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自公都議も追及の姿勢へ 舛添知事「リオを花道」に辞任か

 自公が舛添知事に引導を渡すのかどうかは、世論の動向次第。参院選が終わっても舛添知事への批判が収まらなければ、次のヤマ場はリオ五輪直前だ。2020年東京五輪のホストとして、都知事はリオの閉会式で大会旗を受け取ることになっている。リオ五輪の閉会式は8月21日、パラリンピックの閉会式は9月18日だ。

「リオ五輪という世界のひのき舞台で次の開催地のトップが旗をもらいに行く。都知事にとって大仕事のひとつです。バッシングの中で舛添さんがその大仕事をした時、都民はどう受け止めるのか。それまでに都民が舛添さんへの信頼を回復していればいいが、そうでなければリオへの出発前にさらに批判が高まるでしょう」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 リオ前後が舛添辞任のXデーになる可能性が高い。想定されるシナリオは4つ。(1)舛添知事がリオに行くのはおかしい、となって出発前に辞任(2)自公と協議の上、リオを花道として、帰国後に辞任(3)自公や世論を振り切ってリオへ出発(4)世論の批判が収まって、堂々とリオへ出発。

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