記事詳細
【天安門事件から27年】
人民解放軍の戦車に両足を踏みつぶされた民主活動家、方政氏 「天安門事件をユネスコ記憶遺産に」
「香港は事件当時もそうだが、その後も中国の民主化に、非常に大きな役割を果たしてきた。だから、中国共産党は香港を特に重視し、あらゆる手を尽くして香港の自由な制度を壊そうとしている。香港は中国の民主化の最前線であり、灯台だ。毎年香港で行われる六四の記念行事の規模は非常に大きいし、香港の自由な環境と政治的な影響は、中国本土から訪れる数千万人規模の観光客を通じ、本土にフィードバックされる」
「ゆえにこの2年あまり、中国共産党は、メディアの再編成などを通じ、香港世論の自由を圧迫している。(中国共産党体制を批判する書籍を出版、販売する)香港の銅鑼湾書店関係者の拘束・脅迫などもあって、香港はどんどん萎縮している。香港の若者たちは『一国二制度』にいよいよ懐疑的になっており、中国共産党のコントロールと干渉から脱却する必要があると考えている」
--香港の旧宗主国である英国も、中国の人権問題を脇に置いて、経済関係を最優先させているようだ