IS 独で自爆テロ計画か シリア人の男3人逮捕

IS 独で自爆テロ計画か シリア人の男3人逮捕
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ドイツの検察当局は、日系企業が数多く進出する西部の都市デュッセルドルフで自爆テロを計画していたとして、過激派組織IS=イスラミックステートのメンバーとみられるシリア人の男3人を逮捕し、ドイツでもテロへの警戒感が高まっています。
ドイツの検察当局は2日、ドイツ西部の都市デュッセルドルフで自爆テロを計画していたとして、過激派組織ISのメンバーとみられる25歳から31歳のシリア人の男3人を逮捕したと発表しました。
検察によりますと、3人はすでにフランスで身柄を拘束されているシリア人の男と共謀し、市内の中心部でまず2人が爆発物の入ったベストで自爆した後、残った人物が銃や爆発物で付近の市民を無差別に殺害する計画を立てていたということです。
男らの一部はおととし、シリアでISの幹部からデュッセルドルフでのテロを命じられていたとされ、去年、難民に紛れてドイツに入国していました。
デュッセルドルフは、およそ6500人の日本人が暮らす日系企業の集積地としても知られていて、フランスなどと同様にドイツでもテロへの警戒感が高まっています。