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【朝鮮半島情勢】朴槿恵大統領「北が非核化選ぶまで制裁と圧迫続ける」 朝鮮戦争追悼式典で言及

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【朝鮮半島情勢】
朴槿恵大統領「北が非核化選ぶまで制裁と圧迫続ける」 朝鮮戦争追悼式典で言及

6日、ソウルで韓国の朴槿恵大統領らが出席して行われた「顕忠日」の式典(共同) 6日、ソウルで韓国の朴槿恵大統領らが出席して行われた「顕忠日」の式典(共同)

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は6日、北朝鮮の核・ミサイル開発を非難し「北が非核化の道を選択し対話の場に出てくるまで、国際社会と緊密に協力し、強力な制裁と圧迫を続ける」と述べた。

 ソウルで開かれた朝鮮戦争の戦死者らを追悼する「顕忠日」の式典で演説した。朴氏は、北朝鮮が核・ミサイル開発に執着すれば、一層強力な制裁と圧迫に直面し「孤立と自滅の道に陥ることを明確に悟らねばならない」と警告した。

 また在韓米軍と協力し北朝鮮の挑発には断固として報復を加えると述べ、牽制した。

 演説では、北朝鮮批判より国民の団結を訴える内容が目立ち、4月の総選挙での与党惨敗を受け国政運営が難しくなった事情をうかがわせた。従軍慰安婦問題など最近の対日外交に絡む言及はなかった。(共同)

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