グレートバリアリーフのサンゴ破壊深刻に=豪研究者ら
2016年06月6日 最終更新 17:58 JST
オーストラリアの研究者らは先月、世界最大のサンゴ礁で世界自然遺産にもなっている「グレートバリアリーフ」の中部から北部ににかけて少なくとも35%が「白化」によって破壊されている、との報告書を発表した。地球の温暖化による海水温の上昇によってサンゴが弱り、酸素や栄養の供給源となっている共生藻の褐虫藻(かっちゅうそう)を放出することで白化が進むとみられている。
2016年06月6日 最終更新 17:58 JST
オーストラリアの研究者らは先月、世界最大のサンゴ礁で世界自然遺産にもなっている「グレートバリアリーフ」の中部から北部ににかけて少なくとも35%が「白化」によって破壊されている、との報告書を発表した。地球の温暖化による海水温の上昇によってサンゴが弱り、酸素や栄養の供給源となっている共生藻の褐虫藻(かっちゅうそう)を放出することで白化が進むとみられている。