刺傷事件 重体の女子大学生が意識回復

刺傷事件 重体の女子大学生が意識回復
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先月、東京・小金井市で芸能活動をしていた女子大学生が刃物で刺された事件で、意識不明の重体になっていた女子大学生の意識が回復したことが警視庁への取材で分かりました。
この事件は先月21日、東京・小金井市で、芸能活動をしていた大学3年生の冨田真由さん(20)がナイフで刺されたものです。
冨田さんは20か所以上を刺されて意識不明の重体になっていましたが、手当てを受けていた都内の病院で意識が回復したことが警視庁への取材で分かりました。
この事件で警視庁は京都市の会社員、岩埼友宏容疑者(27)を逮捕し、殺人未遂などの疑いで調べていましたが6日、東京地方検察庁立川支部は刑事責任について調べる必要があると判断し、精神鑑定を行うことになりました。今後3か月間、専門家による鑑定を行い、その結果を踏まえて起訴するかどうか判断することにしています。
また、事件を巡っては警視庁が冨田さんから事前に相談を受けていましたが、当日本人から助けを求める通報があったのに、すぐに警察官を現場に派遣できないなどの問題が明らかになり、警視庁が当時の対応を検証しています。