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Bグループの少年 作者:櫻井春輝

第二章 Bグループの少年とゴールドクラッシャー

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エピローグ

本日更新二回目です、一回目を読んでない方は前話に戻ってくださいませ
※人前は避けた方がいいかもしれません
※コーヒー(ブラック)飲みながらがいいかもしれません
 

 
 その後、なし崩し的に打ち上げへの参加を余儀なくされた三人娘は、智子と啓子の勧めもあって、瞬と亮の許可を得て店内での宿泊を決めることにした。
 恵梨花と咲は梓の家に泊まると伝えてあったから問題ない。梓は電話で外泊すると伝えて終わらせたので、こちらも問題は無かった。
 ちなみに泊まる部屋は、ピザを食べたあの部屋で、智子、啓子と五人で使うこととなった。
 打ち上げの間、恵梨花は亮の食べる料理を世話するのに終始していたら、いつの間にか遅くなっており、智子、啓子と近所のスパへ行って、シャワーを浴びて帰ってくると、五人でガールズトークをして盛り上がり、いつの間にかソファーの上で恵梨花は眠っていた。
 ふと、恵梨花は目を覚まして、寝ぼけ眼で辺りを見渡した。
 ソファーの上で梓と咲が毛布にくるまって、寝息を立てている。智子と啓子はどこから引っ張り出したのか、床の上で寝袋に包まれて眠っていた。
 今何時なのかを確認すると、まだ夜明け前の時間だった。
(……なんか、すごい一日だったな)
 ふと、寝る前までの一日を思い返して、恵梨花はクスリと笑った。
 休日に亮と会えて嬉しいこと、ビル内で怖い思いをしたこと、勇気を振り絞って乃恵美と言い合いしたこと、その後亮に守ってもらったこと、その時の亮の背中の心強さ、旧知の間柄と接する亮の新しい一面、智子の新しい一面、瞬が語る亮の新事実や過去の話、ゴールドクラッシャーの正体、乃恵美の慟哭、打ち上げで楽しそうに仲間と飲み合う亮……。
 亮と付き合っていなければ、こんな日は来なかっただろうと思うと、改めて亮を愛おしく思った。
 そう考えていたら、無性に亮の顔を見たくなった。ここが自宅ならば、携帯に収めている写真を眺めて我慢しているところだが、今は亮が近くにいるはずだ。会えるなら是非とも顔を拝みたい。
(どこにいるかな……?)
 恵梨花は毛布をのけると、ソファーから出て扉を開けた。

 一階を二階から覗くと、まだ騒がしく飲み食いしているギャングが多数いたが、その中に亮は見受けられなかった。降りての確認は怖くてできなかった。亮の信頼篤い健吾やガッチョがいたから恵梨花に危険はなかっただろうが。
 二階も歩き回ってみたが、すぐ見える場所に亮は見つからない。
(どこ行ったのかな……?)
 これが学校なら、すぐ見つけ出せるのにと恵梨花は肩を落とした。
 なにせ、亮が学校内でいる場所と言えば、教室か屋上――
(屋上だ!)
 この店にも屋外の席用として、屋上に出られると打ち上げの間に耳にしたのを思い出した恵梨花は屋上へと繋がる階段を探し始めた。

 階段を登り終えると、目の前に開かれた扉があって、そこを覗き込むと亮の背中が目に入った。
(やっぱりいた!)
「亮く――」
 声をかけようとしたところで、口を閉ざす。
 亮は一人でなく、瞬と並んで地面に座っていた。向かい合わず、肩を並べている。
 薄暗い中で、お互い、遠慮のない笑みを向けて楽しそうにしている。
 それがどこか、恵梨花でも近寄り難く感じて、思わず止まってしまったのだ。
(本当に仲良いな、この二人……)
 正直なところ、今日何度、瞬に嫉妬してしまったかわからない。
(でも、なんでだろう――二人がこうして一緒にいるのを見てると、なんか心が温かくなってくる――)
 恵梨花は声をかけるのも忘れて、二人の背中を見つめ続けた。

◇◆◇◆◇◆◇

「これで三回目のストプラも終わったー」
 瞬がやり終えた顔で言うのを聞いて、亮はふっと笑った。
「お疲れさんだな……にしても、毎度思うがよくこんなの自分で仕切ってやれるな」
「なに、アホどもがくだらねえこと考えないための一つだと思えばやれるもんさ」
「……そうか」
「ああ、それに頼れるやつも増えてきたしな」
「頼れない馬鹿も増えてるみたいだけどな」
「それは言うなよ」
 瞬は苦笑して、手にあるグラスを傾ける。
 それから二人は暫く酒を注ぎ合い静かに飲んでいた。
 互いに無理して会話を繋ごうなんて意識は無い。ゆっくり時間が流れるのを楽しんでいるのだ。
「今日、な……」
 そんな中で、亮がポツリと口を開く。
「ああ」
「シルバーの被害に遭った子にあった」
「……そうか」
「ちょっと性格捻くれちまったように見えたが、立ち直ってるのかも良くはわからねえ――」
「ああ」
「けど、強く前を向こうと生きていた……ああ、生きていた」
「……そうか、そいつはいいことを聞いたな」
「だろ?」
「ああ」
 そして二人は何がおかしいのかわからず、静かに笑い声を立てた。
「瞬、お前がストプラを始めたのは、お前自身が喧嘩相手探すためもあるんだろうが……一番はシルバーみたいなのが出て来ないためなんだよな?」
「何わかりきったこと言ってんだよ。ああ、ストプラでガス抜きさせて娯楽を増やせば、くだらねえこと考えるやつも減るだろ……顔見知りもこれが切っ掛けで増えるしな」
「良く考えたな、本当。俺は似たようなのが出てきたら潰すことしか考えてなかったぜ」
「出てからじゃ、遅いんだよ。わかってるだろ?」
「……ああ、そうだな」
「レックスだって、この街で一番になれば、それの抑止力にはなる。だから作ったんだしな」
「番長さんいてよかったよな」
「ああ。あいつに説得されてなけりゃ、いつまでも一人でチーム潰してたかもしれねえ」
「それで手強く人数多いのが相手になると、その度になんだかんだ適当な理由で俺呼ぶのかよ、たまらねえな。番長さん様々だぜ」
「そんなこと言わずに付き合えよ、相棒」
「面倒くせえよ、相棒」
 そしてたまらないとばかりに二人して大きく笑い声を上げる。
「……そろそろ夜が明けるな」
 瞬の言う通り、太陽の光がうっすらと見え始めた。
「そうだな」
 頷いた亮に、瞬は新しい杯を差し出してきたので、首を傾げながら受け取る。
「ほら」
 そして日本酒の入ったビンで注ごうとしてくるので、そのまま注いでもらう。
 注ぎ手を交代して亮も瞬が持つ新しい杯に酒を注ぐと、瞬は空を眺めながら杯を前へ突き出した。
明美あけみへ――献杯けんぱい
 ハッとして亮も瞬に倣った。
「献杯――明美に」
 そして二人は一息に杯を飲み干し、目を閉じて黙祷を捧げた――早くに命を絶ってしまった、先輩へ。
「――きっと、見てると思うぜ」
 目を開けた亮が、瞬に笑みを向ける。
「うん?」
「騒がしいのが好きな人だったからな――天国あっちでストプラ見てたと思うぜ」
「……だな」
 微笑を湛えて頷いた瞬は立ち上がり、ズボンから砂を叩いて払った。
「じゃあ、俺は下へ戻るわ――馬に蹴られたくないしな」
「あん? どういう意味だ――?」
 瞬がアゴで扉の方をしゃくるので、そっちへ目を向ける。
「恵梨花……起きてたのか」
 いつからいたのか、この距離で気づかなかった自分が信じられなかった。
(……思ってたより酒が回ってるかもしれねえな)
「――じゃあ、また後でな。他に誰も近寄らせねえから、ゆっくりやれ」
「……ありがとよ」
 正直なところ誰にも邪魔されず二人でいれるのは嬉しかったので、素直に亮は礼を言った。
 瞬はかかっと笑うと、扉へ向かい、すれ違い様に恵梨花に声をかけて下へ降りていった。
「亮くん」
 寄ってきた恵梨花が、瞬のいた場所よりも近いところで腰を落とした。
「ああ、恵梨花。いつからいたんだ? 声かけてくりゃよかったのに」
「え? ああ、うん、いいの。私がそうしていたかっただけだから」
「なんだそりゃ?」
「なんでもないよ、ふふ」
「? そうか……」
 すぐ傍で上機嫌に微笑む恵梨花が妙に眩しく感じて、亮はそっと目を逸らした。
 亮が前を向くのに倣って恵梨花も視線をそちらへ向けると、恵梨花が何かを嗅ぐようにスンと鼻を鳴らした。
「なんか昼間と空気の匂い違うくない?」
「うん? ああ、これか。深夜の匂いだな」
「深夜の匂い?」
「ああ、昼より交通量が少ないせいだろ、空気が澄んでんだろうな」
「へえー?」
 感心した風な恵梨花は、胸いっぱいにその匂いを吸い込んだ。
「うん、なんか気持ちいいね」
「ああ、俺もこの匂いは結構好きだ」
「そっか、ふふ」
「? なんか妙に嬉しそうだな」
「そう? 何でだと思う?」
 亮は数秒考えてみたが、早々と諦めた。
「さあ、わからん」
「もう……」
 恵梨花が拗ねたような声を出した。
「何があったんだ?」
 気になって亮が聞くと、恵梨花はニコリといつもの笑みを浮かべた。
「うん、今日で亮くんの色んなことわかったなーって思って」
「……何をわかったのか、知るのちょっと怖いな……」
 自分がいない間に瞬から、または智子や啓子から何か聞いたのだろうとは予想がつくが、何を話されたのかは皆目見当がつかず、亮は頬が引きつりそうになった。
「ふふ、そんな変なことじゃない――あ」
「なあ、そこでそう止めるのやめろよ。何聞いたんだよ」
「えーと、ううん。何でもないよ?」
 頬を薄っすら赤くしながら、目を泳がせる恵梨花。
「いや、どう見ても嘘じゃねえか。何聞いたんだよ」
「えーと、ひ、秘密」
「ああ……」
 一体何を聞かれたんだと、亮は頭を抱えた。
「そ、そんなに変なことじゃないよ……多分」
「なんだ、その多分は。とどめを刺しにきてるのか……はあ」
 そうやってため息を吐く亮に恵梨花は苦笑すると、正面から射す朝陽の光に気をとられた。
「日の出だ! 日の出だよ、亮くん!」
 何が嬉しいのか、恵梨花は興奮した様子で立ち上がると、亮の手を引っ張った。
「奥まで行って見ようよ!」
「あ、ああ……」
 恵梨花が何故そんなに嬉しそうにしているのか不思議に思いながら、亮は腰を上げた。
 そうして手を引っ張られたまま、屋上の端まで行くと、二人は肩を並べて太陽が昇るのを眺めた。
「綺麗……」
 恵梨花がうっとりと呟いた。
(まあ、綺麗、か……)
 正直なところ、亮は毎週のように見ているため恵梨花ほどの感動はない。
 だが、恵梨花が喜んでいるならそれだけで価値が高まるように感じるから不思議だ。
「私、よく考えたら夜中から外にいて、こうやって日の出見るの初めてかも」
「へえ? 珍しい……のか?」
「うーん、そんなに珍しくないと思うんだけど……」
 眉をひそめて言うと、恵梨花は未だ亮の手首を掴んだままだということに気づいたようだ。そして一度離して手と手でつなぎ直すと、嬉し恥ずかしそうに微笑んだ。
「えへ」
 相も変わらずの反則的に可愛い笑顔の不意打ちに、亮は胸を銃撃されたかのような気分を味わった。朝陽の光が山吹色で良かったと初めて思った瞬間である。顔の赤さを誤魔化せるからだ。
 それから暫く二人は静かに、街が太陽の光に覆われていくのを眺めていた。
 そうしていると突然コテンと恵梨花が亮の肩に頭を乗せた。
 恵梨花の柔らかい髪や体温を肩に感じてくらっときたが、亮は踏ん張って耐えた。
「ねえ、亮くん……」
 目を閉じて、囁くように恵梨花は声を出した。
「な、なんだ?」
「大好きだよ」
 亮は自分の心臓がバックンバックンと鳴っているのを自覚した。
「そ、そ、そ、そうか……」
「うん――いつも私のこと守ってくれてるよね。初めて会った時、ボールが当りそうになった時、階段から落ちた時、そして今日も……他にも私の知らないところで守ってくれたりしてるよね? 詳しくは知らないけど、知ってるんだよ?」
「……」
 真壁達のことだろう。流石に隠し通せてはいなかったみたいだ。
「守ってくれるからってだけな訳じゃないよ。一緒にいるだけで嬉しいし、ドキドキするし……うん、亮くんと付き合ってから毎日がすごく楽しいの」
「それは……俺も、だな」
「でも、私守ってもらってばっかりだよね、それなのに大したこと返せてなくて……」
「いやいや、何言ってんだ。それは俺の台詞だろうが」
「そんなことないよ」
「あるって、いつも恵梨花には感謝してる……弁当とか。毎日あんな量準備してくれてな」
「そんなの大したことじゃないよ。私がしたくてやってるだけだし」
「恵梨花にはそうかもしれねえが、俺には何よりのもんなんだよ」
「……そっか」
「ああ。だから、返せてないなんて思うなよ」
「うーん……あ、じゃあ、亮くんが何か困った時は今度は私が亮くんのこと助けるね!」
 顔を上げて、さも名案のように告げてくる恵梨花に亮は苦笑を浮かべる。
「俺が困った時?」
「うん、喧嘩とかは私には何も出来ないけど、そういうこと以外で亮くんが困った時!」
「そりゃ、頼もしいな」
 亮がそう言うと手を引っ張られ、恵梨花と正面から向き合って疑わしそうに見上げられる。
「……本当にそう思ってる?」
「ああ、当然だろ」
「……ん、その時は私が助けるからね!」
 そう言って満面の笑みを浮かべる恵梨花の横顔に柔らかい山吹色の光が射して、それが一層恵梨花の魅力を際立たせて、亮は思わず呆然と見惚れてしまった。
「……亮くん?」
 ぼうっとした亮に恵梨花は小首を傾げると、何かに気づいたようにハッとなって口を閉ざし、期待も含まれたような緊張を顔に浮かべてジッと亮を見上げた。
 そうやって少し固くなっている恵梨花に気づいた時、亮は恵梨花が待っているということにも気づいてしまった。何を待っているのかということも。
 勘違いではないと何故だか確信も持てた。
 どうしようかと焦り躊躇したのを一瞬の間で済ませられたのは、亮もそうしたいと何度も思ったことがあるからだ。
 意を決して亮はゆっくりと恵梨花に顔を近づけると、恵梨花も併せるように少し寄ってきた。
 それを二人は繰り返し、文字通り目と鼻の先の距離になると、恵梨花はスッと目を閉じた。そこから亮は吸い込まれるように、そこへ――恵梨花の唇に自分の唇を重ねた。
 登ったばかりの太陽の光が、重なった二人の影を作る。
 それは一瞬だったのか、数秒だったのか、それか数分だったのか、二人にはわからない時間が経った時、亮はゆっくりと離れた。
 そこに来て亮は自分の足が震えていることに初めて気づいた。
 正直なところ、どんな強敵と戦うよりも緊張しただろうなと達成感に包まれながら思った。
 腹にたまった緊張を深く吐き出したいのを我慢しながら恵梨花を見ると、恵梨花は顔を伏せて亮と目を合わそうとしない。
「……恵梨花?」
 まさか嫌だったのだろうかと亮が頭の中を真っ白にした時、恵梨花が突進するように抱きついてきた。
「――っとっと」
 その勢いのせいでよろけそうになったが、そこは鍛えられた肉体を持つ亮である。しっかりと受け止めた。
「……なんか、恥ずかしくて顔見れない……」
 押し殺すように囁く恵梨花の声を耳にして、亮も今更ながらに恥ずかしさが沸いてきた。
 先ほどまでは緊張の方が勝っていたからのようだ。
 そうなると亮も恵梨花と顔を合わせ難く感じ、なれば今抱き合って互いに顔を見えないようにしているのは非常に合理的なことだと思えた。
「そだな……」
 亮はぎゅっと抱きついてくる恵梨花を優しく抱き返した。
「大好きだよ……亮くん」
「……俺も」
 ついと自分の口から出た言葉に自爆して顔を沸騰させた亮は、改めてこの体勢の素晴らしさを悟った。
「――ふふっ、亮くん、心臓の音すごいよ?」
 抱きついた姿勢のまま、恵梨花がクスリと笑う。
「……それは恵梨花もだろ」
「そ、そうかな?」
「ああ」
「うん……ふふっ」
 それから二人は互いの緊張や恥ずかしさを溶かし合うように、静かに抱きしめ合った。
 が、暫くして亮は非常にまずい事態に進みつつあることに気づいた。
 今、亮は全身で恵梨花の体の柔らかさを感じているのだ――特に胸部がやばい。
 恥ずかしさは少し落ち着いたが、それと同時に理性がガリガリと削られていくのを亮は自覚した。思春期真っ盛りの若者なのだから仕方ない。このまま抱き合っているのは至福なことこの上ないが、やはり不味い。打開策のために亮は何か話そうと話題を探し、思いつく。
「そ、そういや、恵梨花、ゴールドクラッシャーのことで何か話があったんじゃなかったか?」
「……え? あ、そうだ……」
 どこか夢見心地な声で返事をした恵梨花は、名残惜しそうに亮から離れた。そして、少し恥ずかしそうに顔を上向けると、まごつきながら口を開く。
「えっと、ね……」
「あ、ああ」
「今度、じゃなくても、近い内の週末にね――」
「ああ?」
 何か用事だろうかと首を傾げる亮に、恵梨花は意を決したように言ったのである。
「――私の家に来て欲しいの」



[第二章 Bグループの少年とゴールドクラッシャー 完]

 
 
やってない話が色々ありますが、それは後でだったり、閑話でやったり、ダイジェスト番外編でやったりと考えてますので。
終わり方に関してはご勘弁を。
やっとここまで……と感無量です。いや、エタらせた私が悪かったのですが、それでも読みに来てくださった方、応援くださった方に大きな感謝を、ありがとうございます。

三月の更新再開からとにかく、B少に時間を全部あてていて、嫁をほったらかしにし過ぎたりもあって、すみませんが今月はこの更新を最後とさせていただいて少し休ませてもらいます。
次の更新は五月を予定しています。
この話の終わりからわかる通り、そこがメインの話ですね。
第三章 Bグループの少年と藤本家
を始めさせていただきます。
これは多分二章の半分も無いでしょう。
来月からまたよろしくお願いいたします。
あ、ゴールドクラッシャー編、または最新話の感想なんかいただけると非常ーに嬉しいです!
では、また来月に!
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