記事詳細
【舛添氏公私混同疑惑】
ホテル三日月での舛添氏の家族同伴の宿泊 「政治資金を用いたのは不適切」と弁護士
政治資金の「公私混同」疑惑について、東京都の舛添要一知事が千葉県木更津市内のリゾートホテルに家族と宿泊し、政治資金を支出した件について弁護士は「主たる目的は家族旅行であり、政治資金を用いたのは不適切」と話した。
弁護士は資金管理団体への寄付は「問題なし」と結論。また、事務所の賃料に関する指摘は「割高とはいえない」と説明。政治資金での美術書の購入や美術品の購入について「知識を政治活動に生かすために、不適切でも違法でもない」などと話した。
舛添氏は会見に先立ち、都議会の正副議長や各会派の幹事長に報告した。会合は冒頭のみ報道陣に公開された。都議会議会運営委員会室の円卓に、都議に向かい合う形で座った舛添氏は、眉根を寄せたかたい表情で机の上に置いた書類に目を落とし、身じろぎもしなかった。
この日の会見で、知事は会見で続投する意向を表明する考え。