独メルケル首相 英のEU残留を支持
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ドイツのメルケル首相は2日、NATOの事務総長とベルリンで行った共同会見で、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票を今月23日に控えるイギリスについて残留を支持する考えを示しました。
メルケル首相は会見で「EUから離脱するかどうかは何よりもイギリスの国民が決める問題だ」としたうえで「個人的にはイギリスがEUに残留することを望む」として残留を支持する考えを示しました。
さらに、EUがアメリカと自由貿易の交渉をしていることを念頭に「自由貿易の交渉では、1国だけでは有利な結果を得られない。だからこそイギリスにとってはEUとして一体となって交渉することが、離脱するよりも利益をもたらすだろう」と述べ、残留を選択したほうがイギリスやドイツにとって好ましいと強調しました。
さらに、EUがアメリカと自由貿易の交渉をしていることを念頭に「自由貿易の交渉では、1国だけでは有利な結果を得られない。だからこそイギリスにとってはEUとして一体となって交渉することが、離脱するよりも利益をもたらすだろう」と述べ、残留を選択したほうがイギリスやドイツにとって好ましいと強調しました。