はじめに
私は人生の早い段階から、花粉症とアレルギー性鼻炎に悩まされ続けてきました。ずーっと鼻をズーズー鳴らしていた子供だったわけです。
中学、高校へ進んだ時も、ひどい日は授業中に何度も鼻をかんだりしなければならなかったのです。目がかゆくて、鼻水が止まらないと、授業に集中できるわけなどありません。だから、私はとても苦労しました。ティッシュは手放せない必需品でした。
大学生になっても社会人になっても変わらず、ずーっと鼻水は出続けました。仕事中もずっと鼻をかんでいます。
私の人生で、「いったい何度ティッシュで鼻をかんだのだろう」と思うことがあります。嘘です。別にそんな哲学的なことは思ったりしません。
ただ、今回、こういう記事を書いたのは、同じような症状で悩む人へ、何かの参考になればいいなと思ったからです。
この病院が良い、とかこの薬が良い、とかそういうことではありません。ただ一個人の体験として、こういうケースもありましたよ、というだけの記事です。
この記事で出てくる薬は、専門の医師から処方されたものです。処方箋は診断に基づいたものです。絶対に自分の判断で薬を使用しないでください。必ず、医師の診断を受けてください。
この記事が、花粉症・アレルギー性鼻炎で悩む人にとって少しでも参考になれば幸いです。
病院へ行くまでの経緯
前述したとおり、私は小さい頃からずっとアレルギー性鼻炎に悩まされ続けていました。親も見かねて、何度か病院に行った記憶があります。しかし、それでも根本的な症状の解決にはなりませんでした。
それから私はこの鼻炎の症状を「受け入れなければならないもの」として考えるようになりました。先天的なものとして、完全な症状の改善は不可能だと。うまく付き合っていかなければならないものだと認識するようになりました。
だから、大学生になって以降、耳鼻科へ行って診察をするとか、そういう記憶はありません。病院に行かず、ずっと目のかゆみと鼻水に対して正面から向き合ってきました。朝起きると鼻が完全に詰まっており、口で息をしているため、喉が痛くなっている、というようなことは日常茶飯事でした。
なかなかつらい経験でした。鼻がスースーしている人がうらやましかったです。
時々思いついたように、市販の点鼻薬などを買って試してみるのですが、効果はありませんでした。一時的にスーっとなった感触があって、それで終わりでした。
いつしか、「病院に行ったって治るわけがない。意味がない」と思うようになりました。それほど絶望的でした。
しかし、私はこの年齢になって、急に「耳鼻科に行ってアレルギー検査をしてみよう」と思いました。
その理由は、ただ「通勤途中に耳鼻科があったから」というだけです。それ以外に理由はありません。思いつきの気まぐれみたいなものです。どうせ治るわけがない、と思いつつ、少しの希望をもって私は仕事帰りにその病院へ行ってみました。
診療1日目 アレルギー検査と処方
通勤途中の道すがらにあるその耳鼻科で、私は初診であることを伝え、「アレルギー検査」を希望していることを伝えました。
しばらく待って、診察の順番が回ってきました。担当医は若い男性の医師でした。
現在の症状やこれまでに使用した薬などを聞かれました。私は市販の点鼻薬をたまに使用していることを伝えました。
それから、鼻に鉄の棒のようなものを入れて、現在の鼻の粘膜の状況などを診てもらいました。
「点鼻薬性鼻炎にもなってしまっていますね」
点鼻薬というのは、あんまりやりすぎると逆効果らしいです。点鼻薬をやりすぎて、鼻炎がひどくなってしまっている状態でした。
「とりあえず今日は採血をして、吸入をしてもらって終わりです。1週間後に検査結果が出るので、また来てください」
と言われ、その日の診察は終了しました。
その後、採血をして、吸入をして、処方箋をもらって病院を出ました。隣接する薬局で薬を処方してもらい、その日は家路につきました。
その時に処方してもらった薬は以下の通りです。
- 錠剤:キプレス錠 アレルギー・鼻炎を抑える薬
- 錠剤:ロラタジンOD錠 かゆみ・アレルギーを抑える薬
- 点眼液:アレジオン点眼液 アレルギーを抑える薬
- 点鼻液:ナゾネックス点鼻液 アレルギー・炎症を抑える薬
ちなみに、アレルギー検査自体の費用は約5,000円でした。最初に聞いたとき、「高っ」と思ったのですが、調べてみると、平均的な水準みたいです。採血ではなくもう少し簡易的な検査だと、1,000円くらいで済むようです。
診察2日目 検査結果の通知とこれから
それから1週間経って、私は検査結果を聞きに、二度目の診察に行きました。
実は、初診で処方してもらった薬、特に錠剤2種の効き目が非常に良く、以前よりも数段快適な生活が送れるようになっていました。正直なところ、これまでの症状を鑑みて、ここまで薬が効くとは思ってもみないことでした。
市販薬を使用して効果が出ないという方は、ぜひ一度耳鼻科で診察して処方箋をもらうことをおすすめします。
薬の効き目は効き目として、私は自分の状態を知る必要があります。2回目の順番待ちはお客さんが少なかったのであっという間でした。
前回と同じ男性の医師に診てもらいました。「色々出てますよ~」と言いながら、私の「アレルギー検査報告書」を見せてもらいました。
横軸の棒グラフがクラス1以上になると、アレルギー反応を起こすようです。私の検査結果を見てみると、いろいろなものから反応が出ています。
- ハウスダスト クラス3
- コナヒョウヒダニ クラス3
- ハルガヤ クラス3
- カモガヤ クラス3
- オオアワガエリ クラス3
- ヨモギ クラス2
- スギ クラス4
- ヒノキ クラス2
医師によると、上の2つ(ハウスダストとコナヒョウヒダニ)で反応が出た場合、1年中アレルギーが出てしまう、とのことでした。確かに私は花粉症シーズン以外でも、ずっと鼻が悪かったので納得です。そして、圧倒的なスギ花粉の反応!恐ろしい…。花粉症シーズンは、1段と反応がパワーアップしてる理由も、これで科学的裏付けが出来ました。
さて、こういう反応が出ましたよ、と言ったところで、このアレルギーの根本的な治療はできるのか、というところが気になりますが、現在の医学では、このようなアレルギー性鼻炎の根本的な治療というのはなかなか難しいようです。
とりあえず、今処方している薬で効果が出ているなら、それを使用し続けてください、という診断結果でした。
私は、点眼液と点鼻液はあまり使わなかったので、錠剤だけもらって帰りました。
現在と今後の予定
それから何週間か経ちますが、相変わらず薬の効果はとても良く、今までよりは確実に快適な生活を送ることができています。
しかし、その後自分でもいろいろ調べてみましたが、やはり花粉症・アレルギー性鼻炎の根本的治療というのは、難しいみたいです。
このままずっと薬を飲み続けて、だましだまし生活していくのかと思うとちょっと憂鬱な気持ちになりますが、錠剤自体は就寝前に1錠ずつ飲むだけですし、今のところ副作用も出ていません。しばらくは、この薬に頼って行こうと思います。
耳鼻科に行く前の生活と比べると、本当に快適になりました。今悩んでいる方は、ダメもとでいいので耳鼻科にかかることをオススメします。
最後にあらためて言いますが、医薬品等の使用は、必ず医師の診断によって行ってください。この記事は、私個人の体験によるものです。必ず参考程度にとどめておいてください。