ブログ開設日(H27/10/12)から現在まで、アドセンス収益はどこから発生したかをデータで示すので参考にされたし。
検索からの訪問者は踏みやすい?
良く聞くだろう、「検索ユーザーはアドセンス収益率が高い」という話を。僕はこれについては疑っていなかったし、確かに体感的にそう感じるのは否めない。SNSで拡散したアクセスよりもgoogleやyahooでの訪問者割合が増えれば増えるほど、その日のアドセンス収益は良好であった。
ふと、思い立つ。「ここまでのアドセンス収益が発生した元を解析すれば、それがはっきりするんじゃない?」なんて。というわけで以下にアドセンス収益はどこから発生したのかをグラフで示すので参考にしていただく。
アドセンス収益発生割合
検索系収益
なんと、全収益の実に半分以上が検索流入ユーザーで構成されていた。「そうなのかな?」とは考えていたが、実際にデータで見ると少し驚く自分がいる。この割合の内訳において、天下御免のgoogleが圧巻の6割。次いでyahooが3割超えとなる。検索流入とはすなわちgoogleとyahooからの流入と考えて差し支えなさそうだ。
右上のグラフにも注目してほしい。後半、サイトの成長に伴って収益発生割合が増えているのがお分かりだろうか。サイトの成長=検索流入の増大、と考えればこのグラフが示す様相は至極自然な形であることが伺える。サイトを育てれば検索流入が増え、収益が伸びていくということをここで証明したつもりだ。
その他収益
ダイレクト流入等も無視できない、全体の3割超えとなっている。ダイレクトとは内訳の不明な、ブックマークから直でアクセスしてきたユーザーなどを指す。これがお得意様やファンであるならば、運営者冥利に尽きるともいえるだろう。
ツイッターからの来訪者もアドセンス収益の向上に寄与している、というデータも面白い。広告とのマッチングが上手くゆけば、順当に踏んでくれるらしい。
はてな系収益
全体の13%である。「踏まない」と言い切るには強引かもしれないが、今までのアクセス総数から考えれば、僕的には「踏まない」なんだよなぁ。グラフが表すように、サイトの成長に関わらず開始初期でもはてなブックマークなどの拡散でアクセス数自体は大きく伸ばせるのだけれど、それはアドセンス収益に直結しないよ、ということがわかる。
炎上目的でユーザーを煽り、リスクを冒しても得られるメリットはそう多くないことがこれで理解できたと思う。単純にPV目的ならばいざしらず、収益が欲しいからといって炎上を狙うのは筋が違うということを肝に銘じるべきだ。収益を効率よく発生させたいのであれば、サイトを成長させて検索流入を上げるしかない。それが王道、安定した道なのである。
それにしても、ホットエントリーの収益割合の少なさには可笑しさすら覚える。あんだけ大挙するにも関わらず、ほとんど踏まないんだもの。
アドセンス収益を増やしたいのなら
検索流入を増やすべし!
集客できそうなキーワードで丁寧にコンテンツを積み重ね、順調にサイトを成長させれば自然と伸びていくはずだ。一過性の耳目を集めるパフォーマンスは収益に直結せず、いたずらに心労を増やすだけ。だから収益が欲しい人は炎上なんて狙わないほうが良いぞ!
当サイトでRPMが増えたアドセンス配置(スマホ)
広告ユニットごとに収益を見ても、スマホがほとんどを占めている状況。正直、PCサイトにおけるアドセンス配置は難しすぎて二の足を踏んでいる状態だ。PC側のスペースを他のアドネットワークやその他の広告で有効に活用できれば、サイト延べでの収益アップについて、新たな道が拓けるのかもしれないが・・・