どうも、hashiken(@conteanime)です。
プロポーズも上手く行っていざ結婚! でも周囲への報告がまだだった・・・さあどうしたもんかと悩むこともあるでしょう、でも決して難しく考える必要はありません。
結婚報告は、基本誰にとっても喜ばしいニュースです。恥ずかしがらず、堂々と立ち向かいましょう。
結婚報告で必要なのは、相手への気配り・心使い・伝える順序とタイミング・・・結局はこれだけです。相手に応じた適切な報告の仕方とマナーを簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。
結婚の事前準備・報告の時期と順序
事前準備
実家への報告・承諾
周囲に報告する前に、まずはしっかり新郎新婦両人の実家に報告して承諾を得ましょう(日取りや会場選びの相談はその後です)。まずは女性の実家からです。男性の籍に入ることから、先に女性の両親の許しを得るのが一般的です。
親戚・縁者への報告
ご両親側に任せても構いませんが、出来れば本人の口から直接伝える方が失礼もないですし、相手も喜ぶでしょう。式への列席を頼むかどうかもあるので、電話でもいいので直に連絡を取りましょう。
式・披露宴の日取り・会場選び、招待客の選定
結婚報告をする際には、相手に式・披露宴の有無と招待の意思を伝えないといけません。事前にある程度の招待客の選定を済ませておかないと、個々への対応が失礼になったり、二度手間になったりします。招待したいと考えている方には日取りを伝え、招待状を送ることをはっきり告げられるよう準備しておきましょう。
結婚報告の時期・ベストなタイミングとは?
周囲への報告は事前準備が進み今後のスケジュールの見通しが立つ頃、だいたい3~4か月前からとなります。
まずは職場の直属の上司に報告を。同僚や総務への連絡は、上司に相談してより良い手段とタイミングを計るといいでしょう。
次に、近しい友人や仲の良い同僚、恩師など、式や披露宴に招待する人への報告です。招待状を送付する前に可能な限り直接会って報告し、招待の旨を伝えましょう。
順序
近しい友人や同僚には、どうしても知られてしまう場合もありますよね・・・(笑 その場合はなんとか内密にしてもらいましょう。
職場ではまずは直属の上司から報告を。噂の形で先行して上司の耳に入るのは好ましくありません。
正式な報告の順序は、上司→先輩→同僚・友人、となります。
職場への報告
挙式・入籍スケジュールの目途がたったら、次は職場への報告です。
仕事とプライベートの結婚は別と考える人もいるでしょうが、結婚に伴う諸々の変更は事務手続きの上での対応が必要となってきます。職場によって規範は異なりますが、少なくとも直属の上司と総務には事前の報告をしっかりするのが常識です。
職場での報告はまず優先すべきは直属の上司です。その上司よりさらに上役の方がいても、直属の上司が先となります。
直属の上司へ
相手を結婚式に招待するかどうかでも伝え方は変わりますが、職場での報告は必要な内容を簡潔に伝えることが好まれます。
またこの時に社内への報告手段や結婚後の就業意思、妊娠・出産への希望などの相談も行うといいでしょう。スピーチを頼みたいと考えている場合は、結婚相手のプロフィールも簡単に教えておきましょう。
同僚・友人へ
相手が親しい関係であればあるほど「結婚報告を受けた=式・披露宴に招待されるかも」と思いがちですよね?(笑
同僚全員招待するならば問題ないですが、招待する同僚・友人と招待しない同僚がいる場合は言葉に配慮が必要です。
総務・人事、事務手続き等の連絡
結婚・入籍により、様々な変更手続きが必要になる場合があります。主な例を以下にあげます。
- 雇用保険の手続き・・・氏名変更する場合
- 社会保険の手続き・・・氏名変更する場合、配偶者が被扶養者となる場合、配偶者が第3号被保険者に該当する場合、住所変更する場合
- 住民税の手続き・・・住民税を特別徴収している場合
- 給与振込用の口座名義・・・氏名変更する場合
- 名刺やアドレスの変更・・・氏名変更する場合
- お祝い金、お見舞金、特別休暇などの支給・・・就業規則により申請が必要な場合
- 職場結婚などで、就業規則に何らかの形で触れる場合
結婚による 休職・退職、長期休暇の願い
結婚後に退職や異動、出産や育児による休暇をお願いしたいと考えている場合は結婚報告と同時か、出来るだけ早い段階で願い出るのがマナーです。
結婚後の長期旅行等のために休暇を申請する場合も、決まった時点で早めに済ませましょう。詳細な期日が決定する前でも、上司の耳に入れておく方がいいかもしれませんね。
取引先等へ
仕事だけの付き合い程度の関係なら話題が出た折りに告げる程度で構いませんが、準備段階での忙しい時期や新婚旅行等の休暇などで業務に影響する場合は事前に連絡しましょう。
友人・知人への報告
職場同様に、親しい間柄であればあるほど「報告を受けた=式に招待されるかも」と思われます(笑
式に招待する人しない人で伝え方にも気遣いを。親しき仲にも礼儀ありです。
近しい友人へ
招待を考えている友人を集めて、報告会を兼ねた前祝いを行うのもいいですね。スピーチや受付・撮影係など、頼みたい役割がある場合も招待状を送る前にお願いしておきましょう。
遠方・ご無沙汰の友人へ
疎遠になっているようなら報告ははがきやメールなどでもOKですが、式への招待を考えているなら可能な限り電話など口頭で伝えるようにしましょう。出欠の確認もこの段階でそれとなく訊ねておいてもいいですね。
恩師・お世話になっている人へ
失礼のない形で手紙やメールでの報告をした後、式への出席をお願いする場合は改めて直接お願いしましょう。祝辞やスピーチをお願いしたい場合は、早めに報告をして出欠と祝辞の了承の確認をしましょう。
SNS(Facebook、Twitterなど)での投稿で報告
事前報告も事後報告も最初のタイミングが難しいので注意が必要です。
事前報告は正式な報告を先行しないように、事後報告は出席した友人に先回りされないよう配慮を。
準備段階の経過報告なども、自慢げになったり見る人に不快感を与えるような投稿は控えましょう。
パターン別 挨拶文例
ここまでの点をふまえて、実際にどのような報告を行ったらよいか整理してみましょう。
口頭で伝える場合、手紙やメールで伝える場合とありますが手段に応じて文例をアレンジして活用してください。
- 挨拶
- 結婚(入籍)の報告
- 簡単な相手の紹介
- 式・披露宴のお誘い。(招待しない場合は、遠回しのニュアンスで伝わるように)
- 今後の意気込み、相手への希望・連絡など
以上がベースの形となります。
結婚式・披露宴に招待する上司・上役へ
例、
- (時節の挨拶・おことわり)
- 私事で恐縮ですが、この度ご縁があり結婚することとなりました。
- 相手の方は、○○株式会社に勤めているキャラデザ子さんという方です。
- 結婚式は○月○日にXXホテルで挙げる予定ですので、Y部長にもぜひご列席いただきたいと思っております。あらためて招待状をお送り致しますので、どうぞよろしくお願い致します。
- プライベートでは多少忙しくなりますが、仕事との両立を目指して努力していく所存です。今後とも、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
結婚式・披露宴に招待しない上司・上役へ
例、
- (時節の挨拶・おことわり)
- 私事で恐縮ですが、この度ご縁があり○月○日に結婚することとなりました。
- 相手の方は、株式会社△△に勤めているコンテアニ夫さんという方です。
- 結婚式はごく身内のみで行う予定です。
- 結婚に伴い名字が変わりますのでお知らせ致します。新しい名前はコンテデザ子です。プライベートでは多少忙しくなりますが、家事と仕事との両立を目指して努力していく所存です。結婚後につきましては、引き続き勤務させていただきたく、一層仕事に励みたいと思います。
結婚式・披露宴に招待する友人・同僚へ
例、
- (時節の挨拶)
- この度ご縁があり、結婚することとなりました。
- お相手は、かねてよりお付き合いしていた株式会社△△に勤めているコンテアニ夫さんです。
- 結婚式は○月○日に××ホテルで挙げる予定で、Zさんにもぜひご出席いただきたいと思っています。後日正式に招待状を送ります。お忙しいとは思いますが予定をあけておいてください。
- 今後とも変わらぬお付き合いを、よろしくお願い申し上げます。
結婚式・披露宴に招待しない友人・同僚へ
例、
- (時節の挨拶)
- 平成○○年○月○日に、キャラデザ子さんと挙式・入籍することとなりました。
- —
- 式・披露宴は、親族のみでささやかに行う予定です。
- これから、二人で力を合わせ明るく楽しい家庭を築いていきたいと思っております。今後とも変わらぬお付き合いを、どうぞよろしくお願いいたします。
年賀・季節の挨拶葉書での結婚報告
例、
- (年賀・時節の挨拶)
- 昨○ 私どもは結婚式を挙げ 新生活に入りました
- —
- —
- 未熟者の二人ではございますが今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします
転居のお知らせを含む葉書での結婚報告
例、
- (時節の挨拶)
- この度わたしたちは、○月○日に結婚式を挙げ、下記(左記)住所にて新生活を始めました。
- —
- —
- まだまだ未熟なふたりですが、明るく笑顔のあふれる家庭を築いていきたいと思っております。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
友人への事後報告。報告機会を伺うお知らせ
例、
- (時節の挨拶)
- 以前お話していたとおり、コンテアニ夫さんと○月○日入籍いたしました。
- —
- —
- 皆さんにちゃんとした入籍の報告ができていませんでしたので、きたる○月○日、××で結婚の報告とアニ夫さんの紹介を兼ねたささやかな集まりを開催します。ぜひご参加ください。まずはご案内とお願いまで。
さいごに、
最初にも書いたように結婚報告はそもそもが喜ばしい報告ごとです。
相手に失礼のないよう当たり前の心遣いさえしていれば、基本的に大きな問題はありません。
必要以上に照れたり恥ずかしがったりせず、また面倒くさがらずに幸せのおすそ分けだと思ってしてしっかり進めていきましょう。