カザフスタンで銃撃戦 住民など19人死亡

カザフスタンで銃撃戦 住民など19人死亡
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中央アジアのカザフスタンの北西部の町で、武装グループが軍の施設などを襲撃し、治安部隊と銃撃戦になり、住民など合わせて19人が死亡しました。
カザフスタン北西部の町アクトベで5日、武装グループが軍の施設や銃の販売店を襲撃し、治安部隊と銃撃戦になりました。
カザフスタン内務省の報道官は7日、地元メディアに対し、一連の襲撃と銃撃戦で、住民と軍の兵士ら6人が死亡した一方、武装グループの13人を殺害し、8人を拘束したことを明らかにしました。
また、武装グループについて報道官は「過激な宗教運動の信奉者とみられる」と述べ、イスラム過激派の犯行を示唆し、一部の地元メディアではカザフスタンの治安当局がIS=イスラミックステートの支持者を拘束していることに反発したグループの犯行ではないかという見方も出ています。
ロシアの治安機関によりますと、ロシアや中央アジアなどから最大で7000人がシリアなどに渡り、過激派組織ISに参加しているとみられており、各国の治安当局はIS対策を迫られています。