震災語り継ぐ文芸賞 津波の被災地で創設
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東日本大震災で津波の被害を受けた千葉県旭市の市民グループが、震災を語り継ごうという文芸賞を創設し、地元出身の詩人が応募を呼びかけました。
この文芸賞は、震災で14人が死亡、2人が行方不明となった旭市の市民グループが創設し、震災や津波の記憶を風化させないよう、「海へ」と名付けられました。
5日に募集要項の発表会が行われ、審査委員長を務める旭市出身の詩人、高橋順子さんが「深い思いのこもった作品や、あっと驚かされる作品をたくさん応募してほしい」と呼びかけました。また、市民グループの代表、渡邉昌子さんは「震災の記憶はだんだん薄れるが、子や孫に伝えなければいけない。できるだけ多くの人に参加してほしい」と話しました。
今回募集するテーマは「海」で、詩、エッセー、それに短歌や俳句、川柳などの3つの分野を対象に、震災の体験に限らず、より幅広い内容の文学的な作品も受け付けるということです。
募集期間は「防災の日」の9月1日から「津波防災の日」の11月5日までで、審査結果は来年3月に発表されることになっています。
5日に募集要項の発表会が行われ、審査委員長を務める旭市出身の詩人、高橋順子さんが「深い思いのこもった作品や、あっと驚かされる作品をたくさん応募してほしい」と呼びかけました。また、市民グループの代表、渡邉昌子さんは「震災の記憶はだんだん薄れるが、子や孫に伝えなければいけない。できるだけ多くの人に参加してほしい」と話しました。
今回募集するテーマは「海」で、詩、エッセー、それに短歌や俳句、川柳などの3つの分野を対象に、震災の体験に限らず、より幅広い内容の文学的な作品も受け付けるということです。
募集期間は「防災の日」の9月1日から「津波防災の日」の11月5日までで、審査結果は来年3月に発表されることになっています。