切れたマーガリン4個を陳列棚に並べ、店の業務を妨害したとして偽計業務妨害の疑いが持たれています。
警察によりますと、店の防犯カメラに写った不審な動きをする女の映像を解析したところ、店の常連客だった岸容疑者が関わった疑いのあることが分かり、岸容疑者の自宅からは賞味期限が切れた同じマーガリンなどが見つかったということです。
調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
この店では、ほかにも賞味期限が切れたマーガリンや小麦粉が見つかっているほか、名古屋市西区の2つのスーパーでも賞味期限切れの小麦粉が見つかっていて、警察はいずれも岸容疑者が関わっている疑いがあるとみて調べています。
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