米軍属の男を再逮捕へ 乱暴する際女性死なせた容疑も

米軍属の男を再逮捕へ 乱暴する際女性死なせた容疑も
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沖縄のアメリカ軍の軍属の男が、女性の遺体を遺棄したとして逮捕された事件で、警察は勾留期限の9日にも、殺人の容疑に加え、乱暴する際に女性を死なせた疑いでも男を再逮捕する方針です。
アメリカ海兵隊の元隊員で嘉手納基地で働く軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)は沖縄県恩納村の雑木林に20歳の会社員の女性の遺体を遺棄したとして先月19日に逮捕されました。
警察によりますと、シンザト容疑者は逮捕当初の調べに対し「女性の首を絞めナイフで刺した」と供述していたほか、乱暴するために女性を襲ったという内容の供述をしていたということです。
シンザト容疑者の車からは女性の血痕が検出されたほか、この車が防犯カメラに写っていたうるま市の工業団地の周辺で、女性を襲った際に使ったとみられる棒も見つかったということです。
シンザト容疑者は、その後の調べに対しては事件について話をしていないということですが、警察はこれまでの捜査から当初の供述は信用できると判断し、勾留期限の9日にも、殺人の容疑に加え、乱暴する際に女性を死なせた疑いでも再逮捕する方針です。