佐藤祐生
2016年6月7日23時51分
ナポリタンを名物として売り出す取り組みが始まったさいたま市大宮で、今度は新商品「ナポリタン煎餅(せんべい)」が出来上がった。「大宮ならではの土産品がほしい」という地元商店主らのリクエストに応えたものだ。
開発したのは「彩の国ブランドフォーラム株式会社」(同市浦和区)。ナポリタンといえばケチャップだが、それを使うとせんべいのパリパリ感が失われる。「できるだけ本物の味に近づけようと、トマト粉末を練り込みました」と同社社長の菩提寺(ぼだいじ)由美子さん。
大宮東口商店街連絡協議会の新井正男会長は「新たな名物をとお願いしたが、よくぞここまでナポリタンの味を再現できた。画期的だ」と手放しで喜ぶ。
かつて大宮駅に集う鉄道マンが好んで食べたというナポリタン。最近は周辺の飲食店が「大宮ナポリタン会」を発足させるなどして、ブーム再燃の兆しも見える。「この商品を話のネタに、大宮の話題で盛り上がってほしい」と菩提寺さんは言う。
価格は1枚108円。そごう大宮店などで販売中。問い合わせは彩の国ブランドフォーラム(048・834・5030)。(佐藤祐生)
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