4/12〜15にかけて、4度目の皇居勤労奉仕4日間、
団員20名、一人も欠けることなく無事に終了しました〜。
全国から300人以上の方々が集まっていて、賑やかでしたよ。
私にとってはこれが2度目の団長。
団長という立場もあるので余計に、みんなで無事に全部を楽しめた、ってことが、何よりほっとするのです。そこが一番の感謝。^ ^
小林里香ちゃんと始めた「日々是好日」団への思いについては、前回さんざん語りましたので、今回はその辺は省略させていただきますが・・・
とにかく、一人でも多くの人に「日本に生まれた素晴らしさ」を知ってもらえたらいいなぁというのがありました。
実際(前回もそうでしたが)、今回も皆さんにそれを感じていただけて、それがまた周りの人達にも伝わっていって、、、そうやって巡っていく感じが、うれしい!って思います。
さて、今回の私たちの団のスケジュールは
一日目 皇居(宮中三殿・吹上御所・養蚕所)
二日目 皇居(正殿・南庭・参集所・つつじの庭)
三日目 皇居(東御苑)*天皇皇后両陛下のご会釈
四日目 赤坂御用地 *皇太子殿下のご会釈
でした。
前回は初団長だというのに、
いきなり一日目に天皇皇后両陛下ご会釈という、
かなり変則的なスケジュールでドキドキでしたが・・・
今回は今回で
別のドキドキがありました。
いつもは、ご会釈を賜る直前に、宮内庁の方が「万歳三唱を代表でやりたい団長はいますか?」とおっしゃって、まあ、大抵の場合は真っ先に「はいっ!」とか、手を挙げるやる気満々の団長さんがいたり、年配の団長さんが「こういうのは年上がやるものだ」と言って若者からお役目を奪っていったり^ ^; ・・・と、なかなかの争奪戦になるのが恒例なのですが。。
今回は、初日の説明会の段階で「誰になさるか団長さん同士で今、決めて下さい」と言われ、、そしたら今回の団長さんたちは控えめな方が多くてですね、なんやかんやジャンケンで決めることになり・・・私、勝っちゃったんです。(^◇^;)
そりゃあ、いつかはやりたいと思っていましたが、
6団体の団員の前に6名の団長が並び、
天皇皇后両陛下を目の前にして
「天皇陛下、皇后陛下、ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」
と代表で唱えるこの緊張感・・・
想像してみていただけますか?
なかなかですよ。
(;≧Д≦)
1日目にこれが決まっちゃったもんだから、
3日目のその時まで、緊張が・・・ひょこひょこ顔を出しておりました。
毎朝のセキュリティチェック |
1日目は、朝から早速、記念写真撮影の後、宮中三殿へ。
光の振動数が日本一とも地球一とも言われる、
賢所(かしこどころ)に案内していただけました。
門の前で祈らせていただいたんですが、
ほんと毎回思う。ここにもっといさせて〜!(笑)
でもねぇ、ちゃーんと、あるものを賜りました。
見えないけど、私の中にしっかりと。
ありがとうございます。
賜る、ということは、そういうことでもあるので、
身が引き締まる思いになりますね。
そして午後は
4回目にして初めて、皇后様が育てているお蚕のいる養蚕所に行けました。
ここで草むしり。
やっぱりこの季節は植物がいきいきとしていて
いいですよね〜。
桜もまだちらほらと残る中、新緑が眩しくって。
皇居の中は、散策するだけでも楽しいです。
しかも、それだけで浄化されていくっていう・・・
そんな場所が国の中心って、すごくないですか?!
もう、毎回、感心しまくります。
ご奉仕中は写真撮影は一切禁止なので これは去年秋の乾通り一般公開の時に撮った「参集所」。 ここでいつも、ご会釈を賜ります。 |
2日目は、南庭を通って正殿へ。
この日はちょうどオランダとバングラデシュの大使の就任式があるということで、いつもは障子が閉められているような場所が開いていて、中がちょっと覗けたりして、ラッキーでした。
しかも、その式のおかげで、
乾通りで正装仕様の馬車も見ることができ、みんな感激!
ディズニーランドじゃないですよ〜
ホンモノですよ〜
馬もつやっつや。馬車もぴっかぴか。
おとぎ話のようです。。。
今までも、練習用の馬車とかは見たことあったんですけどね。華やかさが、全然違いました。^ ^;
ジロジロ見たり騒いだりして馬を興奮させてはいけないので、参集所のまわりの草むしりをしながら、ちらちらと見る私たち。(笑)
草むしりっていっても、「このままでもいいのでは…」というくらいの可愛らしい露草のお花畑で、草花に申し訳ない気持ちで、摘みました。
午後は正殿の中にある「つつじの庭」で草むしり。
途中の休憩では、芝生にごろんと寝転ばせていただきました〜。
こんな場所でこんなことできるの、勤労奉仕くらいですからね。堪能堪能。
大地からの純粋なエネルギー、しかと背中で受けとりましたっ!
3日目は、東御苑を見学した後
11:15よりついに天皇皇后両陛下のご会釈。
いつものようにセキュリティーチェックの後、団ごとに綺麗に整列します。今回、私たちは6団中6団目で、最後。団長は団員たちの1歩前くらいに立って、宮内庁のスタッフさんからの指示を一通り聞いて、お二人を待ちます。この時間は、さすがに部屋中に緊張感が漂ってますが、私は万歳三唱のことを思うと、いつも以上に緊張してました。
そしてお車が到着すると…
もう、じわ〜んと、きます。
言葉にできない感動が、こみ上げてくるんですよ。
後ろでは、早くも団員が鼻をすする音。
私たちの団は6団目なので、待っている間、
また鼓動が・・・早くなります。
うちの団は、特に定期的に集まって何かしてる団ではないので、毎回、説明が難しいんですよね〜。。しかも、東京でしょう。地方の団体だったら陛下も「そちらは天候などはどうですか?」など、聞くこともあるというものですが、東京となると・・・特にねぇ。いつも何を聞いたものか困ってるように私には受けとられて。どうしたら質問しやすい紹介ができるだろうか、と考えていたのでした。
4団目、5団目、そしてゆっくりと
私たちの団の前にお二人が来て下さり…
私の目を見て微笑まれます。まずお辞儀。
「東京都 日々是好日団 総勢20名で参りました!」
あぁ、やっぱりお二人の前に立つと、緊張するんだけど安心するんだなぁ。
この安心感は「許されている」から感じるもので。
ジャッジがない人というのは、ただ在るだけで人を安心させるのです。
「どんなことをされている団なんですか?」
という質問がやはり来ましたので、
簡単に説明した後、今回は、オリジナルで作ったブルゾンの背中をお見せし(そりゃ、背中を見せていいものかは迷いましたけどね (;´▽`) )、里香ちゃんの書いた古代文字について、「これも古代文字を勉強している副団長が、団名を書いたものです」という流れに持ってって、みました。( ´艸`)
そしたら期待通り、美智子様が「まあ、面白い!」と笑顔で身を乗り出して下さり、陛下も「あぁ、これが『日』ですか」と微笑みながらおっしゃって下さいました。
もう、本当に、ありがたい。。
本当に、お優しい。。
・・・と、すっかり気持ちがここに集中してしまい、
最後の私たちの団がすんだら、私が代表として真っ先に部屋の中心、両陛下の前にささっと歩みでなくてはいけなかったのに、うっかり忘れそうになりました・・・
ふと、前を見ると、宮内庁の方がすごい形相で何かを身振り手振りで伝えようとしているではないですか。
はっ!
(゚△゚;ノ)ノ
と、あわてて歩みでて、万歳三唱。
いやはや、皆様、すみません。。。
万歳三唱というと、戦時中のイメージがあるかもしれませんが、
ここにおいては「弥栄」と言った方が近いと思います。
万歳三唱の間、ずっと両陛下と目が合うんですよぉ。。。
これは、無条件の愛。。。
無条件の愛のシャワーです。
お二人は肉体を持ってはいますが、
もはやいわゆる「人間」ではありません。
エゴ(自我)がない。。ないのですよ。
今回、レコード会社時代の同僚で、6年間ほど一緒に会社をやってた仲間の佐藤武司くん(今はパリでMIWAというお店をやってます)も参加してくれてたんですが、もともと私は彼から白川学館も伯家神道も知ったのもあって、古神道にも詳しいんですね。そんな彼の表現を借りれば「祓いを極めると、陛下のようになるんだね」「完全に中今にいるもんなぁ…すごいわ。」っていうのが、まさに。ぴったりきます。
「祓いに始まり祓いに終わる」
というのが伯家神道にあるのですが、それくらい、一に祓い、二に祓い。それがすべてと言ってもいいくらい。
自我を祓って祓って祓った先に、自身の本質=根源とすっかり一体になる。そして今ここに、完全に在ることができるようになる。
陛下の在り方を体験すると、
それがどういうことなのか、が理屈抜きに腑に落ちるんです。
言葉はいらない。
ただ在るだけで伝える。
究極です。
そういう方が中心にいてくれてるって・・・
日本ってすごい国ですよ。
赤坂御用地へ向う朝 |
4日目は赤坂御用地。
前の晩に熊本で震災があったので、祈るような気持ちでした。
この日は14:00から皇太子殿下のご会釈。
前回に続いて、外ではなく中のお部屋に通されました。
熊本の震災に触れる団長さんも多い中、私はどうしてもそういう空気は苦手で・・・またブルゾンの背中を見せて古代文字の話をしたら、他の団のおばちゃんたちがなぜかウケてくれたみたいで笑い声が・・・ 殿下も苦笑気味。(に見えました。)
「こったデザインですねぇ」とおっしゃって下さいましたよ。
気を使わせてしまいました。。。
ありがとうございます。
でも、里香ちゃんが書いた古代文字が、天皇皇后両陛下、そして皇太子殿下の目に、一瞬でも触れたこと、それは私としては嬉しいことで、満足でした。
皇居へ向う朝 |
毎回、初めて参加する人はほぼみんな「ご奉仕なのに、、こんなんでいいんですかね?」って、申し訳なさそうに言います。(笑)
半分は皇居の見学だし、むしろ「奉仕されてる」感が強いから。
でもこれが「4日間、仕事休んででも、朝早くても、ご奉仕しよう!」って決意した国民への、陛下からのギフトなんだと思うんですよねぇ。参加できるのは、国民のほんの一部ですから。数%、ですよ。それなりの覚悟がいりますからね〜、4日間、仕事休んで奉仕って。
でも
与えることは、受けとること。
その真実を、実感します。
4日間でどんどん浄化されてクリアになってくし、
いろいろ見えないギフトをいただくし。
皇居と赤坂御用地で撮った記念写真と お土産の、和三盆と皇室のパンフ。 この和三盆、最高においしいのです♡ |
裏番、もとい、副団長(笑)の里香ちゃんが仕切ってくれた打ち上げも、またまた大盛り上がり〜。みんな、皇居勤労奉仕の体験自体も「想像以上でした!!」と大感動してくれてましたが、同じくらい、4日間を共にした仲間に出会えたこと、休憩時間やランチタイムにいろんな話ができたこと、も、とっても楽しかったようでした。
いいご縁となったようで、よかったよかった。(≧∀≦)
この素晴らしい時間を分かち合ってくれた仲間のみんな、ありがとう♡
副団長のお役目お疲れさま。里香ちゃん、ありがとう♡
みんなのサポートのおかげで、
今回も団長というお役目、全うできました。
私はこの地球に、そして日本に、人間として生きている限り、
今ここで体験したいことはどんどん体験していきたい!
って思ってます。
だって、何でも自分で体験してみなくちゃ、
分からないじゃないですか?
そして、体験を通して、感じたことは伝えていきたい。
どうせなら、みんなと分かち合っていきたい、とも思っています。
でもそれは、私の感じたことを真に受けて欲しいからじゃなくて、
「まゆさんはそう感じたのね。じゃあ、私はどう感じるのか、体験してみよう!」
って思ってもらえたら、なんか嬉しいよなぁ〜って、思うから。
自らの体験の中からしか、
自分にとっての真実なんて、落ちてこないじゃないですか。
私の真実は、私の中に。
あなたの真実は、あなたの中に。
私は皇居勤労奉仕に初めて参加した時に、
日本人のクセに日本のこと何も分かってなかったぁぁ〜
ってことに愕然とし、
「この目で真実をちゃんと確かめて生きていこう」って
改めて思い直しました。
そういう体験を、させてもらえる機会なんです。
そんなわけで、
何でも経験!だから、
機会があったら皆さん、
皇居勤労奉仕への参加はもちろん、
団長も、是非やってみて下さいね〜。(=゚ω゚)ノ
やってみないと分からない景色が、広がりますよ。
☆2013年11月初めての皇居勤労奉仕のお話はこちら。
(↑一番詳しく書いてありますので、是非読んでいただきたいです。)
☆2014年4月2度目の皇居勤労奉仕のお話はこちら。
☆2014年12月3度目の皇居勤労奉仕!初団長篇のお話はこちら。
里香ちゃんのブログはこちら。