人の心はまことに不可思議?!?
猫の目のようにくるくる変わるし、まったくつかみ所がない。長年連れ添った女房どのの心さえ、時には測り損ねてかなりヤバイ状況に遭遇することも・・・。「顔は笑っているけど、目が笑っていない」とか、「ニコニコしながら、腹の中ではアッカンベ〜!」とか、千変万化・神出鬼没・暗中模索・五里霧中・・・いやはや、とにかくどこに有るかもわからない、得体の知れないものの代名詞みたいなもの。
そんな、わけのわからないもんを相手にしながら、悪戦苦闘を続けるのが人生!ってか。
ところで、「植物は人間の心が読める」と言ったら、貴方はどう反応しますか?「アホぬかせ!!!ねぼけてんじゃね〜、ばかたれ!!」でしょうか?「え〜?ウッソ〜、マジかよ〜」でしょうか?
「脳みそも心も無い(皆がそう思っている)植物が人間の心なんてわかるはずがない!!!第一、学校で習わなかったじゃないか。」でも、教科書作成会社の人と文科省の人が知らなかっただけなのかも知れませんから、学校で習わなかったことは、あんまり根拠になりませんが・・・。
■バックスター効果
1966年アメリカのニューヨーク、タイムズスクエアに面したオフィスビルの一室。部屋の中には1本のドラセナ(観葉植物)と検流計があり、アメリカのうそ発見器検査官の第一人者であるクリーブ・バックスター氏が居りました。バックスター氏は世界中からやってくる警官や公安関係者に「うそ発見器の技術」を教えていました。うそ発見器は、生物の体内を流れる超微弱な電流の変化から、感情の変化(心の動き)を探る機械です。
ある日、ふとした出来心から、彼はうそ発見器の電極をドラセナの葉に取り付けてみようと思い立ちました。彼は、根に水を注いだ時その水が葉に運ばれて、葉の電気抵抗が低下することを確認したかったのです。しかし、彼の予想に反して検流計は抵抗の減少を示さなかったのです。驚いたことに、検流計に示されたグラフのパターンは、短期の感情的興奮を経験している人間のと極めて似た反応でした。なぬっ?・・・んなばかな!バックスター氏は次に検流計の電極が取り付けられているその葉を焼いてみようと思いました。正にこの時、彼が心に炎の像を描いた瞬間、マッチを取りに歩き出す前に、グラフ上の自記記録模様に劇的な変化が現れ、記録ペンが大きく振れたのでした。ドラセナは彼の心を読み取ってしまったのでしょうか?
その後、彼と彼の協力者達が植物の種類も機械もいろいろ変え、国中のあちこちに場所を変えて実験し、レタス・タマネギ・オレンジ・バナナを含む25種類の植物でテストしたが、いずれも類似した結果が観察されたそうです。(「植物の神秘生活」工作舎)
■うたぐり深い人のための検証実験
昨今、「日本の常識は世界の非常識!」とか揶揄されていますが、そんなこととはまったく関係なくても、上記のような不埒な事象は、いくらなんでもおいそれとは信じがたい!!!と思われる人は、御自分の目で直接確認してみて下さい。誰でも出来る簡単な実験方法を記しておきます。
検証実験方法
- まず、観葉植物を一鉢手に入れます。この観葉植物を数ヶ月間、心をこめて世話します。たっぷりと愛情を注ぎ、彼(彼女)に安心感を与え、貴方との間に信頼関係をつくります。(買って来たばかりの植物ではたぶんうまく行きませんよ。)
すでに観葉植物を持っている方は、これまでより少し多めに愛情を注いで下さい。
- 信頼関係が結べたら(ここが重要!!!)実験開始です。観葉植物から同じような大きさの、同じような色合いの、同じような元気さの葉っぱを3枚取って下さい。
- 取った葉っぱを少しずつ離して3枚並べます。場所は、玄関の下駄箱の上でも床の間でもかまいません。(実験者以外の干渉は極力避けて下さい。)
- 3枚の中の端にある1枚を決めて、この葉っぱにだけ毎朝・毎晩心を込めて言葉をかけます。
「愛してるよ!頑張ってね!」とかなんとか。要するに、エールを送ればよいのです。
他の2枚に対しては、徹底して無視して下さい。
- こうして1ヶ月後、3枚の葉っぱはどのように変化するでしょうか。御自分の目で直接確かめて下さい。同じことを2回繰り返してみると、なお確実でしょう。ただし、変化が出て来るまでの時間の長さは、季節によって若干バラツキ出ると思われます。
- 植物の種類や時期を変えていろいろ実験してみると、なおハッキリすると思われます。
実験の結果が「何を意味するのか?」は、各人で意見の別れるところかも知れませんが、その結果をネタにして、大勢でワイワイガヤガヤやってみるのも面白いと思いますが。
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