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自分でも自分の性格悪すぎて自分に引きながら書いた。
そのうち非公開にします。
相互フォロワーの皆さまにとってはすでに周知の事実ではあると思われるが、先月BBQ合コンに行ってきた。
27歳。思春期時代にようやく一般家庭にパソコンが浸透しはじめ、ネット文化の発展とともに成長してきた世代として常々スクロールバーを見ただけでうんざりするような長文で喪女活動の記録を残しておきたいと(一人で勝手に)思っていたので、折角だからこれを機会に久々にレポートなどを書いてみようかと思います。
まずは前回と今回の両コンパのメンバーを簡単に説明する。
女性陣
めかぶちゃん…女性側の幹事。両日とも店の予約などはすべて彼女がしてくれた。
しぃねちゃん…今回のメンバーで一番若い。THE・大阪の女。
きやしさん…喪女グループの暴走機関車。
あさの先生…前回の合コンは体調不良で欠席したため今回のBBQコンがメンズとの初対面。
そして特に紹介できるようなこともない面白みのない女である私…メンバー最年長
以上5名が女性メンバーだ。
全員正真正銘の腐女子で喪女だが、髪も服も化粧もきちんとお金をかけて歳相応にし、人並の女性と同様に見た目には気をつかっている、喋りさえしなければ見た目はごくごく普通の女たちである。
男性陣については細かく書くと色々と問題があると思われるので簡単に説明しよう。
1番…男性側幹事。合コン後、GWに私と二人で鎌倉に遊びに行った。
2番…おそらくオタク。水素水メーカーを17万で購入し初回の合コンでそれを弄り倒された。
3番…初回の合コン後、女性陣全員にLINEを送りアプローチしていたことが発覚し即吊るし上げられる。
4番…普通の人
5番…大人しい。自分から女性と話す気がない。
今回のBBQコンのレポートは基本的に自分達のことは上空8000mの棚にあげて1番と2番に対する文句で構成されているので「彼氏欲しいならそれくらい我慢しなよ…^^;」とか言えてしまうタイプの大和撫子は今すぐ読むのをやめて欲しい。余談だが、全員私達と同じような年頃だが聞けば誰でも知っているようなところに勤めており都心の一等地に住んでいる高学歴エリートで恐らく腐るほど金を持っている男達だということも付け加えておく。
一通りメンバーを紹介したところで話を戻そう。
5月下旬。非常に天候にも恵まれた、実にBBQ日和の土曜日である。
この日の前日、仕事でとても嫌なことがあり仕事も恋愛もダメな自分にほとほと嫌気がさした私は深夜1時まで号泣し、その後2時までpixivで好みのBL小説を読みふけったあと眠りについたという、おそらく今年に入ってトップ3に入るわりと最悪な状態で目を覚ました。
両目は恐ろしいほどに腫れており、とても人に会えるような顔ではなかったのだが取り急ぎ氷枕を顔面に押し当て、録画したシンドバッドの冒険を見つつ「シン様とジャーファルくんは本当に最高だなぁ…」と二人の運命を神に感謝しながら出かける準備を進めていた。
そもそも、今回何故BBQコンパなどという文字面だけ見ればリア充中のリア充、FacebookやInstagramでエロい水着を着たギャルたちがオシャレな酒瓶片手に各々最高のキメ顔で集合写真を撮ってそうな会に行くことになったのかと言うと、1ヶ月前に行われた合コンメンバーによる2度目の合コンであった。
同メンバーによる新宿のオシャレなお店で行われた1度目の合コンについては長くなるので詳細は省かせてもらうとするが、一言で説明するならば"この時は楽しかった"だ。
私はこの時の男性側の幹事、1番くんと1ヶ月近く毎日LINEをした後GWに二人で鎌倉へと行くということをしたくらいには皆で食事をしている最中の雰囲気も、相手方へも悪い印象はほぼなかった。
ただ私の中では鎌倉で1番くんと1日過ごしたことですでにBBQへの意気込みは消えつつあるほど鎌倉での出来事は「キレるようなこともなかったが、特別楽しいことも1つもなく、ただただ人間性が噛みあわなかった」という思い出なのだがこれも話すと長くなるのでBBQコンとの思い出と交えながら後述していきたい。
10時30分にBBQ会場の最寄り駅に集合ということで、私は一駅隣に住んでいるあさの先生と駅の中で待ち合わせをし一緒の電車で目的の駅へと向かった。BBQ2日前の夜、合コンメンバー全員がいるグループに1番くんの人数確認を兼ねた「当日はよろしくね」というLINEと「そういえばこんな記事がタイムリーに出てたよ笑」という1ヶ月前の合コンで散々弄り倒された"水素水というものは存在しない"いう内容のネット記事が貼り付けられており、この時ツイッターのTLにいた喪女メンバーは全員「今このタイミングでこんな記事を貼り付けられてもなにがタイムリーなのか解らない」「いつまで水素水ネタ弄ってんだよ」と完全にグループトーク内で一人滑っている1番くんに対しての罵倒と「この話題についてどう処理するべきか」という緊急会議が行われた。本来なら「ほんとだ~笑」などと適当に返すのが正解なのだろうが(喪女なので本当に正解かどうかの自信はない。正解を誰か教えてください)もとより一般人よりも生きているスピードが速いのか、喪女メンバーたちにとって一ヶ月前のネタなど古過ぎて腐っているどころかもはや腐った後に土に返っているレベルである。
「この場合、この滑っているネタを救えるのは水素水メーカーを買った2番だけ」「しかし奴は恐らく返事をしない」「無視してもいいが、誰もこの話題に触れないままBBQ当日を迎えるのもそれはそれで気まずい」と判断され、我慢できなくなったしぃねちゃんが「もういい、私がいく」と死をも恐れぬ果敢さでグループトークに返信をした。
そこからツイッター上で「正直もう今回の男メンバーと恋愛する気全員ないよね?弄り倒してしまってもいいのではないだろうか?」という結論になり、グループトーク内では男性陣を全員置き去りにしたまま「田舎の自販機に売っているマイナーだけど美味しい飲み物」トークで盛り上がった。完全に喪女グループトークと同じノリとスピード感で会話を繰り広げ、横山三国志のスタンプや学園ハンサムのスタンプが躊躇いなく使われていた。LINEのグループトークと同時進行でツイッター上では「これで明日の朝男が全員退室してたら面白い」「私が男だったらBBQドタキャンする」とツイートし、我々が暴走したことにより1番の滑りもうやむやになったであろうと判断され皆その日は眠りについた。
そうして次の日。BBQ前日の金曜日の朝はやくに初回合コン後にその時参加していた喪女全員にアプローチしていたことが発覚し即総スカンされた3番くんが「了解です!」の返事をしたしばらく後に「身内に不幸があったのでBBQは不参加にさせて欲しい」との連絡をよこしてきた。
我々も大人である。このようなタイミングで身内に不幸がおこることなど早々ないことくらいわかっている。喪女たち全員「本当に一人ドタキャンした」と笑うしかなかったが、今までの人生で沢山の男を葬ってきた喪女たちにとって今更一人二人消えたところで別段後悔はなかった。漫画やアニメで人を殺しすぎたキャラクターが人を殺すことになんの躊躇いもなくなり、次第に人らしい感情すら失っていく描写などがよくあるが、まさにこんな感じなんだろうなと思う。
道中、あさの先生との電車内での会話はこの件について「架空の身内を殺すほどうちらに会いたくなかったんだね、申し訳ないことをした」「3番自身だけでなく3番の架空の身内まで殺してしまった」と笑っていたが、はたから見たら殺すを連呼するサイコパスな女二人だと思われたことだろう。
この時点で人数確認を兼ねた1番からの連絡事項LINEに対して3番の不参加連絡と2番からの「水素水からどんだけ盛り上がってんの。笑」というお前がさっさと返事しねーからだよボケナスと思わせる返信しか男性陣からはなく「残りは返事がないが本当に今日のBBQにくるのか?生きてるのか?」と喪女たちは若干の苛立ちを見せはじめていた。
社会人ならせめて「了解です」の一言くらい返して欲しいのだが、それすら出来ない人間がなぜ普通の人より良い会社に勤めていられるのか今にしてもはたはた疑問である。
私とあさの先生がもうすぐ待ち合わせの駅に着くという直前になって、しぃねちゃんから「男の人たち返事ないけど今日来るんだよね?生きてる?」とそこはかとなく最低限の返事くらいしろやと怒りのこもったグループLINEが送られるも、4番からの「遅刻します」という返事と2番から形容しがたい表情のブサイクな豚に「てへぺろ」というセリフのついた人を苛立たせるために作られたとしか思えない無料スタンプを送られてきたことによってツイッター上では「なんだこのスタンプ」「ふざけんな」「クソいらつく」と一瞬で全員がロアナプラ在住の女の顔へと変化した。(ロアナプラとは、漫画BLACK LAGOONに出てくる無法地帯の架空都市。日常的に人が死ぬ。)
そんなこんなで一番最初に待ち合わせ場所に着いていためかぶちゃんと、私とあさの先生が合流。一度5番が前を通り過ぎるもののなぜかチラ見だけされてどこかへ行ってしまった彼を見送りながらきやしさん、しぃねちゃんと順次喪女メンバーが待ち合わせ場所に集合となった。数日前の時点ですでに消化試合と化していたBBQが、この時点で恋愛相手を探す場所から豊洲のロアナプラと化したことにより「男どもに額でバーベキューするコツを教えてやるよ」という物騒なワードが飛び交うこととなってしまった。この時点でやる気はないが殺る気は満々という状態である。
しかし事前に男性側幹事の1番くんから「食事代はメンズが出すし。笑」という連絡を受けていたので「人の金で肉が食える」という気持ちだけでかろうじて女性陣のモチベーションと男性陣の命は保たれていた。改めて書くとあまりにも最低すぎて自分でも引いているが、向こうから言い出してきたことなのでこちらに罪はないと思いたい。
女性陣で静かに殺意を高めていると次第に男性メンバーも集まり始め、遅刻の4番以外の8名で近くのスーパーへと食料の買出しへと向かうこととなったのだが、その時点で1番以外の男は女性陣に対して話しかけたりする等のコミュニケーションはほぼなく、男同士でスタスタとはるか先へと歩いて行ってしまった。その姿に「本当にむこうもやる気ないんだな」という感想と共に「ガンダムの登場人物だったら隊長クラスのキャラに先行しすぎだ!と注意された直後に死んでたな」と一人どうでもいいことを考えていた。
ここではスーパーでの食料買出し班と100円ショップでの買い出し班とに別れ、個人的な買い物もあった私とあさの先生の二人が100円ショップ買出し班へとなった。
100円ショップで個人的な買い物もしながらスーパーの買出し組に必要そうなものを聞くも、こちらの問いかけに対してすべて1番からの要領を得ないポンコツな返答しかなく、あさの先生が包丁とまな板を抱えながら次第に苛立ち始める様子を私はただ隣で見ていることしか出来なかった。
1番はなにかとグループLINE内での指揮を執ろうとしてくれるのだが、実際前回の合コンも今回のBBQコンもお店の予約や当日の下調べなど影で面倒なことをしてくれたのはすべてめかぶちゃんであることを知っているし、彼の口から「めかぶちゃんがやってくれたからお礼はめかぶちゃんに言って」などの気遣う言葉が出てきたことは一度としてないどころか、まるで自分がすべてやったような態度でいることも知っているので、彼が今更どれだけ頑張っている感を出しても私もあさの先生も「いいからさっさと店長(めかぶ)を出せ。てめぇじゃ話になんねぇんだよ」とロアナプラの女の顔が出てきてしまうのも仕方のないことだと思う。
結局途中から1番からのポンコツな返答すらなくなり、かわりにきやしさんが返答をしてくれたことによって必要なものの買い出しは終わらせることが出来た。100円ショップには場所と季節柄だろうか、すでに子供用の水遊びや砂遊びグッズの特設コーナーが作られており、そこにあった小さなプラスチック製のテニスラケットのおもちゃを食料買い出し組の女性陣のために購入。なぜテニスラケットかと言うと、しぃねめかぶきやしの3人はBBQ後にミュージカルテニスの王子様ドリームライブを控えていたからである。(誤解をされないよう念のために言っておくが、BBQの予定を立てる際にこの日は夕方から用事があるがそれでも構わないのか?ということで男性陣全員から了承をもらった上でこの日のBBQは行われている。)
1番からのポンコツ返答に対する不毛なやり取りと返ってこない返事を待つことで100円ショップで1時間近い無駄な時間を過ごしてしまったが、どうにか買い出しを終えた私とあさの先生は食料買い出し班と合流するべく喪女グループに電話をしたところ「男共と別れて私たちも今からそちらに行く」という驚きの返答。あさの先生と私の2人の間に「もしや食料買い出し中に男達とモメて殺してきてしまったのか…?」とにわかに緊張が走った。
めかぶしぃねきやしの3名と合流し「買い物中(頭の血管の方は)大丈夫だった?」と恐る恐る聞くと「うーん何回か殺した!」と元気な返事と共に買い出し中に起こった出来事を報告してくれたが、この時の詳細ついてはその場にいた食料班の喪女たちによる補完を期待している。
男たちがいなくなったことによりこの瞬間からただの腐女子5人の気楽なショッピングへと変わり、きやしさんによる舞台 刀剣乱舞の燭台切光忠の全力モノマネがららぽーと内に響き渡る楽しい時間となった。
しかし、楽しい時間はそうは続かない。我々はバーベキュー会場で男性たちを待たせているのである。
BBQ会場であるビーチへ向かう直前、これからの戦いにむけて自分達を鼓舞するように最後のあいつこそがテニスの王子様を熱唱しつつ豊洲のおしゃれな歩道を進んでいった。
BBQ会場は真っ白な砂浜にレトロな青色のコンテナに囲まれた可愛らしくおしゃれな場所だった。語彙力がなくて上手に説明できないが、とにかく豊洲っぽいおしゃれな会場で、これが喪女だけだったらさぞかしテンションも上がっただろうがこの先に待っているのはすでにお互い好感度だだ下がりの男達である。
それでも全員顔には笑顔を携え「ごめんね~!おまたせ~!」とすでに酒を飲んでいる男性陣の中へと入っていった。
少量の肉を焼きながらすでに一杯はじめている男性陣をよそに紙皿やコップ、少し手間のかかる料理の下ごしらえなどを(主に私以外の喪女たち)がしてくれているのを横目に私はコロナの瓶にライムを刺すという幼稚園児レベルのお手伝いをしていていた。
実は鎌倉の帰り際、1番くんに執拗にGWの残りの予定を聞かれまた遊びに行こうと誘われたのだがその日の出来事で彼と二人で会うことはもうないだろうと心の中で決めていた私は「予定が空いたら連絡するね」と言ってその日からBBQまでの約一ヶ月もの間一切の連絡をしなかったので内心非常に気まずい思いをしており、男性たちの方に近付きたくなかったのである。
これが普通のリア充女子とのBBQなら「ょねこ1番くんとこの間デートしてきたんでしょ~?もっとアピールしなよ~!><」といらん気を回して席を近づけようとしたりするところだが、今回はチーム喪女だ。私が近付こうとしなければ不必要に気を回すこともなく、きやしさんとあさの先生に挟まれながら謎の安心感でライムを瓶に刺す作業に集中できた。喪女仲間はいいぞ。
男性陣は男性陣で勝手に仲良く盛り上がっているのでこちらも女性同士、きやしさんが蓋がついているウェットティッシュをポテトチップのように開けたりするのを爆笑して楽しんだりしていた。
コロナにライムを刺す作業が終わり「フェイスブック用の写真撮ろう」と喪女同士でキメ顔写真を撮っているとしゃしゃりの1番くんが「俺たちも入りたい」と後ろの方でボソボソ言うので仕方なくどこに載せるあてもない全員の入った写真も撮った。
再度鎌倉での話しに戻るが、1番くんはなぜか写真に写りたがりなところがあり鎌倉の大仏前でカメラ女子に君たちの写真を撮るかわりに自分達の写真を撮ってくださいというお願いを断られていたり、鶴岡八幡宮でもツーショットの写真をやたらと撮りたがったものの階段の斜面がきつすぎて上手くフレーム内に収まらず、もとよりツーショットなど死ぬほどどうでも良かった私は「階段から落ちたら危ないから写真を撮るのは諦めよう」と無理矢理諦めさせたりしていたのでこの時も少しだけイラっとしてしまった。(彼は写真を撮りたがり写りたがりのわりに鎌倉の日にiPhoneのカメラでズームが出来ることを初めて知ったと言っていたから驚いた)
その後はひたすら男性陣に絡まれないように静かに一番端の席で肉を食べながら喪女たちがやること(下ごしらえ等)に何かとケチをつけてくる2番をめかぶちゃんとしぃねちゃんが5倍にボコしたりきやしさんが少し離れた砂浜の上で楽しげにラケット片手にテニミュを演じるのを遠巻きに見ていた。
BBQも中盤になって塩コショウと醤油が必要な料理を作ろうとしたところ、貸し出しの塩コショウが在庫切れということで男性陣から離れるチャンスを得た私は率先してきやしさんと二人近くのコンビニに買いに行って来る!と一時会場を離れることとなった。
きやしさんと喪女トークに花を咲かせながらグーグルマップに表示された一番近くのコンビニへと向かうも、どうやらそこは高層マンション内に入っているコンビニで入居者以外は利用できないという「さすが豊洲」としか言いようのない門前払いをコンシェルジュに食らってしまい別のコンビニを探しなおすこととなってしまった。しかし二人とも腐女子なので「入居者しか使えないコンビニがあるマンションってやばくない?絶対最上階に金持ちの攻め住んでる」「その攻めに飼われてる受けもいる」「今日からここがお前の家だ……」「前面ガラス張りのリビングで受けを窓ガラスに押し付けて…」「攻め…恥ずかしいよ…!」「見せ付けてやるんだよ…」などと言う会話で大盛り上がりした。今にして思えばこの会話をしている時がその日の中で1番楽しかった気がする。
金持ちが故に人を信用できない豊洲の高層マンション住まいの攻めと借金の形として突然攻めに飼われることとなった受けの話で盛り上がっているうちに2件目のコンビニにたどり着いたが、なんとそのコンビニも営業時間外で入ることは出来なかった。さすが豊洲のコンビニは24時間365日営業ではないのだ。さすがだ、さすが豊洲だとしか言いようがない。
最後の期待をこめて川向こうのコンビニへと向かい、途中で二人で川辺で無駄にいい女風の写真を撮って喪女グループに送りつけたり、クラゲが泳いでいるのに大はしゃぎしたりして道草を食いつつ3件目にしてようやく一般市民でも買える営業中のコンビニにたどり着くことが出来た。
ながき道のりを経て塩と醤油をゲットし、帰りにもう一度きやしさんに舞台版燭台切光忠がおはぎを持ってくるシーンのモノマネをしてもらいながら再度BBQ会場へと戻ると喪女たちが焼きあがった肉や野菜を片手に手厚く出迎えてくれた。男たちからは特になにもなかった。
私はこの時寝不足と飲酒と炎天下の中を歩いたことですでにHPが赤ゲージ状態であり虚ろな瞳で喪女たちが差し出してくれる肉を食べることに専念していたが、その横で目の前にあるライターを探す2番としぃねちゃんの戦いが行われていた。
2番「あれ?ライターどこ行った?」(目の前にあるライターを探す)(その日2回目)
しぃね「目の前にあるだろ!視界がハエ並かよ!」
2番「視界がハエ並!?」
しぃね「そうやってこっちが言うことにおうむ返ししてばっかでなんか一芸とか持ってないの?」
2番「一芸ってなんだよ、じゃあそっちは持ってんのかよ?w」
この2番のセリフに「30万美顔器ガンダムフリルチワワ誘拐バッグの女にこんなことを言うなんて…無知とは恐ろしいものだ…」と一人震えていたその時。
「デレデレデッデッデ〜無駄のないテニス〜〜〜〜〜♪」
それまで静かにしゃがんで作業していた喪女界の暴走機関車こときやしがすかさずドヤ顔で机の下からスッと顔を出しエクスタシーを全力で演じ始めたことによって喪女たちの心は一瞬で2番からきやしさんへとうつり、喪女たちの顔に笑顔が戻った。(当然だが男たちはポカンとしていた)
突然の白石蔵ノ介の登場によりピリついた空気も一瞬にして霧散し再びBBQへと戻ったが、その後もきやし劇場はとどまることを知らず、それまでなるべく喪女たちの視界に入らないよう己の義務を果たすかのごとくひたすら肉を焼き続けていた遅刻の4番が「家この近所なんだよね」と住まいがBBQ会場の徒歩圏内だということを告白した瞬間に「徒歩圏内なのに遅刻したの!?」と切れ味の鋭すぎる殺人サーブを喰らわせて4番を殺したりなどしていた。
次第に喪女たちもオタクであることを隠すのをやめ(最初から隠していなかった気もするが)、めかぶちゃんとしぃねちゃんがガンダムフロントでイザークやディアッカと写真を撮ったという話しをした瞬間、オタクの2番(中学時代にテニプリキャラの技を真似したりしていたらしい)が「イザークとかいらないでしょ?w」と完全に小馬鹿にした発言をしたためめかぶちゃんが「(この話の流れからして)イザークが好きだつってんだろ!!!!!!」と包丁を握り締めたままいきり立つシーンがあったりしたのだが、冷静になってから男とのバーベキューで「イザークが好きだっつってんだろ!!」とキレる状況とは一体どんな状況なのか、おそらく人類の歴史の中ではじめて起こったであろうシチュエーションに笑うほかなかった。
バーベキューも一段落し、折角綺麗な会場に来たのだから写真を残したいと思った私は喪女たちと一緒に砂浜へ出て(当たり前だが男は誘わない)SEX and the CITYごっこしようぜ!とキャリーになりきった写真を撮りあいっこしたり皆でジャンプしたりしている写真を楽しく撮りあおうとしていたのだが、ここでも1番の写りたがりが「俺も入りたい」と言い出し再度みんなでの集合写真と、女3人の中に1番が男1人で混ざってジャンプするというよくわからない写真が撮れた。(女3人だけでジャンプしてる写真も撮ってくれたのだが一ヶ月前までiPhoneのカメラでズームできることを知らなかった男なので当然連写機能など知っているはずもなく、何度説明しても連写出来ないので死ぬほど撮り直しをさせられて右ケツを攣り撮り終ったあと即座に椅子へと戻った)
今回のバーベキューは食材を自分達で用意して会場には場所代だけを払うプランだったのだが、店員が持ってきた場所代の会計をなぜか男性陣は総スルーできやしさんに万単位の金額をクレジットカードで払わせたり食材費も「男が払う」と事前に言っていたわりには結局そこそこの値段を徴収されたり(2番がごねたらしいが、その時私はその場にいなかったので詳しいことはよくわからない)「女なんだから奢ってもらって当然」などとは思っていないし、そこまでしてもらう程の女であるという自信も私にはないのだが、あまりにもスマートさに欠ける言動の数々になんというか「えっ…?」という気持ちに何度もなってしまった。私に表現力や語彙力がないばかりにこの感情を上手に説明出来ないことがとても悔しい。
そうして気付けばドリライ組の離脱時間が迫っており、急いで片付けを(主に私以外の喪女たちが)して明らかに「これ以上ここにいたらマジでやばいんです」オーラを出しながら新宿を歩くキャバクラ嬢並の真顔と急ぎ足で会場を出ようとしているところに空気の読めない1番が「皆で写真撮ったっけ?」「このブランコのところで写真撮ろうよ!」と声をかけるのを「こいつマジで魂強いな」と見ていることしか出来なかった。あの空気で写真を撮ろうと言うことは私にはおそらく3回生まれ変わってもできないだろう。
朝から蓄積された怒りと迫るドリライの開場時間のためにBBQ会場を出て即おひらき、もうこれ以上関わりたくないというように男達を置き去りにして早足で駅へと向かう喪女5人のはるか後方を着いてくる男3人(4番は己の義務を果たして別方向の徒歩圏内の家へと帰っていった)という状況で、ドリライ組のめかぶしぃねきやしの3人と私とあさの先生の2人の2組に別れてそれぞれ逆方向のホームへと並び、どうにか男たちが来る前に電車が来て出発しますようにと願っていたのだが、悲しいことにその願いは天には届かず、男たちの登場によりホームは非常に気まずい空気に包まれた。
無視する訳にもいかないので一応「あれ~?知ってる人たちだ~!」などと冗談で濁しながらとにかく速やかにこの場と男たちから離れたいという空気を出していたところ、さすが空気の読めない1番がよりにもよってこの後ドリライを控えているめかぶしぃねきやし組の方に「用事あるんだっけ?じゃあこの後どっか行くの無理?」と声をかけていてあまりの空気の読めなさにいっそ関心するしかなかった。
当然「無理」と一刀で切り捨てられた1番たちを尻目にちょうどきた電車に乗り込むめかぶしぃねきやしに手を振って3人とはこの日はここでお別れとなった。
ドリライ組に斬り捨てられた1番達が「そっちの2人は用事ないんでしょ?」と私とあさの先生に矛先を向けた瞬間に私達の乗る電車が到着したためこちらも強制的に「電車きたからじゃあね」と電車に乗り込みホームでどの電車に乗るべきか迷っている男3人を眺めていたところ、発車直前になって男3人が私達の乗っている電車の車両に乗り込んできた。電車に乗った時点で別の遠い車両に移動しておけばよかったのだが、爪が甘かった自分を恨むしかない。とにかく乗換駅に着くまでの数分間絡まれないように先生と2人外の景色を眺めながら死ぬほどどうでもいいトークをさも盛り上がっているから話しかけないで欲しいというオーラにしてバリアを張るしかなかった。
幸いにも電車内では特にしつこく話しかけられることなどなく乗換駅に到着。男達もその駅で降りるのを少し離れて見過ごしてから一度駅から出ようとしたところ、よりにもよって改札で引っかかっている男3人にまたまた遭遇してしまいこれまた無視する訳にもいかないので一言交わしてから私達も改札を抜けようとしたところ「これから一緒に飲みに行こうよ」と声をかけられてしまった。
ここからがとてつもなくしつこく、主に2番が「飲みに行こうよ」「なんで行けないの?」「用事ないんでしょ?」と捲くし立てるように投げかけてきて「今日はもう無理」「この後2人で行くところあるから」「明日も仕事だから」「ていうか気持ち悪いしつこい」「本当に無理」と断っても一向に引き下がる気配はなく、その日カーディガンを肩にかけていた私に「なんで行けないの?こんなプロディーサー巻きしてやる気満々なのに。笑」と言いながら胸の前に垂れている結んだ袖の部分をぺろんとスカートめくりをするようにめくられたり「そんなに断られると余計に連れて行きたくなる」などと言ったりしてきて非常に気持ち悪く不愉快だった記憶しかない。
冗談抜きに10分ほど改札前に拘束され続け、いよいよキレたあさの先生が「きもい!!援交する親父かよ!!」と薙刀で斬りつけるもヘラヘラした様子で引き下がる気配がなく、「今日はもう本当に疲れてるし明日から仕事で6連勤だから」「また今度改めてにしよう」と言ったところでようやく1番が「もういいよ、じゃあまたにしよう」と2番に声をかけて解放された。
去り際もどうにかして彼らの中から私達への興味がなくなってくれるようにとあえて「じゃあな」「あばよ」と普通の女性は使わないであろう柳沢慎吾スタイルで別れを告げて逃げるようにその場を離れた。
あまりのしつこさに、おそらくあさの先生が先陣を切って薙刀をふるってくれなければ私は「もう面倒くさいし一杯だけ付き合って帰ろうかな…」と判断していたかもしれないレベルだったのであさの先生がレベル99の薙刀であったことに感謝しかない。さながら私はレベル1の短刀だ。歳ばかりとっているのに頼りにならず本当に申し訳ない気持ちしかない。
帰りの電車では私は心底ぐったりしていて、自宅最寄り駅についたら一緒にファミレスで反省会をしようと話していたのだがそれも無理かもしれない…ごめん…と言いつつ、最寄り駅についたらめちゃくちゃに元気になったのでその後ルミネでサンダルを衝動買いしてサイゼで5時間反省会をした。
あさの先生とも話したのだが、そもそも最初は私達の目の前でドリライ組に声をかけて断れていて私達には2番目に声をかけた上に、当初は奢ると言っていた食材代を結局女子にも払わせておいて(しつこいようだが奢ってもらって当然などという思考ではないのだが)どの面下げてあんなにしつこい誘い方をしてきたのか、そもそもあのしつこさは一体なんだったのかという話になったのだが、喪女2人では5時間をもってしても納得できる答えにたどり着くことは出来なかった。
その日の夜、23時前。色んな意味で疲れきっていた精神をネットで喪女充することで回復していたところ、突如として1番からLINE通話がかかってきた。あいにくその瞬間の私は刀剣乱舞の日課「敵部隊を10回撃破」をこなすのにどうしても手を放すことが出来なかったためその電話に出ることはできなかったのが残念でならない。本当に残念だ、あぁ残念だ。
ツイッターで即座に「なんか1番から電話かかってきたんだけど」と報告ツイートをしLINEは放置していた所「今日はあんまり話せなくて残念だったね!今度また遊びに行かない?」というようなLINEが送られてきたので「話せなかったんじゃなくてあえて話さなかったんだよ」と思いつつ今日一日の我々の態度をもってしてもまだ脈があると思っていること、そして向こうにも脈がある(あるのか?)のがすごいと思った。
後日になって、BBQの日あさの先生1人と男性陣という状態になった時に1番が「めかぶちゃんって仕切りたがりなの?」と聞いてきたことや買出しで2番がローストビーフを食べたがったくせに作り方を知らず、調べもせず、すべてめかぶちゃんに任せた挙句に調理過程の様子を見て「気持ちわるw」と言ったりしていたのを知って好感度が地の底までさがった。下がりすぎてそろそろブラジルまでたどり着くレベルだ。
1番に対しては鎌倉の時点で「やっぱり女の人ってみんな結婚したいんでしょ?」「子供何人欲しい?名前とかもう決めてる?」「俺はとりあえず人がしてるイベント全部こなしたいんだよね、結婚して子供作って家建ててみたいなやつ」「女の人は妊娠した時大変だからお酒飲めない方がいいよ!」と言った発言から恐らく結婚願望も出産願望もない私とは価値観が合わないだろうなと思っていたので「また遊びに行かない?」というLINEにもう2人で会う気はないという意図をたっぷりとこめた返信をして斬り捨てておいた。
男女10名のグループLINEの方も特に理由はないがしぃねちゃんが「退会してもいい?」とTLで発言したことによってその流れでダチョウ倶楽部のようにじゃあ私も、私も…と喪女全員が退会することになったのだが、どうやらそれが2番さまのPRIDEを砕いてしまったらしく、我々の退会後にすぐさま2番もグループを退会をしたのち1番に「女達のあの態度はなんなんだ」と怒りの電話をかけ、さらに1番がめかぶちゃんに電話をしてくるという一騒動が起こった。めかぶちゃんが電話で「こういうところが嫌だった」と素直に言ったところ1番も「2番の性格は会社でも問題になってる」と返してきたらしいのだが、そもそもそんな奴を合コンに連れてくるなの極みである。おそらくエリート街道を走りすぎて、2番の今までの人生で誰も俺達が目指すのは勝者じゃなく勇者だろと教えてくれる人が現れなかったのだろう。可哀想なことだ。
その際にめかぶちゃんから「1番もちょっと怖いからブロックしといた方がいいかもしれない」と言われブロックをして、こうして本当にBBQメンバーの男性陣とは縁が切れた。
今回こそはようやくオアシスにたどり着けたと思ったのだが、やはり砂漠の見せた蜃気楼のごとく近付けば消えてしまうはかない男達であった。しかし男は金ではないということを学べたのでよい人生経験だっただろう。こうした思いをしながら我々喪女たちはいつかたどり着けるかもしれない自分だけのオアシスを探し求めてこれからも砂漠をさ迷い続けるしかないのだ。
そして私はそろそろオアシスを見つけるのを諦めた方がいいかもしれないということも考え始めたので、日本が一刻も早く安楽死を許してくれる国になるよう願いながらこれからも今一緒に遊んでくれている人達を大切にしようと思いました。
最後に、我々世代が必ず使う一言で締めさせて頂きたい。
それでは、長文乱文、失礼いたしました。
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