スタジオパークからこんにちは 林ゆうき 2016.05.24


生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!本日の司会は清水ミチコさんです。
清水⇒よろしくお願いします。
伊藤雄彦アナウンサーです。
よろしくお願いします。
きょうのゲストの方ですがまず、こちらの音楽を聴いてください。
♪〜皆さん、ひょっとしてと思いませんか。
このドラマで流れていた曲です。
「あさが来た」。
思い出されましたか?皆さんは、ああと言っていますけれどもきょうのゲストはこの「あさが来た」の音楽を担当してくださった作曲家の林ゆうきさんです。
よろしくお願いします。
俳優さんみたいにかっこいい。
ねえ、本当。
ラフな感じで。
また、しかもお若い。
今おいくつですか?林⇒35です。
林さんがこの「あさが来た」の音楽を担当してくださったんですね。
今NHKで放送されているスポーツのドキュメント番組「アスリートの魂」のテーマ音楽も担当していらっしゃいます。
やらせていただいています。
民放を含めていろいろなドラマの音楽を作っていらっしゃいます。
アニメもやっていらっしゃいます。
実はとても変わった経歴でかなりびっくりぽんです。
出ました。
びっくりぽんな経歴をお持ちです。
迫っていきたいと思います。
今回スタジオパークのために林さんに新曲を作っていただきました。
拍手
ありがとうございます。
ある映像に合わせて作っていただきました。
後ほど披露していただきます。
質問・メッセージをお寄せください。
スタジオのお席のほうへお願いします。
本日のゲスト、作曲家の林ゆうきさんですよろしくお願いします。
スタジオパーク初出演。
どうですか、こういう生のトーク番組というのは。
林⇒ほとんど経験ないです。
今、すごいです、なんか…。
緊張する?緊張しています。
リラックスをしていただいて肩を上げてすとんと落とすと私も本番前に力を抜くためによくやるんですけれども。
体からだますというね。
緊張するタイプなんですか。
ふだん仕事をしているときはあまり人に会わないので。
そうかそうか。
レコーディングとかではミュージシャンの人に会ったりすることはあるんですけれども作曲しているときは基本的に自分と犬とみたいな。
犬がいるんですか。
3匹います。
犬が傍らに。
きょうはたくさんのお客さんに来ていただいています。
早速メールが届いています。
大阪府の40代の女性の方です。
林先生のご出演待ちに待っておりました。
出演予定が何度も流れ「あさが来た」も終わってしまいもう出演されないのかもと落胆しておりましたのできょうは非常にうれしいです。
ありがとうございます。
実は「あさが来た」の放送中に2回出ていただく予定だったんですが国会中継などが入りまして放送できませんでした。
今回3度目ということで。
やっとかなった。
ありがとうございます。
出演されないのではないかと危惧されていましたけれどもご出演されました。
林ゆうきさんですが視聴者の皆さんに聞きたい質問を書いていただきました。
自宅で作業とか勉強をするときに自分で集中する方法とか何かお持ちではないかなと。
確かに1人で作業、犬はいらっしゃるということですが。
自宅で作業するときになかなか集中できない部分があるんですか?自分のスタジオなんですけれども自分で集中しやすいように作ればいいんですけれども漫画を置いちゃったりとかインターネットをつなげちゃったりとか気が散るように自分でしちゃったりするんですけれどもでも締め切り前とか集中したいときにはインターネットの線を抜いたりとか。
ちゃんと自分で。
外界からシャットアウトしたりするんですけれどもいい方法を知っている人がいないかなと。
清水さんは何かありますか?自宅で作業するときありますか?ライブ前のネタ作りとかそういうときは自宅の作業になりますね。
集中するときはありますか?どうしているかしら。
お店に行くとか、というのもあります。
図書館に行くとか。
外に出ちゃうんですね。
だけど音楽だからあれですよね。
脚本の方とかは出先でやったりというのを聞くんですけれども、音楽だとちょっと使っているソフトとかも違ってくるので機材があるので。
ホテルにこもってもできないんですね。
簡単なやつはできるんですけれども。
外に出るわけにはなかなかいかないですね、林さんの場合は。
そうですね。
私の場合は自宅で作業が基本的にないですからね。
勉強したりとかそういうことは。
読書とかね。
勉強するとき…でもやっぱり、ついつい自宅で作業をすると誘惑に負けちゃうほうなんですよ。
自宅は誘惑が多いんですよね本当に。
自分の好みのものが置いてありますからね。
それを置いているのは自分なんですけれどもね。
皆さん、自宅の作業でどんな集中する方法があるのか。
息抜きでもいいですし自宅でなくても何かに集中する方法があったらぜひ、お寄せください。
林ゆうきさんへの質問やメッセージも合わせて募集しています。
やっぱり林さんといえば「あさが来た」。
こちらの音楽を担当してくださいました。
林さんがどんな音楽をドラマにつけて作曲してくださったのか。
音楽に集中してご覧ください。
旦那さんのお世話もせんとよけいなことばっかり考えて。
相変わらずのこのあほ娘が!堪忍。
待ちなはれ。
いどを出せ、おいどを。
こら、あさ!反省せえ。
ああ〜。
痛い。
そげな、たたいたら痛いがな。
は?新政府の仕事を辞めるっちゅうとか。
はい。
官に未練はありもはん。
大阪に戻りもす。
じゃっどん、おはんの故郷は大阪ではなか。
なんで官を辞してまで大阪に行くのか。
そげん、おもしろかもんでもあっとか。
はい!ありもす。
誰に口つままれようと後ろ指さされようと。
前を向いて進みなさい。
それが、じいちゃんの願いや。
分かったな。
うん。
よーし、ほな歌でも歌おうか。
うん。
伊藤⇒こういう音楽で。
林⇒懐かしいですね。
もう懐かしいですか。
清水⇒こういうシーンでコミカルなタッチでお願いしますとか言われて大体、秒数みたいなものはあるんですか。
朝ドラの場合は放送時間も短いので場面転換も早いんですよ。
1曲の分数とかはほかの民放のドラマさんとかよりは短くてその分、曲数がすごい多いという感じですね。
大変ですね。
朝ドラの音楽のオファーを受けたとき、どんなお気持ちだったんですか?ええとね…。
何か別の作品の打ち合わせ前にうちの事務所のマネージャーに言われてああ…って。
そんな程度?そんな感じなんですか。
真っ白になって。
逆に真っ白になっちゃった。
うちの先輩の作家さんが澤野さんという方がおられるんですけれどもその方が前の作品の「まれ」をやられていてまた僕に次の作品でオファーをいただいたので頭が真っ白になりましたね。
喜びはあとから湧いてきたんですか。
あとからちょっとにやにやしていましたね。
曲を作る場合というのは朝ドラの場合、ドラマもそうですけれどもシーンがあってそれを作るわけではないですよね。
そうですね。
ドラマの場合は打ち合わせのときに仮の1話、2話の台本とかがあってプロデューサーさんとか監督さんがこういうドラマにしたいとか刑事ものでこういうストーリーだからこういう楽曲をこれぐらい入れようとかあと選曲という僕らが作った曲をどこでどう流すかを決める人がいるんですね。
その人がメニュー表で30曲ほしいとかこんな曲が2曲ぐらい欲しいよとかラブの曲のピアノソロのバージョンともっとストリングスでメロディアスなものと音を指定してそれで、オファーをいただいてやるので映像を見てやるということはまずないですね。
映画の場合は先に映像が全部できていてそれにつけるんですけれども。
ドラマとは逆なんですね。
今の民放とかNHKさんもそうなんですけれども基本的に連続ドラマの場合は僕らが作った曲がどこでどういうふうに使われるのかというのは放送を見るまで知らないです。
こう来たか、みたいなことがあるわけですね。
ありますね。
ここでこれを使うの?というのもありますしイントロだけ流れて、そのまま消えていったりそれで次のシーンに変わっていったり。
そのあとも使ってほしいのにとか。
こういう使いみちもあるなと。
納品のしかたがちょっと違うんですよ。
メロディーとリズムと伴奏と別々のファイルにして納品するんです。
放送で流れていて途中から主人公が走りだしたらリズムが鳴り出したりとか。
場面に合わせて使えるようになっているので。
だから、ここからメロディーと思ったらそのまま消えていったりとかそういうことはよくあります。
「あさが来た」ではたくさん曲をお作りになって大体何曲ぐらい?100いくかいかないかぐらい100曲ぐらいですかね。
そんなに作るんですか。
3回レコーディングがあって細かいのを入れたら3.5回ぐらいレコーディングするんです。
代表的なものをほんの一部12曲ピックアップしてみました。
「舶来でごわす」五代さんが登場してきたときのハードな曲。
メールがきています岡山県の方です。
林ゆうきさんすばらしい音楽ありがとうございます。
五代様の登場のときによく使われていたエレキギターの音楽とても斬新でした。
時代の変革を巻き起こす感が満載で五代様の雰囲気があの効果音楽1つで表されていました。
それから男性の方。
「あさが来た」の音楽とてもよかったです。
特に新次郎さんが登場したときにかかる緩い曲が大好きです。
ここでいうとそれは?「ぺけぺんぺけぺん」です。
♪〜これですね。
新次郎さんがやっていらっしゃった三味線の音も入れつつ何か気が抜けたような。
リラックスした。
振り回しているような感じですよね、巾着を。
これは新次郎さんのイメージで作った曲。
「舶来でごわす」は五代さん用に作った曲でその人物に合わせた曲のうちの2つですね。
「ぺけぺんぺけぺん」は新次郎さん。
これは仮題でタイトルの名前は?サントラに収録するときに初めて作るので、仮曲のときはM16とかM20とか。
番号でつけているんですね。
清水さん、気になるこれ聴いてみたいというのはありますか。
私は「商いスキップ」が気になりました。
どれだけうれしいのって。
♪〜なるほどね。
意外と上品だった。
もう1つ聴いてもいいですか?「また余計なこと言うてしもた」。
♪〜あさちゃんが口をつぐんでいるときの。
そのシーンで使われていたんですね。
それをイメージして。
口をきゅっとやられるところをイメージして作ってくださいと?そんなに限定的ではないですけれども主人公が失敗してあちゃーとなっているときの、と。
よく唇をつままれているところで使われていたと。
あまり音楽のメッセージがきてもだめでしょうし難しいところですね、センスが。
サウンドトラックでいちばん大事なのは、さじ加減ですね。
出すぎてもだめだし逆にあまり目立たなくてもだめだしというあんばい。
作品によってそれは違っていて音楽で引っ張らなければだめな作品もありますし「あさが来た」の場合は脚本も演者さんもすばらしかったのでシンプルに支えるような感じで作ろうと。
メロディーはあるけれどもあまり奇をてらったものは極力入れないでおこうという感じで作りましたね。
でも「舶来でごわす」はちょっと異質な感じですね。
確かに五代さんらしいというか。
いろいろな曲を100曲近く作っていただいたんですがここでクイズです。
「あさが来た」で使われている曲の中でドラマの小物というんですかねドラマの中に出てくるもので作った曲があります。
小道具ですね。
それはどんなものだったのかお考えください。
炭坑がありましたから石炭がぶつかった音を使ったのか。
それともそろばんか。
パチパチはんとか言っていましたけれども銀行ですから銀貨が当たる音3つのうちどの小道具を曲に取り入れたのかお考えください。
岡山県の40代の方です。
「あさが来た」のドラマのシーンとともに流れている音楽どれも心に残っています。
中でも「九転び十起き」の曲が気に入っています。
番組のいちばん最初に聴いていただいた曲ですね。
通勤時にこの曲を聴きながらある日は励まされたりまたある日は、やる気が起きないところをこの曲に背中を押してもらったりしています。
この曲を生み出していただいて林さん、ありがとうございます。
ありがとうというメールが続いていますね。
ありがたいです。
ドラマから離れて日常生活の中でその曲を聴いて励まされている方もいらっしゃるんですね。
それから東京都の男性の方です。
30代の会社員の方です。
ゆうきさんが音楽を担当している作品はどれも本当におもしろいです。
個性的な俳優さんや女優さんそして、すばらしい脚本を最高に輝かせている音楽だと思います。
例えるならメインディッシュを引き立たせる音楽の調味料ですね。
これからもすばらしい音楽を作ってくださいね。
といただきました。
登場する俳優さんのイメージみたいなものもやっぱりあるんですか?それはもちろんありますね。
主演の方が今までどういう作品をやられているけれどもこの作品ではこういうふうに見せたいというプロデューサーさんや監督さん演出側の意向を聞いてそれじゃあこういう展開にしますかとかいう作戦会議は打ち合わせでよくします。
今回100曲近くある中でドラマのある小道具を使って作った曲があるそうですが視聴者の皆さんの答えは?圧倒的ですね。
真っ赤ですね。
何を聞いているんだという数字です。
そろばんが4900。
石炭がいちばん少なくて198。
銀貨が275でした。
答えは?そろばんです。
そのそろばんを持ってきてくださいました。
実際に「あさが来た」で使っている小道具を大阪から取り寄せました。
すごいですね、重量感が。
どっしりとした。
林さんは実際にそれを使って作ったわけではなくて。
自分で購入して。
作っているときにそろばんの音を入れようかなと思ってその場でインターネットで買って。
妻がそろばんの級を持っていたので。
ちょっと、やってもらって。
マイクでとって。
奥さんがそろばんをやって。
願いましてをやって。
そろばんの音
こんなふうに、とか。
振ったりとか。
楽器にして。
そろばんの音を取り込んでパソコンの中で調整してもともと入っていたパーカッションに合わせたりとか。
そろばんの級は持ってなかったんですか。
僕は全然。
だから逆からいきましたものね。
左利きなので。
その音に注目しながらそろばんのシーンを見ていただきましょう。
こないなぺらぺらの紙がお金と同じやてどないしても思われへんしお姉ちゃんにも会われへんしこないして考えてばっかりいてたらなんやおかしなってしまいそうで。
せや、旦那様これが最後のお願いだす。
うちと相撲を取ってもらわれしまへんやろか。
は?相撲?伊藤⇒確かに、さりげなく。
林⇒全面的に入れるとくどくなってしまうので、ほかのところで使えなくなってしまうので。
そろばんの音だけ別にしたので。
そろばんの音が関係ないシーンではそこだけ抜いて。
そんな使い方もあるんですね。
清水⇒新しい職業というかただの作曲家でもないし。
今のサウンドトラックのテレビドラマとかの場合はほぼそういうやり方でやっています。
職業名がまだないですものね。
何かあってもよさそうですね。
今たくさんそろばんの音も使って作っていらっしゃいましたが林さんご自身が印象深いシーンと音楽があるそうです。
3つくらいあります。
その1つがこちらですね。
正吉さんが天に召されるところ。
それが何で印象的だったんですか。
見学に行ったときに近藤正臣さんにお会いして待合室で会って、いろいろしゃべっていたんですけれども僕のいちばんの見せどころがここやからここにいい音楽をみたいな感じでお話いただいて頑張りますって言って。
すごい大往生でみんなにみとられてというシーンだったので悲しいというよりは見送る側ではなくて見送られる側の、感謝とか今までありがとうなみたいな気持ちを音楽にできたらなと思って作りました。
よろしゅう頼んまっせ。
お前様?お前様。
お前様。
置いてかんといておくれやす。
お前様。
お前様…。
ぐっと林さんもなんとなく目頭が。
今聴きながらぐっと入ってらっしゃいましたけど。
これ、あれですねこのシーンがすごくよかったからこちらのシーンで使わせてくださいとできないから。
後半に新次郎さんが亡くなられるところでも使われていたので死を包み込むような感じの別れとか死とかその周りで流れていたりしました。
「あさが来た」以外では使われませんものね。
サウンドトラックで出たときにほかにドキュメンタリーで使われたりもします。
サウンドトラックとして世にでたときでほかのドキュメンタリーで。
普通のドキュメンタリーを見ていたら自分の曲がかかったんです。
もちろん使用料もかかってきますけどね。
亡くなる人の感謝の気持ちを描いたという作品でした。
正吉を演じた近藤正臣さんがぜひ林さんにひと言、言いたいことがあるそうです。
いやあ、林さん、こんにちは。
お久しぶり、へへっ。
波瑠さんがやっていたあさ新次郎君の役の玉木君とかそれぞれに、その人のテーマの音があるんですよね。
聞いてると分かります。
私がやった父親の正吉さんには別に特にテーマ曲というのはなかったですね。
大した理由はないと思うんですよ。
やっぱりヒーローとヒロイン2人があやなしていくドラマだからそこんところをきちっと押さえておけば脇でよろよろよろよろやっている人たちにはなんとかほかのものを使ってでもそのときの雰囲気でぽんといける。
だけど…。
ちょっとは、寂しいです。
これからも機会があると思うんですよ、ひょっとしたら。
そのときには同じ京都の生まれの先輩、後輩としてちょっとした役でも、ふざけて私のテーマ曲でも作っておいてください。
すてき。
すごい汗が。
急に。
次は頼むぞ、後輩という感じですね。
ありがとうございます。
メッセージをいただきました。
連続テレビ小説「あさが来た」オンデマンドでご覧になることができます。
続いては今度は清水さんにぐぐっと林さんに迫っていただきましょう。
プロフィール紹介です。
作曲家・林ゆうきさんは1980年生まれの35歳。
京都府でお生まれになりました。
2人兄弟の弟。
あら、かわいい顔をして。
悪だくみしていますよね。
小さいころから作曲家になるべく音楽に囲まれた生活をしていたというわけではありません。
3歳のころ、お兄さんが電子オルガンを習うことになり林さんも誘われましたがやらないと即答されたそう。
音楽にそんなに興味なかった?覚えていないですけど母がそう言っていたのであんたは全然やったでと。
音楽をよく聴いていたというのは?いや、なかったですね。
小学校のときも笛のテストとかで残されていたので。
なんとおじいさんが2人とも画家でいらっしゃって。
絵描きさんでしたね。
絵や工作のほうが好きでしたか。
ものづくりのほうが好きでした。
同級生いわく昼休みによく寝ていたと。
授業中も寝ていました。
育ちましたね。
さて、高校生になった林さん新体操部に入部したんですねそれはなんでですか?びっくり。
絵画でも音楽でもなく。
特にやろうと思っていたわけではなくて、たまたま僕が行っていた高校が新体操をやっている高校って少ないんですよ。
京都府で2校しかなくて各都道府県に1校あるのも珍しいぐらいなんですけど男子の新体操があったので特に本当に少なくてたまたま入ったらうちの高校に体操部があって最初は、釣り部でも作ってふらふらと暮らそうかなと思っていたんだけど。
課外活動だからだめだよと生徒会の人に言われてどうしようかなと思ってふらふら歩いていたら体操部ってサッカー部や野球部みたいに部員がいっぱい集まるような部活ではないので常に勧誘しているんですね。
バック転とかやりなよ、モテるよと言われてふらふら入って。
それで新体操を始めて。
今はだいぶテレビとかメディアで取り上げられて男子新体操って。
まだ僕がやってたころよりは全然知られているんですけど僕らがやっていたころは全然知られていなくて最初に男子の新体操部ですよと言うとみんな逃げちゃうんですよ。
気持ち悪いと言って。
最初は新体操の道具とかを隠してバック転をさせたり。
分かりやすいことをやって心をつなぎとめておいて徐々に新体操の道具を出していって縄跳びをしてみようかとか言って。
だましだまし。
それくらいからは新体操がすごく楽しくなっていて。
注目もされてきたでしょうしね。
それで続けて3年間やりました。
新体操で推薦をうけて大学へ入学。
そのころの映像をご覧ください。
これ林さん?ちゃんと道具を使って。
バトンですか。
これはスティックという棒を使った演技です。
すごい、すごい、見事な動き。
アクロバットもしながらやるんです。
前宙で見事。
作曲家の動きじゃない。
すごい、後方伸身宙返り。
滑らか。
きれいですね、動きが。
ありがとうございます。
何だろう、この汗は。
拍手
すごいすごい。
見事な新体操の演技。
すごい、びっくり。
実は、林さん、新体操部の経験が作曲の仕事につながっていったらしいんです。
何でまた。
何で新体操から作曲につながっていったんですか。
今聴いてもらったと思うんですけど伴奏曲が。
フィギュアスケートと一緒で伴奏曲がないと踊れないですね。
選手たちは自分らでレンタルCDのお店に行ってCDを借りてきてこの曲で踊りたいとか言って選んで自分で編集する子もいるんですけど編曲の人に頼んで編曲してもらって。
個人だったら1分半とか団体だったら3分とか演技構成に合わせて編集したりするんですけど。
僕はそれがすごい楽しくて自分の曲とか作ったりとか友達の選手のやつを作ったり最初そういう編集とか曲を探すのとかがすごく好きでそれをやり始めて徐々に音楽のほうに傾き始めて。
その編集がずいぶん楽しいなとなってきて今は本当にその道のプロですね。
新体操とは思わなかったんですか。
新体操大学生で卒業する3年4年ぐらいから本格的に音楽をやり始めて編集だけじゃなくてないところは自分で作ったり。
音楽がすごくできる人でも新体操の伴奏曲をいきなり作るのは難しいんですよ。
なぜかというと新体操のルールを知っていないとここで選手はこういう音が欲しいというのはやっているほうじゃないと分からないので。
僕はやっていたので林さん、ここでこういうと言われてこういう音でしょと言ったらそうです、それですということで選手の気持ちも分かったのであとは音楽の理論とか技術をつけていけば新体操の音楽家で食べていけるんじゃないかと思って。
新体操音楽家みたいな形で?大学を卒業して、今の事務所に拾ってもらえるまではずっとその新体操の伴奏曲を作って生活していましたね。
生活できるものなんですね。
ニーズが。
この大会が大学4年生のいちばん、オールジャパンといっていちばん大きい大会なんです。
新体操の世界って狭いので日本中の先生とか強いチームとかが集まるので。
引退したと同時にお客さんがいっぱいいるのと一緒なんですね。
いい宣伝になるんですね。
MDとか作っていって。
さっき演技していた曲とか。
そのときも何チームかとか友達の曲もやっていたので自分の曲の宣伝で踊ってくれているんですよね。
あれは僕がやりましたって。
気に入らなかったら、ただでいいので使ってみてもらってくださいみたいな感じでMDを渡したりして。
そこで営業したりしていました。
そこからドラマにいっちゃうっていうのがすごいですよね。
新体操の世界で音楽を作るのを5、6年やっていたんですけどどんどんどんどんお客さんが増えてきて自分では新体操の世界では活躍できてきたなと思っていたんですけれども、それと同時にもうちょっと違うこともやりたいなとか、もっと自分を高められるようなことができないかなと思っていてみんながこの曲で踊りたいですと持ってくるCDというのは映画のサウンドトラックであったり、ドラマのサウンドトラックであったりそういうものが多いのでこれを作れたら最高だなと思って。
それもやっぱり10代のときに体感して音楽と。
それが大きいですね、気持ちが分かるって。
でもドラマの音楽とかやっている人とか選曲のさっき、ドラマに音楽をあてる人とかは林君は音楽から始まっていないから普通の人とは違う曲の切り口で作ってきたりするから使ったらおもしろかったよとかそういうのがあるので。
結構コンプレックスだったんですよ、小さいころからピアノをやっていないとかクラシックをずっとやっていましたという人とか。
縦笛の試験もね。
でも、それをおもしろいと言ってもらえるということはコンプレックスは捉え方というか鍛え方しだいで自分の長所になるんだなと思ってやっていました。
今おっしゃっていましたが音楽の勉強、作曲の勉強もしていないのにできちゃうというのがすごいですよね。
もともと音楽に対する素養があったのかなと思います。
でも、皆さん音楽だけ、すごい小さいころからやっていないとできないというイメージを持たれているんですけどやってみると全然そういうことはなくて今はパソコンで音楽を作ったりというのでやりやすいというか、昔はピアノがないととか家にピアノが。
ベッドサイドミュージシャンとかいってはりつけたりしてやっていますもんね。
昔はそうだったかもしれないけど今はやってみやすいというか。
機材を含めて、環境が。
DJみたいにセンスだけで曲を構築していく方もおられますし。
僕みたいな…。
この機材は?昔、新体操の音楽を作っていたころですね。
家に選手が来て僕はここでこうやるのでじゃん!と入れてくださいとか。
了解と。
いいね。
よくよく考えたら新体操のそれに音楽をつけるのと、ドラマに音楽をつけいくのと共通する部分があるんでしょうねやっぱり。
新体操の場合もそうなんですけど新体操の場合で思ったのは5分ぐらいの曲でも1分半とか3分に編集しないとなんですけど5分ぐらいの曲でも編集していくとおいしいところが残っていくんです。
その曲の転換点だったりサビ前に盛り上がる8小節とか。
イントロが長かったりとかあるんですけどそういうところをはしょっていくと曲の核になるところが残るのでそれのありかが分かるようになるというか。
それができるかできないかでちょっと曲がキャッチーになるかどうかというのは決まってくる。
これまで、たくさんのドラマ音楽を手がけています。
他局ですが「リーガルハイ」。
♪〜全然「あさが来た」とは違う雰囲気ですしNHKでいいますと「吉原裏同心」、時代劇。
♪〜全然違う。
本当だ。
ドラマが変われば、当然。
アイルランドみたいな音楽をぶつけるのもおもしろいですね。
日本は、向こうの音階と共通しているところがあるのでなじみがいいんじゃないかなと思って。
確かにいい感じがします。
数々のアニメも含めて音楽を手がけていらっしゃるんですがNHKで今放送中の番組の音楽も担当してくださっています。
スポーツドキュメンタリー「アスリートの魂」のテーマ音楽を作ってくださっています。
前回放送のバレーボールの石川祐希さん。
石川祐希、20歳。
決意を胸に戦いに臨みます。
♪〜最後のピアノの音とかぐっときますね。
お恥ずかしいんですけど清水さんに。
そんなことないです。
ご自身がスポーツをやっていらっしゃったからスポーツの曲を作るというのは。
ちょっと燃えますね。
アニメで今、バレーボールのアニメの音楽とかもやらせていただいているんですけどやっぱり自分がスポーツをやっていたからというのもすごくあって。
これとかも選手たちが心、沸き立つような感じでテーマをくださいと言って作りました。
次回、BS1の回がお休みです。
番組冒頭、林さんが家で作曲の作業などをされて集中する方法を教えてくださいということで視聴者の皆さんにいろいろ募集しました。
たくさんきていますね。
せっぱ詰まることですときています。
すごいよく分かります。
追い込んだほうが?締め切り前のほうが、がーっと作ったりします。
50代の方がたくさん書いてくれました。
受験勉強じゃないですか。
細かい。
時間指定まで。
林さんは集中する時間はあるんですか。
僕は朝方ですね。
朝なの?夜のイメージが多いんですけど僕は犬の散歩とかもあるのでわりかし朝ですね。
午前中にやったりします。
ほんの少し気が散るぐらいがいいんですね。
僕ね、これだめなんですよ。
ネイチャー系の自然のやつをやっていたらカエルとかが跳んでああって。
ストップモーションでね。
すぐつられちゃうんです。
すげえって。
これは林さんには向かないと。
すみません。
広島県の10代の高校生の方からです。
高校3年生の受験生です。
ちょうどテスト終わって集中が切れたばかりです。
私はルーチンを作っています。
手を洗って好きなことを15分して集中する。
先にね。
15分だけ先に好きなことをやっちゃうそれから集中する。
ご褒美ではないんですね。
神奈川県の方からです。
見たいテレビが始まるまでに絶対に終わらすと考えて集中します。
きょうは1時からスタジオパークの林さんを見ると心に決めて午前中に仕事を集中して終わらせました。
やってみます。
フリーランスで自宅作業をしている方からです。
リラックス効果のある雨の音を聴きます。
水の音はよいそうなので。
雨の音とか海の音もCDで売れているらしいですね。
自宅で集中する方法を教えていただきました。
ありがとうございました。
続いて今度は林さんがこのスタジオパークのために新曲、音楽を。
すみませんね、本当に。
そんな大げさじゃないんです。
作っていただきました、今回。
ある映像に合わせて曲を作っていただいたんですね。
この映像に合わせて曲を作ってくださいとお願いしました。
音楽なしで。
この映像で音楽を発注いたしました。
NHKの廊下です。
ただ歩いている。
ちょっと握り拳を握って。
上を向いて。
どういう表情なんですかね、これ。
30秒のこの映像に合わせていろいろイメージを膨らませていただいて曲を作っていただいたんですが。
2曲作っていただいたんですよね。
例えばプロデューサーさんとかからこの映像でこういうストーリーだからこういう曲をつけてみたいなのを2パターン考えて、2つ作る同じモチーフなんですけどメロディーは一緒なんだけどちょっとパターンを変える。
すごい才能。
すみません、こんな映像で。
楽しかったです。
私はディレクターに言われるままに握り拳を握って眉間に、しわを寄せて上を向いてと言われただけです。
テーマを決めて題名を決めていただいたんですって。
リストラ編です。
初めて聞きました。
もう1つが?最終決戦編です。
リストラ編と最終決戦編?ぱっと浮かんできましたか。
そうですね。
わりと。
どんな音楽がつくんでしょうか。
2016/05/24(火) 13:05〜13:55
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 林ゆうき[字][双]

「あさが来た」音楽担当 異色作曲家の秘密とは ゲスト:林ゆうき 司会:伊藤雄彦アナ、清水ミチコ

詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】林ゆうき,【司会】清水ミチコ,伊藤雄彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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