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ポジ熊の人生記

好きなことを、見てもらえる情報にして発信する、そんなブログを目指しています。

頭の中が忙しく、常に何かをしていないと落ち着かない

心-私信

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ごろ猫生活 » 荒ぶる猫たち

 

頭の中が休むことが無く、黙っていられない。

 

日和に河川敷で川面を眺めつつ、頭の中を白紙にして呆けた時間というものを、一度でいいから過ごしてみたい。頭の中が静まった人の気持ちって、どんな感じなのかな。それがその人にとっては普通だから、言語化は難しいかもしれないけれど、興味がある。

脳内がうるさい

かつて幼少期は多動と見られていた。常に動き回り、いたずらをしかける。叱られてもまた繰り返すのは、愛情を欲していたからだろうし、それは今回とはまた別の話。まぁともかく頭の中が忙しいのよ。

 

辛いよ。黙っていても何か考えている。次から次へと思考が浮かんでは消え、「無」になることがない。身体を止めていると、何かしていなければ気がどうにかなりそうな、そんな落ち着きなさを常に持っているのだから。

 

脳器質的な何かがあるのだと考えている。普通の人では落ち着いた時間をもたらすであろう一般的な脳と、僕のそれとはちょっと違うのかなって考えている。付け焼刃な民間療法でどうにかなる問題じゃないだろうし、かといって薬を飲むような健康を害すような状態でもない。個性っちゃあ個性なのだろうけど、こんな人は他にいないかと思い立ってこの記事を書いている。

 

ブログを書いている時は良い。考えを素直にエディターに綴る際は、あの落ち着かないざわめきから解放されるんだもの。これほど楽なことは無いよ。更新頻度が高いのも、ここにひとつの理由があるような気がしてならない。

 

悪いことだけではない

回転はとにかく速い。物事から何かを連想して先の手を瞬間的に読むのには長けている。お陰様で誰が次に何をしたいのかを大体予想できるので、仕事の面ではとっても便利な能力。常にウォーミングアップをしている状態だからね、走り出すのは容易なわけさ。しかし、だ。仕事以外の安息を得る休日まで、こんなに騒めかなくても良いじゃないか。なんだってここまで脳を活動させようとするのか。自分でも不思議でならない。少し別の位相にズレていれば、きっと僕は多動と判定されていたに違いない。 

なお、関連性は不明であるが、いったん、何かに集中しだすと力を発揮することもできる。例えば事務仕事でもケアレスミスを最小限に抑え、長時間にわたり作業をするなども可能。つまり落ち着かないとはいえ、物事に集中できない注意欠陥型ではない。

 

かつて白紙だった期間がある

それは元奥さんのことで悩み、仕事でも対人関係でたちゆかなくなっていた時期だ。ここでは頭の中が白紙だった、というか最低限の仕事や生活ができるくらいにしか思考が回らない。不思議だった、今までは走馬灯のように流れていた脳内イメージがぴたりと止み、何を見ても何も出てこない状態なのだから。こんなことは生まれて初めてだった。離婚を切り出して新たな道に舵を切り始めてからは、かつての喧騒な脳内は戻ってきたけれどもね。

あの時は鬱の一歩手前、もしくは初期段階だったのかもしれない。このことを考えると、現在の状態というのは僕にとって平常運航であり、有り難いことなのかもしれない。

 

ーー

 

この気持ちが理解できる方はいるかい。頭の回転は速いけれども、黙っていたら脳内が騒がしくて落ち着かない人は。いるのだとしたら、どのようにうるさい自分と付き合っているのか、参考までに聞かせてくれないかね。

 

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