税金を使って高級店を飲み歩き、旅行に行き、それでも飽き足らず、あらゆる手段でカネを懐に入れようとする——権力を手にするとセコくなるのは、マスゾエさんに限ったことではないようだ。
女性記者との合コン代に
舛添要一東京都知事の税金私物化疑惑が持ち上がって以来、全国で次々と政治家たちの「血税使い込み」が発覚し、国民を呆れさせている。
横浜市長・林文子氏は、市の広報番組に出演する際のヘアメイク代総額25万円を、市の経費に計上していたことを5月26日の会見で釈明。「市の事業の一環で、問題ない」と話した。また、宮城県議会議長の安部孝氏(自民党)は、内縁の妻の不動産会社が所有する物件を事務所として借り上げ、総額540万円以上の維持費を政務活動費で支払っていた。
いずれも舛添氏と同様、公私混同のそしりを免れない行為だ。
やはり政治家とは、あらゆる意味で「セコい」人々なのか——そんな実感を強める読者も多いことだろう。今回、本誌に告発した女性公設秘書が仕える自民党大物議員も、見るからに「無欲」とはほど遠い人物である。
高級セレクトショップで買ったイタリアンなスーツと靴に身を包み、その顔はよく日に焼けている。肉食系か草食系かと言われれば、明らかに前者だ。秘書が言う。
「議員会館の部屋には、新刊の堅めの新書や、『日本経済のこれから』みたいなタイトルの経済書ばかり並べているのですが、これはあくまで、会館にやってくる支援者にイイ格好をするため。
実際にはその何倍も、『レオン』や『ウオモ』なんかのチョイ悪オヤジ系ファッション誌や、『ゴルフダイジェスト』を毎月買い込んできて、しっかり『政務調査のための資料代』という名目で領収書をもらっているんです。
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