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「笑点」新司会〈春風亭昇太〉! “落選”の理由を円楽に聞くと…
「うちの一門から『笑点』の司会が出るということは嬉しいことだし、頑張ってほしいね。
昇太は自分でも言ってますが“強運の男”。あたしが弟子入りした時は、師匠の上に、大師匠の六代目春風亭柳橋もいました。どっちも厳しくてあたしなどは大変な苦労をしたのですが、昇太が入門した頃には大師匠は亡くなっていたし、師匠もだいぶ丸くなっていて、あいつはホントに得してますよ。強運です。
あれ? 俺、ここまで悪口言ってないよね?」
こう語るのは「笑点」の司会に大抜擢された、春風亭昇太(56)の兄弟子、昔昔亭(せきせきてい)桃太郎(71)だ。
五月二十二日、放送開始から五十一年目を迎えた演芸番組「笑点」(日本テレビ)が生放送され、勇退する司会の桂歌丸(79)の後任に昇太の就任が発表された。
「昨年末、歌丸は体調不良などで番組からの引退をスタッフに相談し、後任探しは内部昇格を前提にすすめられていた。歌丸は『昇太さんの良さは明るさと若さ』と言っていましたが、〇六年に大喜利メンバー入りし、現在のレギュラーでは最も出演歴の浅い昇太の司会就任はサプライズでした」(芸能デスク)
静岡県清水市出身の昇太は、一九八二年に春風亭柳昇に入門。九二年には真打ちに昇進し、新作と古典の両方をこなせる落語家として人気を博している。「BS笑点」などで司会を務めたほか、「落語会」を開催したり、ドラマにも出演するなど、幅広いジャンルで活躍中だ。
「“独身キャラ”で知られる昇太ですが、過去に女優の吉田羊(年齢非公開)との親密交際が噂されるなどのモテ男です。司会就任とともに“脱・独身”を図るのでは、とも言われています」(落語関係者)
そんな昇太がこれから伝統ある人気番組を引っ張っていくわけだが、そもそも歌丸の後任は別の噺家が「本命」と言われていた。
「事前予想では、キャリアや実力から六代目三遊亭円楽(66)が最有力候補と誰もが思っていました。実際、生放送で歌丸が昇太の司会就任を発表すると、円楽が『お前、いくら払った!』、『次は俺だろう!』、『(昇太は)ワンポイントだから』と茶化す場面もありました」(前出・芸能デスク)
生放送の翌日、円楽に話を聞くと、意外にも落ち着いた様子でこう語った。
「昇太で行きたいという日本テレビの意向は二月頃から聞いていましたよ。世間的には次は私じゃないかという評判になっていましたけど、黙っているのが辛かったですね。
局からは『円楽師匠が回答者側にいてくれないと、司会者とのキャッチボールが出来る人、つまり船頭がいない。周りをかき回しながら、政治にものを言ったり、あるいは若手をなだめたり、という役どころを務めて欲しい』と要望されて、『それなら』ということで納得したんです。私が司会者になっちゃうと、球は投げられるだろうけど、駒が弱くなるということですね。
それに昇ちゃんのような若手の司会を見ていると面白いじゃないですか。私も『どう突っ込もうか』という腹も出来つつあるし、そんなこんなでいいんじゃないですかということです」
この回答、昇太は座布団何枚あげる?
「週刊文春」2016年6月2日号
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