Toggle navigation
ニュース
レポート
カルチャー
オピニオン
寄稿
Toggle navigation
ニュース
News
ビジネス
教育
医療
軍事
ドローン
宇宙
サービス用ロボット
環境問題
Iot
自動走行
人工知能
脳工学
ヒューマノイド
産業用ロボット
レポート
Report
ロボット業界の注目の人
イベント
官庁・業界団体
法律・政府政策
ロボット開発企業
スタートアップ・ベンチャー
ドローンビジネス
カルチャー
Culture
ロボットの歴史
映画・アニメ・音楽・アート
スポーツ・エンターテイメント
生活全般
ヴィジュアル系ロボット
ほっこりロボット
ロボットのいい話
ロボットの怖い話
オピニオン
Robots & Opinion
日本・アジア
世界
寄稿
Contribution
ロボット専門家
ロボット愛好家
ロボットとみなさん
ROBOTEER
>
ニュース
>
AI(人工知能)
>
感情操作や情報漏えい…ソーシャルロボットの問題を専門家が指摘
感情操作や情報漏えい…ソーシャルロボットの問題を専門家が指摘
Written by Shinji Ikematu
Posted date:2016.06.01
photo by katedarling.org
5月19日、「
Seoul digital forum2016(SDF)
」のセッション「関係の進化:一緒につくる共同体」に、講演者として登壇したケイト・ダーリン(
Kate Darling
)氏は、ソーシャルロボットと人間の関係について言及。まず「人間(自ら)が、ロボットを擬人化し、感情を持って接している」と指摘した。
ダーリン氏は、過
去にヒッチハイクロボットがひどく扱われたことに対し
、大衆が怒り表したエピソードを紹介。「一般の人々はロボットに感情を抱いている」とした。
「子供たちもロボットが生命体ではないことを知っているが、無意識のうちに生きていると思っている(中略)これは動物、人形などを擬人化する場合と等しい」(ダーリン氏)
ダーリン氏は人間のそのような性質により、自閉症患者の治療などにロボットが有効だと意見を話した。一方で、弊害について警告。次のように指摘した。
「技術が生活にいくつかの利点を与える一方、ソーシャルロボットには私生活におけるプライバシー侵害問題、感情操作の問題、データセキュリティ問題など、いくつかの懸念点がある」(ダーリン氏)
モノインターネット(IoT)が発展すれば、ユーザーのプライバシーが侵害される可能性が高まる。例えば、自宅にあるソーシャルロボットや、IoT機器に“目”が取り付けられれば、ユーザーの行動はこれまで以上に筒抜けになるだろう。また、今後コミュニケーション能力が高いロボットと接するようになれば、人間の意志や感情が操作されてしまう危険性もある。また、これまで人間が担ってきたセキュリティー上の仕事がロボットに置きかえられれば、政府が国民を監視するのが容易になるなど悪用の可能性も高まる。
ダーリン氏は「強力な技術は火のようだ(中略)技術をどのように使うかで未来が変わる(中略)懸案はロボット自体の問題ではなく、人間の行動に関すること。ロボットと人間の間でどのような関係を設定するかよって、問題は変化する」として講演を締めくくった。
参照
・
sdf
・
platum
関連記事
人間はロボットを”信頼”しすぎている…ハーバード大の学生が実験
米ナスダック証券取引所「人工知能で違法株取引を摘発する」
マクドナルド元CEO「時給15ドルになればロボットと代替される」
米・法律事務所がロボット弁護士を採用、破産関連業務を担当
白熱する米大統領選、ビッグデータ戦争の様相を呈す
刻一刻と近づく!?人工知能が小説や文章を紡ぐ未来
視覚を補完する人工知能技術の開発、続々と進む
ロボットが合コンして子孫を残す”ロボットベイビープロジェクト”
モシェ・バルディ氏「AIが世界人口の50%を失業に追い込む」
人間とモノ、世界を繋ぐソーシャルロボットが続々登場
次へ ≫
サムスン、スマートサーフボードのコンセプト映像を公開
気候分析、鳥生態調査、森林伐採...環境保全に活用される人工知能
人工知能でPM2.5を解決、IBMが韓国政府に提案
ツイッター「ドローン生中継機能をペリスコープに追加します」
カナダで大規模な山火事、州政府がドローンで原因の特定へ
カスタム検索
米オバマ政権が銃規制の方針を発表、スマートガン導入に前向きか
うつ病、恐怖症...仮想現実(VR)を治療に応用する研究が進む
ニューヨークでドローン盗撮被害続出、警察「取り締まりが難しい」
米国と中国の企業がコラボ、ドローン臓器配送計画を発表
世界初のソフトロボット国際大会、韓国・ソウル大学チームが優勝
ロボットバブル前夜の中国、補助金目当てのダミー会社が乱立
Googleがドローン配達に向け特許取得するも…課題は山積み
世界最小、超小型ナノロボット・エンジン「アント」が公開される
仮想現実でダイエット、デジタル化する未来の食事
プーマ「アスリート用ロボットBeat Botを開発しました」
ロボティアとは?
お問い合わせ