≫リオオリンピックへの最終決戦。
若武者たちは、こころはひとつに戦った。
しかし…夢の続きは僕たちが必ず。
≫やっぱり勝てるチームをつくっていきたいなと思います≫今、新たな一歩を踏み出す。
信じてくれるみんなのためにこの戦いを未来へつなぐ。
≫女子大会から3週間開催されてきましたリオデジャネイロオリンピックをかけた世界最終予選も、今夜、日本×フランスの最終戦を迎えました。
川合さん、山本さん、よろしくお願いします。
残念ながら男子は出場権獲得にはなりませんでしたが、4大会連続でオリンピック出場を決めたのは全日本女子です。
そしてその女子ですが、おととい、オリンピック前哨戦、WGPに出場するため、ブラジルとへ向かっています≫前回のロンドンオリンピックでは銅メダル。
さらなる高みを目指します。
全日本女子の激闘を振り返っていきます。
≫4大会連続のオリンピック出場を決めた全日本女子。
夢舞台への切符をつかむまでの、激闘の9日間。
そこには知られざる壮絶な物語がありました。
5月14日、運命の戦いが始まりました。
開幕2連勝、最高のスタートを切った全日本。
最初のヤマ場は日韓決戦。
立ちはだかるのは世界ナンバーワンプレーヤー、キム・ヨンギョン。
試練は開始直後にやってきます。
キャプテン・木村沙織選手が右手小指を負傷。
痛みをこらえ、コートに立つ木村選手。
しかし本来の動きには遠く…精彩を欠くエース。
そして…眞鍋監督は木村選手をベンチに下げました。
同じアジア枠でオリンピックを争う相手に手痛い敗戦。
そして、木村選手の右手の容態も心配されました。
直後の報道では詳しい状況は伝えられず、陣営からは軽傷が強調されました。
翌日のタイ戦、実は、木村選手は右手小指を脱臼していました。
万全にはほど遠い状態。
それでもキャプテンとしてエースとして、弱音は吐かない。
ともに戦う仲間がいるから。
気づかってくれたのは、今大会メンバーから落選した江畑選手。
日の丸の重みを知っている、だから戦う。
迎えたアジアの新勢力、タイとの一戦。
勝たなければオリンピック出場は大きく遠のきます。
しかし、木村選手はベンチスタート。
チームの要を欠く日本はペースをつかめません。
タイに第1セットを奪われる苦しい展開。
眞鍋監督は、ケガを負った木村選手の投入を決断します。
痛みを感じさせない気迫あふれるプレー。
キャプテンの存在は確実にチームに勢いをもたらしました大接戦の末、勝負は15点先取の最終第5セットへ。
12−6、あと3点失えば敗戦。
≫あと3点失えば敗戦。
崖っぷちの日本が起こしたバレー史に残る逆転劇。
まずは2連続ポイントで4点差。
さらに、判定に不服を唱えたタイの監督が…3点差で宮下選手。
そして…12点差をひっくり返す歴史的逆転勝利。
試合後、眞鍋監督は…翌日、リオをかけた大事な一戦を前にチームスタッフが、ある映像を用意していました。
映し出されたのは戦ってきた自分たちの姿。
そう、彼女たちが目指してきたのはリオデジャネイロの舞台。
オリンピック出場をかけたイタリア戦。
5月の勝利を超えていこう。
真夏のリオでもう一度、歓喜の涙を流すため。
≫全日本女子ですが、既にリオデジャネイロオリンピックの組み合わせも発表されています。
日本はブラジル、ロシア、韓国韓国、アルゼンチン、カメルーンと同じA組に入りました。
川合さん、この組み合わせをご覧になっていかがですか?≫決勝トーナメントに行くには、この中で上位4チームに入らなければなりません。
まず、それを目指していきましょう。
≫山本さんはいかがですか?≫強敵はやはり開催国ブラジルで、五輪3連覇を目指していますし、最終予選で負けた韓国もいますから、≫熱戦に次ぐ熱戦となりましたリオデジャネイロオリンピック世界最終予選。
男子も今日が最終戦、日本×フランスということになります。
まずはオリンピック出場を決めました4カ国をご紹介していきます。
世界バレー王者にして、出場一番乗りを決めたのがこちらポーランドです。
そしてワールドクラスの先取を多数擁しまして今夜日本と激突しますフランス。
さらには悲願のオリンピック初出場を決めたアジアの雄・イラン。
先ほどの試合で最後の切符を獲得しましたカナダ、この4チームとなっております。
今夜の日本の相手はオリンピック出場を決めましたフランスです。
川合さん、どんな戦いを期待しますか?≫日本もちょっと一矢報いてもらいたいですね。
≫こちら準備をしている様子ですけれども、選手たちの表情はどうですか?≫いいね、明るいじゃないですか。
≫山本さん、今日のフランス戦どうですか?≫今までやってきたことのすべてを出し切ってほしいですね。
≫宮澤アナウンサー、今日も朝早くからたくさんの人がこの会場に来ているということですが。
≫会場待ちでなんと800人もの列ができていたということで、これまた過去再稿のお客さんですね。
≫とにかくみんなで熱い思いを全日本男子に掲げたいところです。
2020年の東京オリンピック、全日本を引っ張っているのはこの2人なんでしょうか?≫全日本男子がオリンピック出場の夢を断たれたあの日。
若き2人は誓いました。
オリンピックをかけた男子開幕戦。
試合開始10時間前にもかかわらず、600人を超える長蛇の列。
黄色い声援を一身に浴びるのは…日本バレー史上最高の逸材、20歳の石川祐希選手。
最終予選初出場ながら、ここまでのスパイク決定率は大会ベスト4。
日本の絶対的エースへ成長しました。
その活躍にご両親も思わず…さらにプレー以外でも…チーム最年少とは思えないリーダーシップを発揮。
かつて全日本女子をオリンピックに導いた柳本晶一さんも、石川選手を大絶賛。
≫そして、男子バレーの未来は石川選手の肩にかかっていると断言。
そしてもう1人は…日本バレー界のプリンス・柳田将洋選手。
柳田選手最大の武器は世界一美しいと言われるフォームから飛び出す弾丸サーブです。
その原点は小学生の頃。
当時から得意だったサーブは今や世界が恐れる必殺技へと進化。
全日本の大きな武器となりました。
柳田選手は崖っぷちの場面でピンチサーバーとして登場します。
そして…2020年、東京オリンピック。
日本バレー復活へ。
その使命は2人の若きエースに託されました。
≫若きエースを軸に2020年に向けた戦いはもう始まってますね。
≫無駄な試合なんか1個もないんだという強い思いで戦ってくれるんじゃないかと思います。
≫石川選手、柳田選手は世界に通用することを証明した大会になったんじゃないですか?≫石川は間違いなく世界レベルですから、あとはケガを治して、もう1回復活してもらいたいですね≫山本さん、いかがでしょうか?≫柳田選手は世界一のサーバーになれると思いますから頑張ってほしいですね。
≫ではここで選手の様子を大林さんに伝えていただきます≫私の横にはフランスチームそして全日本チームが体育館に出る手前のバックヤードにいるんですけど今、ちょっと静かになったんですけど、さっきまで声を出して、自分たちを鼓舞していました。
選手はこれだけ応援してくださる方がいるんだから感動させられるプレーをしたいと、最後の戦いに臨みます。
そんな朝の選手の声をお聞きください。
≫東京体育館、迎えましたフランスとの最終戦になります放送席の解説は川合俊一さん柳本晶一さん、そしてコートエンドから山本隆弘さん、コートサイドリポーターは大林素子さん、海外チームのリポーターは新タ悦男アナウンサー、実況、初田でお送りしてまいります。
柳本さん、どうぞよろしくお願いいたします。
オリンピック出場という目標をつかみ取ることは残念ながらできなかった全日本です。
≫でも得るものもたくさんあったと思うんですね。
そして迎えた最終戦ですから戦ってきた成果を存分に発揮してほしいなと思います。
≫その最終戦、戦う相手はフランスです。
柳本さん、ここまでのフランスの戦い、実にフランスは12年ぶりのオリンピック出場を強い力で勝ち取ってきました≫非常に攻守のバランスのとれたすばらしいチームですよね。
特にサーブで崩して、点を取っていくというそういうコンビも持っていますし、非常に幅のある強敵といえば強敵なんですね。
≫そのフランスというチームの力を持ってしてもご覧いただいているとおり、2戦目のポーランド戦ではフルセットの末、敗れまして、ベネズエラ戦でもフルセットという苦戦を強いられた。
≫どちらかというと自分たちでペースを崩す難点も持ってますので、この辺りを隙を見逃さずに、日本がつけ込んでいけば、今日はいい試合になるんじゃないですかね。
≫フランスは世界ランク10位です。
フランスのティリ監督はオリンピックでメダルをとることが目標だと話をしていました。
東京体育館、両チームの選手がコートにやってきます。
世界ランク10位、12年ぶりオリンピック出場を手にしましたフランスチーム。
そしてもう一度、強い日本の復活へ、今、日本男子バレーは何を成すべきときなのか、今宵最終戦、対するは世界ランク10位、リオでメダルを目指すフランス。
失意の中から一筋の光を見いだすことができるかどうか。
2016年リオデジャネイロオリンピック世界最終予選、最終戦、日本×フランスです。
キャプテンとしてチームを引っ張るも夢はかなわずオリンピックの舞台に帰ることはできなかった、キャプテン・清水邦広。
最後尾からチームを鼓舞し続けた、魂でスパイクを上げようともがき続けたリベロ・永野健。
ポーランド戦では柳田に代わりスタートから出場。
気迫で1点をもぎ取ろうとした福澤達哉。
持ち味の機動力、ベテランのブロック力をリオに向けて発揮しようと必死にもがいたミドルブロッカー・富松崇彰。
2m4cm、チーム最長身の若き力は2020年を見据えて、山内晶大。
清水に代わるオポジットとして背番号7番、遅咲きの花をコートに咲かすことはできるか、栗山雅史。
弾丸サーブでチームに流れを呼ぶために今日は右足首の痛みをおして強硬出場、柳田将洋。
重圧の中、トスを上げ続けた、重荷を背負い、今後も日本バレーの復活にかける、深津英臣。
最高の逸材をケガが襲った。
男子バレーの復活は彼の力なくしてあり得ない、石川祐希。
1m99cm、世界の壁と真っ向勝負。
より強く、よりたくましく、出耒田敬。
34歳、全日本13年目で初めての世界最終予選、ベテランの人間力がチームを1つにする、酒井大祐。
大学を卒業したばかりの司令塔、常勝軍団で磨かれてきたトスの力が世界を驚かす、セッター・関田誠大。
ミスター安定感、チームの危機を救うべく、31歳の夏にかけた米山裕太初めての代表の舞台で味わった重圧、それをはねのける力を南部監督は期待している、傳田亮太。
そして、このまま日本男子バレーを停滞させ続けるわけにはいかない、誰よりも悔しい思いをしているのは私なんですと話した南部正司監督。
14人がフランスに向かって挑む今宵最終戦。
その相手はヨーロッパの強豪昨年のワールドリーグチャンピオン・フランスです。
≫昨日、ベネズエラを下しオリンピック出場を決めたフランス。
世界バレー4位、ヨーロッパ選手権優勝の超強豪。
注目は2人のエース。
まずは、このお茶目な選手、ワイルド系アタッカー、ヌガペト。
最大の特徴は相手の裏をかくトリッキーなプレースタイルボールを追いかけて、なんと鮮やかなキック。
さらに強烈なサーブを胸でレシーブ。
脅威の身体能力で襲いかかります。
もう1人のエースは現在得点王、2mのルジエ。
ルックスは、まさにモデル級。
日本戦でも大量得点を狙います。
≫今日も超満員の東京体育館全日本の戦いも残すはあと1戦。
今夜もSexyZoneの皆さんと全力応援していきたいと思います。
中島さん、いよいよ最終戦ですね?≫このままでは終われないです。
今日勝って未来への1ページをぜひとも切り開いてほしいです。
≫とにかく優勝ではないですけど、本当に今日、すばらしい試合を見せてほしいです。
≫笑顔も見たいですよね。
今夜は2020年東京オリンピックでの活躍が期待される年代別日本代表選手の皆さんにもお越しいただきました。
≫柳田選手もチームに入っている石川選手、今大会柳田選手の活躍はいかがですか?≫すごいサーブも持ってるし最後の試合となるので、すべてぶつけてほしいです。
≫思いをぶつけてほしいですね。
そして石川選手・深津選手の母校、星城高校3年生の都築選手、石川2世とも言われて期待も大きいですけれども、今大会、石川先輩の活躍はどう見ていますか?≫本当にケガが心配なんですけど、日本のエースとしてすばらしい活躍をしているので自分も見習って頑張っていきたいと思います。
≫いずれは同じ舞台で戦う姿を見せてください。
今日は皆さん、よろしくお願いします。
≫宮澤さん、私今、応援席にいるんですけれども聞こえますでしょうか?こちらの応援席ではこれだけのたくさんの方々が詰めかけています。
この最終戦で…熱はしっかり伝わってきていますけどね。
≫こちらにはいるんですけど声が伝わらないということでしょうか。
≫本当にたくさんの応援が今日もありますね。
≫宮澤さん、聞こえてますでしょうか。
お声を聞きたいんですけれども今日、熊本から家族を代表してご姉妹でいらっしゃったということですが、今日は誰を応援に来ましたか?≫やっぱり米山選手です。
≫会社をお休みになって。
意気込みいかがですか?≫頑張ります。
≫今日は最終戦だからということですが?≫はい、最終戦、応援一緒に来ました。
≫これだけたくさんの方々が全国津々浦々から起こしていただいているということですそして今夜は石川選手・深津選手の出身校、愛知県の星城高校と中継がつながっています。
≫石川選手、深津選手の出身校である愛知県の星城高校には在校生を中心に、なんと500人もの大応援団が集まっています。
深津選手のご家族にも来ていただきました。
お父さん、深津選手のご様子はいかがでしたでしょうか?≫たくさんの応援ありがとうございます。
皆さんの応援に応えるために気合いを入れて頑張ってくれると思います。
≫全日本への応援もお願いします。
≫相手にとって不足はないと思いますので、おのおの力を出し切って、勝利にこだわって頑張ってください。
≫さらに石川選手のお姉さんの尚美さんにも来ていただいています。
お姉さん、石川選手には今日どんなことを期待したいですか?≫ケガが心配なんですけど、試合に出たら頑張ってほしいと思います。
≫そして、選手の皆さんにも応援をお願いします。
≫最後の試合になると思うので、日本らしいバレーをして、楽しんで、頑張ってもらいたいと思います。
≫東京体育館、日本×フランス、これから両国の国歌の演奏です。
≫昨年のワールドリーグ、そしてヨーロッパ選手権を制しました。
3大会ぶりのオリンピック出場を決めたフランスです。
≫リオオリンピック出場権かけた戦いが続いてきましたここ、東京体育館。
既に4チームがオリンピックへの出場権を取っています。
残念ながらその4つの中に日本は入ることができませんでした。
迎えたこの最終戦、第7戦の相手はフランスです東京体育から放送席の解説は柳本晶一さん、川合俊一さん、そしてコートエンド解説、山本隆弘さんでお送りします。
皆さんどうぞよろしくお願いします。
コートサイドリポーターは日本側が大林素子さん、フランスサイドが新タ悦男アナウンサーです。
まず、フランスのスタメンのコートインです。
≫フランスは川合さん、いずれも控えのメンバーですね。
≫昨日辺り、出た選手もいますけれどもフランスもここまで来るのに相当疲れていると思いますしケガ人もいるでしょうからねこういったメンバーになりますよね。
≫第1戦から第6戦までは、すべて決まったメンバーで来ましたが、第6戦でオリンピックの切符をとった後の第3セットから出たメンバーできました。
第7戦の日本のスタメンです最後の戦いに白星を届けることができるかどうか。
応援してくれたファンのために。
2014年の就任からこのオリンピックの最終予選に向けてチームをつくり上げてきました。
右足首の痛みを抱えている石川は、今日はスタートからの出場ではありません。
そして柳田は足の痛みを押して強硬出場します。
2016年リオデジャネイロオリンピックの世界最終予選オリンピック出場を3大会ぶりに決めて、そしてリオでメダルを目指すフランス相手に、日本はどのような試合で締めくくることができるか。
日本、出耒田のサーブで試合が始まります。
日本はまず最初のポイントをブレークという形で取っていきました。
東京体育館から柳本晶一さん川合俊一さん、コートエンドから山本隆弘さん、そしてコートサイドから大林素子さんの解説でお送りしてまいります。
まずは試合の入りですが、柳本さん、サーブからポイントをとるという、まずブレークのポイントになりました。
≫ブロックもうまくマークしていますし、こぼれたボールをうまくとらえて、日本の形としてはいいと思いますね。
≫川合さんの今日の注目のポイントは、どの辺りでしょう?≫サーブを攻めて、それが入る、そういうことができるかどうかですよね。
≫清水の球速は90kmと今表示されましたが、クロスのコースに打ち抜いていきました。
≫1セット目の最初の方は、そんなに思い切り打たなくてもいいので、中盤以降、ちょっと攻めたときにミスが出るとなかなか勝てなくなるんで、その辺りのサーブに注目したいですね。
≫十分ですよ、これぐらいで。
≫タッチネットがフランスにありました。
日本、ブレークしました。
≫柳田、打つのをジーッと我慢していて、それからためて打ったので、相手のブロックのタイミングが狂って、それでタッチネット。
≫イラン戦で右ひざをひねってしまった、柳田です。
痛みを押して、今日は強行出場。
自分から行けますと、監督に伝えたそうです。
コートエンドの縦の位置から山本隆弘さんですが、山本さんの今日の注目のポイントは、どの辺りでしょう。
≫やはり被ブロックを減らしたいですね。
≫つまり、ここまでの戦いでも、相手のブロッカーがそろった状態で、むりやり打ちにいってしまってブロックされるというケースがありました。
山本さん、その辺りをリバウンドをとるなりして、ブロックをされないという?≫そういうふうにやることによって、ブロックがマークがつきにくくなりますから、その隙を突いて決めていくシーンを見たいですね。
≫柳本さん、今のポイントは柳田のサーブで、まず崩しました。
≫出足からレシーブは全部上がっていますから、うまく点にしましたよね。
≫大林さんの今日の注目はどういう辺りですか?≫清水選手が円陣を組んだときに、すごくいいこと言ったそうなんですよ。
酒井選手が何かは教えてくれなかったんですけど、チーム一丸で1セット目が大テーマになりそうですね。
≫フランスの場合はオリンピック出場権を取るまでの固定メンバーとは今日はガラッと違うわけですけれども。
≫代わってきてもうまいですよね。
≫高いですね。
≫大会前に練習ゲームをやったんですね。
でも、ものすごいいいゲームだったんですよ。
≫日本の1軍対フランスのスタメンとやって2セットやって、1勝1敗。
両方とも控えのメンバー出してきて、それでもいい勝負なんですよだから、僕はフランスには相性が日本はいいのかなと思って見ているんですよね。
≫それはフランスのティリ監督が全く同じ印象を話していました。
フランスはここまで柳本さんセッター対角、いわゆる攻撃専門のオポジットの位置に一番の攻撃力を誇るルジエが入っていたわけですけれども。
≫彼は安定感があるんですけれども、今日は多少ブレてくると思います。
その辺りを期待したいですねいいですね。
≫本来のセッター対角のルジエはここまで一番の得点をたたき出している、得点ランクのトップなんですね。
ですから、そのルジエを今日は下げて左のロサールを入れてきているフランスです。
≫ルジエも相当疲れていると思いますよね。
あれだけトス打ってきたんでね。
石川もそうですけど、どこか痛めたりする可能性が高い選手ですから、ジャンプしていますから。
≫先ほどスパイクを決めたダルメイダとか、あまり出場の機会がここまでなかったんですよね。
ですから、もう昨日の試合の途中からの出場でしたけど伸び伸びと思い切ってプレーしていました。
≫逆にこういう伸び伸びやってくる選手が出てくるとちょっと嫌っちゃ嫌ですよね≫うまさが光りました、米山。
≫東京体育館から川合俊一さん、柳本晶一さんの解説でお送りしています。
柳本さん、立ち上がりどうですか?≫非常に足が動いていいと思いますね。
攻撃でも軟攻とかうまく混ぜてうまく攻めてると思いますね。
≫川合さん、強いフランスを相手にどういう試合で締めくくれるかと?≫フランスはみんなうまい選手なので、日本も、そのうまさに負けないで、翻弄してくるんでね、ちょっと気をつけなきゃいけないチームなんですが日本、100%の力を出せれば勝てるチームだと思うので頑張ってほしいと思います。
≫ワンタッチ、清水のスパイク。
相手の攻撃を拾ってレシーブからのトランジション。
切り返して、最後決めていきました。
酒井のレシーブからです。
≫いいですね〜、酒井選手も今大会、昨日から入ってきた選手ですけど、抜群にいいですね。
≫大林さん、酒井ですね?≫12年かかって、やっとこの場に来たという選手なんですけど、結果は残念だったけど、自分の仕事ができるという証明もできたので、だから最後は勝ちたいんだと言ってましたね。
≫これはラッキーなポイント米山の軟攻、崩していきました。
これは相手のレシーブが乱れました。
≫レシーブフォローとかも、本当にいいですね。
≫ネット際で、よく拾っていますね。
≫本当に粘り強いバレーをしていますよね、今日は。
≫ダイレクトアタック、柳田。
決まりました、日本、4連続ポイントです。
理想的なパターンです。
≫サーブで崩してダイレクトでね。
米山もそんなに思い切り打ってないですよ。
今は米山のコントロールで、しっかりターゲット絞って打ってますからね。
≫相手のサーブレシーブの陣形に対しての、日本のサーブがどのくらいうまくいっているかというところですが、コートエンドの位置からの山本さん、その辺り、いかがでしょう?≫今、しっかりと米山選手が、S1ローテーションなんですけど、サイドの選手をしっかり狙っているから、ブロックを絞ることができますよね。
≫それから日本のここまでのサーブの狙いですけれども、よく相手を崩していますね?≫足をしっかりと動かしながら打っていますから、100%で打ってないんですけれども、きっちりターゲットを狙いながら打っているのでいいと思いますね。
≫フランスが日本にやってきて、先ほど川合さんからもありましたけれども、フランスチームを迎えての練習試合を2度やってるんですね。
≫フランス、ものすごいサーブが強くてよかったんですけど、日本も1セット目はちょっと取られたんですけど、2セット目はけちょんけちょんにやっつけましたから、本当にそのときは日本、出場権とれるんじゃないかと思って、ものすごい期待したんですけどね、大会に入ってから少し歯車が狂うとこういうふうになってしまうのかなと思ってね。
連続ポイント、奥様の姿もあります。
5連続ポイントです。
清水の心の中には様々な悔しい思いが渦巻いていることでしょう。
8年ぶりにオリンピックの舞台に帰ることはできなかった前回のオリンピック出場は2008年、そこから8年の歳月がたちました。
オリンピックを経験しているメンバーは、この中で清水と福澤の2人だけです。
≫オリンピックに行ったことのある喜びを知っているだけに行けなかった悔しさは本当にほかの選手以上でしょうね。
≫そして新しい世代の中心の輪の中には、柳田、石川という世代。
ベテランと若手がかみ合ったチームづくりを目指してきたこれもナイスレシーブから拾って切り返して柳田。
大林さん?≫柳田選手、今日朝、自分がとにかく発信したいと、今大会、自分の殻にこもって何もできなかったから今日からスタートして、発進したい、新たなスタートができているなという感じがします。
≫フランスのセッター対角、18番左利きのロサールですが、このロサールのスパイクをよく日本は上げています。
最後はクレブノが決めました≫関田と米山、この2人でバンバン、レシーブしますね。
≫これが日本の強みなんですね。
≫落とさないということですね。
≫南部監督いわく、関田はミドルブロッカーを使うのがとてもうまいんだという話をしていますが、富松のアタックです。
山本さん、今相手のブロッカーとのクイックの関係はいかがですか?≫ブロック一枚跳んでいたんですけど、跳んでいる場所と全然違っていたので、ほぼノーマーク状態で打ってますよね。
≫リベロを外してしっかりとサイドの当たったかーに打ち込んでいった清水のサーブ。
≫チームとして清水と柳田に思い切りミスってもいいから打たせるためにはそのほかの選手がコントロールして、しっかり、ミスらないで、いいサーブを打っていってほしいですね。
≫2連続ポイントになりました。
清水のサービスエース。
≫今日は実は柳田が強行出場するということで、柳田のサーブレシーブに対する負担を減らすために、サーブレシーブができる栗山をオポジットに入れようかと考えていると話があった南部監督ですが、しかし、このエースの清水が出場してきて、そして清水が自分の存在感を見せつけていますね。
≫清水はこの大会、4年前からずっとかけているということですからやっぱり、こういう引っ張ってく人間がコートに立っていてほしいということでしょうね。
≫コートサイドには、奥様の中島美嘉さんの姿もあります滞空時間の長いジャンプからロサールのアタックです。
山本さん、この位置、どうでしょう?≫高さでやられてしまいましたけどしっかりとブロックマークつけていますから、本当にサーブが有効的に効いていますよね。
相手のサーブのときに得点を取って1回で切っていきました。
1つ、昨日の試合での反省点として上がっていたのがこのサイドアウトなんですよね。
≫今のレシーブも米山なんですよ。
米山、しっかり返してますからね。
≫安定感の光る米山です。
ただ、これは柳本さん、柳田は勝負にいっているサーブですから?≫これは攻めてますから、大丈夫ですね、これは。
コンビが整ってるのは、関田がボールの下に入るのが速いですね。
≫スピードがありますね。
今日の米山はここまでアタック決定率100%、4本打って、4本決めています。
ガッツポーズを見せました、米山。
コート上の独特の雰囲気に包まれたオリンピックの世界最終予選これはうまい。
≫うまさは、フランスはあるんですよね。
絶対前にツータッチだと思って来ますからね。
≫このチームの中では控えセッターですが、代表としては2005年から長く代表の正セッターを務めていた経験のあるピュジョルです。
山本さん、今、縦の位置からどうでしょう?≫一枚ブロック跳んできたので打つ瞬間に見えて、ちょっと切ってしまいました。
≫出耒田が決めた、1m99cm、札幌生まれの出耒田敬!この出耒田のクイックです。
≫出耒田は今大会通して、合格点をあげられますね。
攻撃面は抜群にいいですね。
あとはもうちょっとブロックが欲しい。
≫昨日の試合で日本のブロックは2本、いずれも出耒田でした。
ライトからロサールが打ってきました。
≫フォローのときに、こうやって誰もいないところまでレシーブしちゃうんで、やっぱり自分の味方のいるところにフォローしなくちゃいけないですね。
≫今日はあまりフランスにブレークを許してこなかったここまでの日本ですが、ここでフランスの連続ポイントになりました。
日本がタイムアウトをとっています。
ここは引き締めて。
タイムアウトの間の日本の表情です。
大林さん、よく声が出てますね?≫永野選手が、まず一番に声出していこうぜと、柳田選手の肩に手を置いていますね。
リベロの選手、2人を見てるととにかく出てない方のリベロが裏の監督のような感じになって、声出してチームを盛り上げていますね。
≫酒井が言っていましたが、とにかくここまで永野が頑張ってきてどれだけのプレッシャーの中で永野がプレーをしていたかということを、自分がコートに立って初めて感じることができたと言っていましたが、ただその中で、酒井としてはもっとみんな胸を張って、大きなプレーをしようよという意味を伝えたかったんだと言っていました。
≫初田さん、ちなみに酒井選手、最後の挑戦と結構言われているようだけどここに出て、また自分も欲が出てきたと。
まだまだ次のスタートに向けて頑張りたいなんて言っていましたね。
≫川合さん、こういうのは自分で決めるんですよね?≫ですよね、リベロってジャンプしないポジションなんでジャンプしなければ結構長くできますからね。
≫柳本さん、フランスのリベロは39歳ですからね。
≫世界にはそういう例もありますからね。
≫今、ボールを上げていきましたフランスのリベロ、エノですがこのエノは39歳。
なんと前回フランスがオリンピックに出場した2004年のアテネオリンピックの唯一の出場経験者。
≫できるんですね、やっぱりリベロはね。
その次にセッターができるかなというぐらいで。
≫そういう意味では酒井選手はまだまだ34歳。
≫逃げちゃダメですね。
≫フランスが5連続ポイントです。
≫攻めなきゃダメですね。
日本は一番苦しいフォーメーションですからね。
≫ようやく連続ポイントを切りました。
23歳以下の日本代表の選手たち、スティックバルーンをたたきました。
今日はスタートから出場できない石川。
その石川の思いも背負った柳田がアタックを決めていった。
≫これはラッキー。
≫初田さん、米山のサーブ、先ほども連続ポイントありましたので、フランスのサーブレシーブが四枚に入ってますね。
≫ここでタイムアウトをとりました、フランスです。
柳本さん、5連続ポイントとじわじわとした追い上げを許してしまいましたが?≫でも、あそこは引かずに、よく攻めたと思います。
≫引かずに攻める、その気持ちですよね?≫メンタル面がここまで来ると大きく左右しますのでね。
≫大会を通して勝負どころで相手の連続ポイントを許してしまうことが多かったように思うんですが≫ここ一番というときに、さっき言った、あまり日本が得意じゃないポジションのときにどうやって2連続得点、あるいは3連続ぐらいでサイドアウトをとるかですよね。
それがちょっとできなくて、5連続という場面が結構ありましたからね。
≫清水がレフトから打ち、そしてライトから米山が打つというローテーションですが≫いろんな人がサーブレシーブできると、もうちょっと端っこに寄せてとか、いろいろやり方ができるんですけどね。
日本も今みたいなフランスがやるように4人サーブレシーブいっちゃうと。
オポジットという、普段レシーブしない人までレシーブさせるような、フランスを見習うべきところがありますよ。
いいサーブのときには、3人じゃなくてじゃあもう1人、4人でとろうというね。
助走がほとんどとれてなくてね、よく打ちましたね。
≫酒井のナイスレシーブからそしてアンダートスを打ち抜いた柳田。
≫得意なコースはコースなんですけどね。
≫今日はラリーに持ち込んだら、必ず点を取っていますよね。
≫米山がショートサーブを打ちました。
≫完全に1人、つぶしてますからね。
≫攻撃を絞って。
≫あそこしか攻撃できないというところまで絞らせるようなサーブを打っていますからね、米山いいですね、強いサーブも打てるし。
≫ロサールはサウスポーで、高くてうまいんですよ。
厄介な選手でね。
≫身長は1m93cm。
フランスの国内リーグでプレーしていますが若くて才能豊かな選手だと、ティリ監督が話しています。
≫日本、栗山選手が入りますね。
サーブです。
サーブから、栗山が入りました。
大林さん、栗山選手もここまでずっと控えで出場機会を探ってきました。
≫去年、出てなかった分を、今日勝つことによって何か自分を変えたいんだと言っていたので、その試合になってほしいですね。
≫こちら、石川選手、深津選手の出身校である愛知県の星城高校では、第1セットを取ってさらに応援が盛り上がっています。
こちらでは高校時代のチームメイトの皆さんが応援に駆けつけてくれました石川選手の高校時代の同級生で現在Vリーグで活躍されている川口さん、石川選手とは連絡を取り合っているのでしょうか?≫大会前とかに頑張ってねというメールを出したりします。
≫どんな反応でした?≫そっけない感じで、頑張るよという感じです。
≫最後に応援の一言、お願いします。
≫1セット目、いい流れで勝つことができたので2セット目も、このまま頑張ってほしいと思います。
≫こちらでは500人もの大応援団、後輩たちが先輩の勝利を後押ししてます。
≫愛知県の豊明市の星城高校からも熱い声が東京体育館に届いています。
星城高校からは石川、深津という両選手が全日本に入っています。
ご存じの方は多いと思いますが深津選手が教育実習に行ったときに石川選手がまだ高校にいたそうですね。
そのとき初めて出会ったそうですが、一目見て、彼と一緒にプレーするだろうなと。
≫高校のときから、全日本入るなというのは思ってましたし、高校3年のときは、ああ、今年入るだろうなと思いましたねやっぱりすごい選手でしたからね。
≫第1セットを取った日本、第2セットが始まります。
第2セットはフランスのサーブから始まりましたけれども日本、フランスともにS6のローテーションで始まっています。
≫改めまして、第1セットですけど柳本さん、日本が差をつけてまず取り切ることができました。
≫終盤に連続ポイント、心配したんですけど、やっぱり強気で攻め切ってうまく乗り切ったですね。
≫コートエンドの位置からの山本さん、第1セットの印象はいかがですか?≫しっかりと自分たちがやるべきことをやってきたのでさらにまた、割り切りができていますよね。
ブロックにしてもサーブにしても。
≫ブロックの割り切りについて説明していただけますか?≫サーブで攻撃枚数を減らした中で、きっちりと絞っていたという部分で、ブロックの形もできて、レシーブもしっかり配置ができていましたよね。
≫大林さん、第1セットが終わった後、選手たちの表情はいかがでしょう?≫盛り上がるというよりも、すごく落ち着いてましたね。
やっぱり1セット目とったことによって、次のセットが大事だという意味での、すごいいい緊張感でした。
戦術的にはかなりミドルがブロックコースを確認していましたね。
≫まず第1セットを取るという今日の日本。
昨日のカナダ戦も第1セットをとることができたわけですが、この大会では、第1戦から第5戦までいずれも第1セットを取ることができなかったんですね、川合さん。
≫そうですね、昨日、進歩ですね。
あとは2セット目、出だしでどう戦っていけるかですね。
昨日、それが悪かったので。
≫そうなりますとこのセットが大事になってくるんですね?≫ものすごく大事なセットですね。
≫その中で清水のサーブです南部監督が勝負する、攻めるサーブとして指名しているのが、この清水。
今日はここまでは出ることができない石川、そして柳田の3人です。
その3人はサーブで攻めていい、ただ、そのほかの選手はきっちりとターゲットを狙っていかなければいけないんだと。
≫狙っていってなおかつ少し乱してくれるとうれしいですけどね。
≫第1セットの序盤は、このロサールの攻撃を大分柳本さん、封じてきた感があったんですが?≫うまくワンタッチとったりコースに絞ったりしていたんですけど、ちょっとここへ来て乱れていますね、ブロックも。
≫山本さん、ロサールの動きはどうでしょう、少し変わってきましたか?≫若干打つコースがストレート気味が多くなってきたなという感じがしていますね。
≫1セットの立ち上がりからは割とクロスが多かった?≫ブロックも今、クロスに配置してますからそのあいてるストレートを打ってきていますね。
≫山本さんと同じ左利きのセッター対角のスパイカーです川合さん、やはり層が厚いですよね?≫厚いですね、今出てるメンバーだって一生懸命やらないと落とされますからね。
こういうことですよね、日本はね。
ブロックはできないけど、ワンタッチとって切り返すと。
≫しかも関田からの速い平行トス。
スピードのあるミドルを使った攻撃。
≫Bクイック速かったですねセッターからちょっと離れたBクイック、これ、有効に決まってますね、今ね。
≫石川が、そして福澤が大きな声を出している。
後ろに深津が、手前に山内が、控えのメンバーたちもこころをひとつにしている。
≫前に富松君がBクイックを決めてますからうまくうまく外して、一枚打ちましたよね。
≫先ほどのBクイックが生きていた。
≫富松君がうまく使っていますよね。
≫山本さん、その辺りの関係性?≫非常に関田選手が考えながら、トスの出し入れをしてますね。
≫その辺りが山本さん、いわゆる組み立てということになるんですね?≫真ん中に見せたときに、永野がサイドに振って、真ん中の前後を見せながらと本当に非常に考えてトスを上げてます。
≫関田のトスで世界を驚かせてほしいんだと、南部監督は話していました。
≫平均身長1m97.8cmというフランスです。
ブロックに跳ね返されました≫ネットタッチをとられたので、チャレンジということですね≫フランスが今、チャレンジしています。
センターラインを踏み越したことに対するフランスのチャレンジ。
≫そうです、パッシング。
≫フランスのティリ監督がチャレンジをしてきました。
各セット、2回ずつのチャレンジの権利が与えられています。
フランスがセンターラインを越えたということでフォールトをとられましたが≫米山君が打った後に、こっちに入ってきたのではないかと。
これはセーフですね、ノーファウル。
線を踏んでいれば、ちょっとぐらい踏み越しても大丈夫ですから。
フランスの選手の足の上に乗っかって、ケガしなくてよかってよかったですね。
≫フランスのティリ監督が相手の選手が超えてきたということでチャレンジをしましたしかし、越えてはいなかったということでチャレンジ失敗です。
≫2014年の就任以降南部正司監督のもと、全日本はリオオリンピックの出場権をとるために、まず大きな目標に向かって突き進んできました。
2014年にはアジア大会で銀メダルを取りそしてアジア選手権では金メダルを取りました。
そして昨年のW杯でも実に20年ぶりとなる5勝目をマークし、6位に入るなど、着実に力をつけてきた全日本です。
しかしながら柳本さん、柳本さんは監督として2度ご経験のある世界最終予選。
独特の雰囲気ということを皆さんおっしゃいますが?≫やっぱりプレッシャーは半端じゃないんで、どこに照準を合わせて戦うことかということも1つなんですけど、やっぱり1戦1戦がタイプ違うので、その辺りどう対応するか、それと照準を出場権に置くんじゃなくて、メダルを取るためにどうするかとか、そういったところで逆算して、何をやるかとか。
もう一歩進んだところで考えるべきだったんじゃないかなと思いますね。
≫出るだけが目標ではなくてオリンピックでメダルを取るところを目標に置くと。
しかし、川合さん、出耒田のすばらしいブロックがありましたね。
≫完全に早目に跳んで押さえられましたね。
ブロックはなるべく相手が打つときには完成してて、早めに跳んだなぐらいが一番止まるんですよ。
≫初田さん、実は事前に練習試合でフランスとやったときに出耒田選手がフランスとやるのは本当は一番嫌なんだよなと、苦手意識があったので、これが変わるきっかけになりそうですね。
≫試合に向けてそういう不安を消してきた部分があるんでしょうか、メンタル面で?≫誰よりも早く練習して、どんな日も頑張ってきたのが出ていると思います。
≫出耒田、ダイレクト。
そのフランスとの対戦をついにこの最終戦で迎えた。
しかし、不安に思っていた出耒田は、もういない。
≫何で嫌かというと、フランスはバレーがうまいんですよ出耒田君は一生懸命やる真面目なタイプでふざけたバレーやられちゃうと、対応できないんですよね。
そこがすっごい嫌なんでしょうね。
≫出耒田は高校時代の学校の中の進学コースにいて勉強が随分得意だったそうです。
≫でしょうね、だから、これをやれと言うと、しっかりやれるんですけどフランスみたいに打つ振り見せてトスするような、そういうサーカスバレーみたいなのとやると、うわ、何だよくわかんなくなっちゃったとなって、それが相当、多分、嫌だと思うんですよね。
≫ミドルブロッカーの出耒田1m99cm。
このマレシャルのサーブがアウトになりました。
フランスのティリ監督が非常にサーブのいい選手だと言っていたマレシャル。
ピンチサーバーでの登場などもあったわけですが、やっぱりサーブ、いいですね。
≫しかも今、カーブかけてきましたから、ちょっとジャッジしずらかったですね。
今、ギリギリ、ジャッジしましたからね、アウトと。
今も間に合ってないんですよね、ブロッカーが。
慌てていって、ジャンプしてる最中にボールが当たっている感じですからね。
≫山本さんの位置からどうですか?≫やはりレセプションが帰ったときにはサイドが遅れてますよね。
真ん中から出す。
ここデータで、真ん中からが多いのか、ライトからが多いのか。
今、真ん中からはあまりないので、1発ライトかけるぐらいの指示を出した方がいいですね点数が今、真ん中くらいなので、ここで1本ブロック出たら大きいので。
≫この1点はもぎ取りたかった。
なかなか見ることができない関田の全力のスパイク。
≫よく粘った、今、プレーですね。
≫酒井、拾いました。
大林さん、酒井ベテラン。
≫頑張ってます、昨日試合終わった後、フラフラだよなんて言っていましたけどね。
ホントにこういう辺り、頑張る姿がほかの若手にみんな伝染して強くなってきますよね。
≫チームの中で自分ができることは何かと最年長として、いつも考えている酒井ですが、昨日はプレーで、柳本さん、そういう意味では久々のプレーだったんですよね、酒井は。
≫でも、本当に粘っこくいいレシーブしてましたよね。
≫相手の、これでマレシャル、ロサールと非常に強いサー武力を誇るフランスがいずれもミスで流れをくれました。
≫酒井君みたいなベテランが背中を見せてくれると周りが本当に頑張ってきて、本当に、いいつなぎに今なってますよね。
外れましたが柳田は攻めていきました。
≫ちょっとケガをしていてジャンプ力が下がっている分1回、上にフッと浮いてからドライブがかかっていくサーブになってしまっているので柳田、よく上げました。
山本さん、今柳田よく上げましたよね。
≫非常にいいとこ入ってますよね。
≫頭ですね。
サーブ入らないとムードが上がってこないです、フランスも。
そのときに日本が点数を取ればいいんですよね。
そうすると一気に連続得点できますから。
≫リベロにオーバーでとられちゃダメですよね。
違うところターゲット。
ベンチは、ほかの選手も怒らないとダメですよね。
ダメだ、それって。
もったいない1点でしたね。
セッターの方に向けてクイック打てるところまでレシーブさせたんですよ。
それで今、出耒田君がクイック。
あれ、ただ上げとくだけだと、普通の二段トスで柳田君のところに上がってとか、そういうマークされやすくなるのを、必死にセッターがオーバーでトス上げるようにしっかりレシーブできたのはいいですね。
≫柳本さん、あわやサービスエースというところだったんですね。
≫コースは非常に苦しかったですけど、それに関田君がうまくミドルを使っていますよね。
≫柳田のバックアタック。
柳本さんもセッターのご出身ですが、この関田のトス。
≫本当にうまいですよ、バリエーションもありますし前に上げたクイックをまた違う意味で次のコンビに生かしていくとか、インサイドワークも優れていますね。
≫山本さん、見事なパイプ攻撃でしたね?≫本当に非常に合ってますよね。
≫これは3回目ですか?≫上のスピーカーに当たりました。
昔はコンサートとかやらないから、上にスピーカーがないんですけど、今、上のスピーカーがあるんで、だから、天井サーブも今打たないですもんね。
≫このいっぱいのお客さんの中で試合をする最終予選も今日が最後になります。
≫このフォーメーションですから、1本で切りたいね。
≫ここは先ほど苦労したローテーションです。
これが柳本さん。
≫ほんとよく打った。
よく使いましたよね、関田君が。
≫今日のミドルブロッカーの攻撃ですけど、富松が6本中5本を決めて、出耒田はこれで7本中5本を決めています。
≫もう上出来です。
≫ですから2人合わせて10本ですね。
いずれも高いアベレージということになっています。
≫ここでブロックが出た!出耒田のブロックが出ました≫ジャンプして形しっかりできてましたね、今ね。
早目に跳んで。
≫山本さん、このロサールのクロスに打ってきたスパイク≫しっかりマークして早い段階で二枚ついてましたね。
≫ジワジワとこれだけシャットアウトをされたりすると、だんだん柳本さん、ロサールも自信を失っていくでしょう≫日本はそういうふうに少しでも手に当てていくことですよね。
そうすると、やっぱりコースが決まってきますしイライラしますしね。
うまさが光った柳田。
≫みんな酒井のところに行ったでしょ、今。
難しい返球だったんですよ。
アウトかもしれないから、ずっと下がったんですが、入ったってわかった瞬間に酒井がとったでしょ、これ、難しいですよね。
だから終わった瞬間、みんな、酒井のところによーく返したよねと集まってきましたね。
≫そのぐらい強いサーブでした。
≫今の、川合さんが途中で言ったんですけど、ほとんどミドルの攻撃、フランスはないんですよね。
ラリーになったら絞っていいと思うね。
ストレートしっかり絞ってセンターが寄っていくというね。
点数からいってかけてもいい場面ですからね。
≫ストレートは通過点低いんでブロックできるんですよ、手を出せば。
≫後ろから酒井が一枚半という大きな声がしましたが、今、その酒井の声が聞こえたかと思いますけど、ブロックに遭いました。
リベロが後ろから今のように指示を出すんですよね。
≫今日もしっかり声が出ていますね。
≫米山のバックアタックが決まりました。
コートサイドの大林さん、米山選手のこのベテランのバックアタックです。
≫すごいとしか言いようがない感じですけど。
日本、二枚替えをします。
≫大林さん、深津選手もここまで悔しい思いをしてきました。
≫また関田選手も頑張っているので、そういった意味での試合での悔しさもあるのでここで何か見せてもらいたいなと思います。
≫栗山は今、Vプレミアリーグのサントリーではサイドアタッカーですから、いい仕事してますよね。
1回で切ってきました。
≫深津は1発目で、この点差で、誰に上げようか相当迷ったと思うんですよね深津が今、苦しかったと思いますよ。
≫S1ローテーションをしっかり1回で切ってきました。
≫しかし最後まで酒井から柳田と魂のつなぎを見せてきた。
この酒井、左手。
さらに柳田も左手。
この2人がいると、コートが小さく見える。
≫ここは南部監督がタイムアウトをとりました。
フランスが追いついてきました。
お互いにそれぞれ2連続ずつという感じできましたけど、ここに来て、フランスが増えてきましたね。
≫1本何か勝負しないと、今みたいに、さっきストレートだから、やっとストレートブロックを締め出すと今度クロス打たれるし、どこかで先手を打たないといけないですよね。
後手後手でいくと、向こうもさっき決まったから今度ストレートにブロック来るだろう、じゃ、今度クロスいこうとかね。
後手後手にいくとあまりよくないので、どこかで一発かけて先手を打ちたいですね。
≫山本さん、その辺り、フランスのブロックに対して日本の攻撃は?≫逆にフランスチームの方がいろいろな駆け引きをしてきていますから、逆に日本チームからどんどん仕掛けていってほしいですねやはり特にブロックに関してなんですけど、クイック捨てて、ライトに二枚とかレフトに絞るとか、逆にクイックだと三枚でもいいと思うんですよね。
それぐらいの大胆な駆け引きをやってほしいですね。
≫「割り切り」と先ほどおっしゃった山本さんですが。
≫深津がギリギリ届いて、ブロックあったんですけど、よく切ってきましたね。
≫柳本さん、よく我慢しましたね。
≫この後なんですが、セッターが前衛なので、二枚、やはり指示がほしいですね。
≫ここですね、勝負どころですよ。
一発で点数取りたいぐらいですね。
≫山本さん、今、ロサールが打ってきましたがネットを越えませんでした。
≫きっちり三枚ブロックいってましたからね。
≫柳本さん、ここのポイントですね?≫ここは出耒田、マークされると思うんです。
ですが、この辺りサイドですね、しっかり。
≫フランスがここでタイムアウトを要求しています。
≫いや、違いますね。
≫日本のポイントになりました。
25点目は日本。
今日午後、山梨県富士吉田市の県道でマイクロバスと乗用車が出会い頭衝突する事故があった。
この事故で20人が病院に運ばれ、男性1人が死亡した。
今日午後1時過ぎ、山梨県富士吉田市の県道交差点でマイクロバスと乗用車が出会い頭に衝突した。
この事故で、4カ月の乳児から60代の男女合わせて20人が病院に運ばれ、このうちマイクロバスから外に放り出された東京都世田谷区の塩崎平八さん67歳が胸などを強く打ち、死亡した。
ほかの19人は命に別状はないとのこと。
≫今夜は2020年東京オリンピックでの活躍が期待される年代別日本代表選手の皆さんにお越しいただいていますが鈴木選手、日本、第2セットとりましたが、どうご覧になっていますか?≫とても調子がいいので、次のセットも取って、このまま最終戦、勝ちで終わってほしいです。
≫本当に好調ですからね、勝ちを見たいですよね。
≫そして、大竹選手、今、中央大学の先輩でもあった関田選手の活躍を見てどう感じましたか?≫去年までも自分が打たせてもらってたんですけど、世界相手にもきれいなトスワークで相手を翻弄してもらいたいと思います。
≫日本、あと1セットで勝利です。
皆さん、いきましょう、せーの頑張れニッポン!≫連日、東京体育館に足を運んでくださるお客さんたちのためにも、そしてテレビを通じて応援を続けてくれた方々のためにも何としても最後の試合を勝って終わらせたいんだと日本の14人の選手たちが口をそろえて話します。
オリンピックの出場権をとることはできませんでしたが、最後に強豪国フランスとの対戦で勝って終わることができるかどうか。
東京体育館、日本はフランスを相手に2セットを連取して第3セットにこれから入ります。
東京体育館から柳本晶一さん川合俊一さん、山本隆弘さん、大林素子さんの解説でお送りしております。
第1セット、第2セットと連取しました。
特に第2セットは川合さん、終盤相手の追い上げもありましたけど、よく競り合いを制しましたね?≫あそこで追いつかれて負けるというセットが結構あったので、ちょっと心配したんですけどもね、いい形で勝てましたね。
≫柳本さん、第1戦のベネズエラ戦から始まって2戦の中国、3戦がポーランド、4戦のイランと、終盤の競り合いのところで相手に離されてそのセットが取れないというケースが多かったわけですが。
≫自らのミスがきっかけになっているケースが多かったですから、ちょっと不安な気持ちになったりもすると思いますけどね今日は攻め続けてますよね。
それを重ねることによって、新しいものが見えてきますからね、よく2セット頑張ったと思います。
≫フランスもティリ監督のもと、4年間かけて強いチームをつくってきました。
オリンピックに出場するという目標を立てて、ティリ監督が就任して、2013年から4年間かけてこのチームをつくってきました。
フランスのティリ監督は言っていましたけれども、最初は何もないところからのスタートだったと。
その中で、チームを最終的にはメンバーを固定する形でこのチームをつくり上げてきた。
ブロックがあまり強くなくてディフェンスはいいという長所を生かすようなパターンをつくってきたんだという話をしていました。
川合さん、ベネズエラに2セットをとった昨日の大会6日目にこのフランスが出場権をとって、本当に選手たち、喜んでいました。
≫いいチームに仕上げてきましたよね。
何年かかけないと、チームはそんなに育たないですからね。
≫18番のロサール、つなぐことはできませんでした。
ここは日本にラッキーな形で3点目です。
≫初田さん、フランスサイドはローテーションを2つ戻して、この柳田と米山のサーブのときは4人のレシーブに行ってたんですが、このセットからリベロを真ん中に入れて3人で回して攻撃陣に厚みを持たせようと変えてきましたね。
≫今のは何かかけたのかな?関田ですね。
≫素早い動きで移動していきました。
≫柳本さん、今の関田からのミドルを使った攻撃ですけどどうでしょう?≫キャッチから流れるようにいいトス上げましたよね。
それも、バックCに移動して前だけじゃないよという、幅も使っていますので、なかなか考えたプレーでしたね。
≫今日はミドルブロッカー陣の攻撃が非常に高くなっている日本です。
≫今、キャッチが流れがいいと言っていますけれども、サーブレシーブが、クイック入りやすいような高さで入ってくるんですよ。
それがいいですね、あまり高いとか、あるいは低過ぎてもなかなかクイックってタイミングを合わせられないのでねベテランの米山頑張っています。
≫本当に一枚半ですからね。
≫今日、これで10本打って5本成功。
≫今もストレートも打てるしいいトスを関田君が上げてますね。
≫11本打って6本成功、54.5%になりました、米山ここはしっかり粘り強くついていきたいところですね、サイドアウト。
≫日本にタッチネットがありました。
≫もったいないですよ、せっかくミスしてくれたんですからね。
≫食らいつきたい日本。
ここでフランスにサービスエース。
≫イラン戦で右ひざをひねってしまった柳田将洋。
オーストラリア戦はひざを固定して出場しました。
昨日のカナダ戦は途中ピンチサーバーでの出場のみという形でしたが、今日の試合は最初から監督にもいけますということを強く言ったそうですけれどもやはり南部監督は言っていましたが柳本さん、柳田のサーブ力なくして、日本はブレークはとれないと≫非常に確率が高いので、そのときにはできるだけ長くサーブを打たせるような気持ちで周りもやってほしいですね。
≫初田さん、日本ベンチなんですけれども、先ほどのタイムアウトのときに、ちょっと流れが悪くなったという瞬間に、永野選手が、まず声をかけていましたね。
まだ序盤だからと。
いつもアップゾーンで一番コートに近いところには酒井選手がいたんですけれども、そのポジションに永野選手が入って、コートの外から応援しています。
≫ちょうどその2人の位置が変わりました。
ここはうまく落とされましたキャプテンとして、ここまでチームを引っ張ってきた清水≫富松がブロックしました。
相手のバックアタック。
≫ここで今、我慢しましたね。
クイックで一回体がふわっと一瞬浮くんですけど、すぐしゃがみ込んで対応しました。
≫山本さん、二枚のブロックきっちりいきました。
≫セッター、トス上げるまでしっかり我慢できてますね。
ここもクイックはない。
≫ストレートですね。
≫あそこ1回ブロックするとクロスしか打てなくなるんでね。
じわじわ追い詰めてきましたね、日本。
ここで何とかブレーク。
≫ストレートはロサールに絞って酒井君が真ん中にいるときですから、クロスにボールを集めたいね≫ここもサーブレシーブ4人ですね。
≫日本同点!10−10、追いつきました。
≫自分でパスすると、どんなパスがいくかわかるから、クイック打ちやすいんですよね。
≫ホールディングをとられました。
フランスのポイントです。
酒井がよく声をかけています大林さん、酒井のコート上の雰囲気づくり。
≫永野選手とどちらが入ってもそこが今、日本の大事な柱になってますよね。
山本さん、お互いに粘り強さを見せました。
≫その前に柳田選手の冷静なリバウンドがよかったですよね。
≫リバウンドから切り返して最後は清水。
≫柳田とか石川とかが、もう打てないなと思ったらリバウンドとるようになってから、またおもしろい日本のバレーが生まれましたよね。
≫去年のW杯でもこれは課題で、うまくいった部分でもありました。
≫この関田君のところから打たれたらしようがない。
ここは日本はこの関田君がいるときはサイドアウト、1点取ったり取られたりで十分ですから。
≫終盤の20点前後になると二枚替えができます。
≫もうちょっとの我慢ですねとにかくサーブのときに得点をするというブレークを目指していきたい日本のサーブは富松です。
このローテーションが最後で次は関田が後ろにいきますね≫ネットに近いトスになるともう上からですから、ここはどうにもならないですね。
≫60%近い決定率になっていますロサール。
ロサールのサーブ、やられた!≫127。
≫すごいスピードですね。
≫こころをひとつに最終戦。
切符はとれなかったが、恩返しという意味での最後の勝利を目指す南部ジャパン。
オリンピックに3大会ぶりに出場することが決まったフランスが相手です。
昨日フランスはベネズエラ戦に2セットをとれば出場権確定という試合でしたしかし、第1セットを取った後、第2セット、ベネズエラ相手にフランスは落としました。
キャプテンのセッター・トニウッティが言ってましたが、そのぐらいストレスがかかってしまう昨日の試合だった。
この最終予選はとても難しいという話をしています。
アタックラインの辺りですね≫2m3cmありますから、大きな選手ですから、そうは見えないですけど、クイックは高いですね。
今、ヤマをかけてきたようなコミットブロックという形ですけど、それでも撃ち抜いた出耒田、調子いいでしょうね、今日は。
≫今日は出耒田のアタックの決定率も高くなっています。
今日は富松が92%、出耒田も67%という決定率≫2008年の北京オリンピック以降、8年ぶりのオリンピックを目指した今年、2016年、フランス相手に、ここまで2点のビハインドですが、ここまでの得点をご覧いただいています。
ミドルブロッカー陣が頑張っていますね。
≫ミドルが決まっていると勝ちやすいですよね。
≫ここまで富松がチームでトップとなる、アタックで12点。
最後の試合です。
出耒田と2人のミドルブロッカー陣、最後の7試合目に勝って終わることができるかどうか。
16−14、2点を追って第3セットの終盤にこれから入ります。
酒井コールが場内では起きています。
山本さん、今の米山のバックアタックすが?≫非常にいい感じで使ってますね、関田選手がね。
≫相手ブロッカーはゼロになりましたね?≫データ上、あまりないというデータがあるはずなので、そこをうまく突いて使ってますよね。
≫意表を突いたトスということになりますか。
≫クイック、Cクイックを入れてましたんで、そっちについていっていましたからね、ブロックがね。
≫ここで柳田が決めました。
≫それほど力まず、高いところ、振り抜かずに、高い通過点で相手のブロックの上の方をワンタッチで飛ばしていく。
うまい打ち方ですよ。
≫打点が高いですからね、出耒田のボールは。
高いところからスピードをつけて落ちていくと。
フローターサーブの理想のスピードは70km前後ということですが。
≫そうすると変化がつきますしね。
≫うまく相手のブロックをかわしました。
柳本さん、今の柳田の技ありはどうでしょう?≫苦しかったんですけど、対応がずれてたんですけど、本当によく見て、軟攻落としましたよね。
こういう強打もあり、また軟攻もありという幅のある選手なんで、本当に楽しみですよね。
≫ここで日本は二枚替えです川合さん、ブレークしたいですね、ここは。
≫ここはしたいですね、この3ポジションにかけたいですね。
≫日本、ブロックから、そして最後はチャンスボール、柳田。
≫柳田としては、あまり自分で欲しい球よりは少し遅かったから、体が崩れましたけど、よく打ちました。
≫今のは割れましたね。
割れるというのは、ネットからどんどん離れていくパスですが、そうすると、打ちづらいですね。
≫上体が反るような形になってしました。
≫ラッキーだね。
でもサーブ、すごいですよ、ネットに当たってエンドラインでアウトなんてなかなか見ることができないですから、相当強いサーブだったんでしょうね。
≫これで日本は柳田君のサーブなのでブレークしたいですね。
≫日本が一番ブレークの期待できるローテーションである柳田のサーブ。
入った、柳田のサーブポイント。
サービスエースで20点目。
≫めちゃくちゃいいところですよ。
≫とれないね、これは、すごい!≫まさに弾丸。
≫チャレンジかな。
≫フランスが今、ボールのイン・アウトでチャレンジをしています。
チャレンジは5秒以内というルールがあります。
ボールのイン・アウトをめぐりましてフランスのティリ監督がチャレンジをしました。
≫入っています!チャレンジ失敗。
柳田のサーブポイントで日本20点目。
≫ここは思い切っていっていいね。
≫ストレートの前、大分あいてますけどね、どうするんだろうな。
≫日本の大きな武器、それが柳田将洋のサーブです。
≫ライト線もおもしろいね。
リベロ外しで。
≫勝負にいっているサーブ。
≫まあ、しようがないですね。
≫栗山がライトから打ちました。
≫今、よかったですよ、高かったですよ。
≫高かったね。
≫去年はずっと代表にいたんですが、W杯直前に代表から外されました。
その悔しさをもって、励んできたという栗山。
ここからは、いかにサイドアウトをきっちりとれるか。
≫待ってはダメですよね、攻めることですよね。
≫栗山、いい仕事する。
乱されて、相当悪い感じだったですけど、打たなかったですね今、振り切らなかったですね。
≫それが効果的だったね。
≫柳田もナイスサーブレシーブでした。
≫関田君、サーブいいですからね。
このレセプションがしんどいフォーメーションですから、1点でも取りたいね、ここは。
≫入っています。
≫チャレンジですね。
≫柳本さんと同じタイミングで、南部監督がチャレンジを要求していました。
ボールが入っているか、それとも出ているかというボールのイン・アウトのチャレンジです。
≫2回失敗できますから、まだこれは1回目ですから、やった方がいいですよ。
≫これは入っていました。
≫ちょうどチャレンジは失敗しましたけれども、少し間をとるという意味にはなりましたね。
≫大事な3点、ここから。
≫このフォーメーションが一番きついとこですから、一本で切りたいね。
≫そして関田が走る、この躍動感、この動き!≫出耒田が本当にすごいね、今日は。
≫今ね、あのコミットブロックでマンツーマンでブロックして。
真ん中狙ったのかな、怖いな〜。
≫トスを上げた関田が躍動した!≫日本にタッチネットです。
さあ柳本さん、ここは日本、サイドアウトでマッチポイントになります。
≫出耒田は絶対マークしてくると思うので、サイドがしっかり頑張ることですね、ここは。
≫ここでブレークを許しました。
崩されました。
南部監督がタイムアウトを取りました。
23−23の同点。
「切り替え」という声が聞こえました。
手をたたき、よく選手たちが声を出しています。
柳本さん、振り返れば重圧からか2戦目の中国戦こういうムードがなかったように思えたんですけど。
≫ただ、今の状態は悪くないと思いますよ。
ただ、気持ちで引かないことですね。
それが相手にとっては非常に嫌なことなのでやっぱり攻め続けたらいいと思う。
今のサーブが非常に変化して酒井君の前に沈みましたもんね。
≫得点はここまで柳田と富松が13点、そして清水が11点。
それだけ山本さん、関田がうまくこの攻撃をバラけて使っているという。
≫的を絞らせないような攻撃を組んでいますよね。
≫相手のブロッカーが一枚や一枚半になるケースがよく出ていますね?≫ここから見たら、ブロックを絞れていないですね、フランスチームが。
≫日本、マッチポイントです、24点目。
≫サーブは出耒田です。
≫出耒田、サーブを崩していますからね、ここは。
ブロックを1回、絞ってもいいね、ここは。
≫クイックは跳ばないなら跳ばなくてもいいですね。
日本勝ちました、フランス相手に3−0、ストレート勝ち。
オリンピック出場はなりませんでしたが、最後に勝って締めくくった南部ジャパン。
ヨーロッパ選手権チャンピオン・フランスを相手に日本、3−0のストレート勝ち。
最後に白星。
強い日本を、このコートの上で出し尽くすことができなかった日本がオリンピックの切符は取れませんでしたが、応援してくれたお客さんたちのために恩返しという気持ちでこころがひとつになりました3−0のストレート勝ちです最後は勝負どころ、柳田であり、そして最後は清水でした。
≫清水で決めて終わるっていいですね、なんか。
ずっと苦労してきたんでね。
≫最終戦、見事勝利をおさめました南部監督です。
選手たちも躍動感のあふれる試合になりましたね?≫苦しい状況が続いてたんですがこれだけたくさんのファンの皆さんが体育館に駆けつけてくれましたんで、そういった思いを今日の一戦にかけようということで、本当に選手がよく踏ん張って頑張ってくれました。
≫改めて厳しい戦いが続いた最終予選でしたけど振り返っていかがですか?≫世界の差というのも実感させられましたが、今日の一戦が次につながるものに、必ずつなげていきたい、そう思っております。
≫連日、会場も満員になりました。
ファンの皆さんにも一言お願いします。
≫大会中、たくさんのご声援、誠にありがとうございました全日本男子バレーボールチーム、これからしっかり努力して頑張ってまいりますので、引き続きご声援のほど、よろしくお願いします。
ありがとうございました。
≫続きましてキャプテンの清水選手です。
最終戦、ナイスゲームでした。
≫ありがとうございました。
≫いろんな思いを込めて最後の一戦を迎われたと思いますいかがですか?≫こうやって、オリンピック出場を逃してしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけれども、それでも選手は一生懸命やっていますし、これからもやっぱり次に向かって一歩ずつ苦しみながら前に進みたいと思いますのでまた応援よろしくお願いします。
≫その「これから」というところを今日は本当に一戦、見せられましたね。
≫みんな、やっぱりのびのびやっていましたし、本当にいいプレーがたくさん出たと思いますので、これを常にできるように、またこれからも頑張ってやっていきたいと思います。
≫ファンの皆様に、最後ひと言お願いします。
≫これからも本当に一戦一戦一点一点、一生懸命バレーをやっていきますし、あきらめない気持ちを持ってプレーしていきたいと思いますのでまた応援よろしくお願いします。
今日は本当にありがとうございました。
≫そして、柳田選手です。
最終戦、チームトップの14得点を挙げての大活躍でしたいかがでしたか?≫最後の試合だったので、しっかりと力を使い果たせるように集中してバレーをしました。
≫非常に悔しい大会となりましたけれども、今日の一戦にかける思いというのもあったと思います。
その辺はいかがだったでしょうか?≫僕らが逃した後でも皆さんが応援に来てくれたので皆さんのためにも、しっかりと頑張らないとなという気持ちでやりました。
≫また全日本はこれから新たなスタートになります。
柳田さん、連日満員になったこの会場、ファンの皆様に一言。
そして、これからの全日本、柳田さん自身の思いも一つ、お願いします。
≫連日、本当にたくさんの方に応援していただいて、本当にありがとうございました。
これから僕らの世代もしっかり力を出せるように頑張って精進していきますのでこれからも応援よろしくお願いします。
≫やりました!最後勝ち切りました。
≫最後に勝つことが大事だと思います。
今日が勝利の日になったと思います。
≫「勝利の日まで」でしたね!≫全日本男子、今日、勝ち切れました。
≫女子も含めて幸せです。
≫本当に最高でした、僕も明日から頑張ります。
≫最後の最後までこころをひとつにと感動しました。
≫バレーボールに出会って本当に感謝です。
≫次は2020年ということになりますが、世代別日本代表の金子さん、いかがでしたか?≫本当に厳しいところだと思いましたね。
これから頑張っていきたいです。
≫これからも東京オリンピックに向けてもずっと応援していきたいですね。
≫全日本女子はリオがあります。
殺人の容疑で逮捕状が出ていますので2016/06/05(日) 18:30〜21:00
MBS毎日放送
リオ五輪バレーボール世界最終予選 男子7戦 日本×フランス[字][デ]
新たな一歩を踏み出せ!若き全日本が挑む、最終戦!強豪フランスへ全日本の力をみせろ!
詳細情報
出演者
【大会オフィシャルサポーター】Sexy Zone
【解説】柳本晶一 川合俊一 山本隆弘
【コートエンド解説】大林素子
【実況】初田啓介
【応戦席MC】石井大裕(TBS)宮沢智(フジテレビ)
テーマソング
勝利の日まで/Sexy Zone
公式ページ
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おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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