宇多田ヒカルへの想いは度々ブログでも綴ってきました。しかしまだライブについては1度も書いたことがなかったので、今回は彼女の個人的ベストライブアクトを選出してみました。
Take On Me/bohemian summer 2000
はじめてのライブツアー「bohemian summer 2000@千葉マリンスタジアム」からの一曲。a-HaのTake on meのカバー。 見ていただけるとわかるのですが、若い!当時まだ17歳かな。低音も高音もよくでていて気持ちがいい。宇多田ヒカルは後期になると本人も歌えんのか自信ないような凝った楽曲を作り、喉の不調もあいまって「ボーカリスト」よりも「音楽家」のイメージが強くなる。しかしこの当時はまだまだ何も気にしないで歌うことを純粋に楽しんでいるのが伝わってきます。3:30~のギターソロもめちゃくちゃかっこよくて....黒人のギタリストのプレイはフィジカルの強さがばしばし伝わるド迫力最高です。
Simple and Clean/20代はイケイケ
20歳の誕生日にリアルタイムストリーミングで行われたライブ。光の英語版である「Simple and Clean」。アコースティックverなので彼女の常時震えてるビブラートをより感じることができる。
キングダムハーツ世代(FINAL MIX派)なのでSimple and Cleanをこんなにエモーショナルなるに歌われると自然と涙が出てしまいます。
With or Without You /MTV Unplugged
MTVのUnplugged(アコースティク楽器のみを利用するLIVE)での一曲。U2のWith or Without Youのカバー。これも歌詞と彼女の細かいビブラートが聴いてる人の胸になんとも言えないエモーションを生みます。彼女自身のボーダレスな言動や世界観が影響しているのか、宇多田ヒカルには男の歌がよく似合うなあと思う。
Blue/Wild life
活動休止前最後のライブ。最後にして近年まれに見る喉の調子が良く、このLIVEはすごくよかった。この曲すごく歌う難しいと思うのだけど、必死に歌う宇多田ヒカルが愛しやすい。このLIVEではそれまでよりも言葉を丁寧に歌う印象。
time will tell/Wild life
活動休止前のラストラストソング。time will tellは宇多田ヒカルが一番最初に作った曲。偉大な小説家は次第に作風が処女作へと戻るという、宇多田ヒカルもまた最後に選んだのは彼女の処女作でした。自分に向けた言葉のように「時間が経てばわかる」と繰り返し歌う彼女の清清しい表情が印象的。
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今回はYoutubeにある映像から選んだので少し幅が狭いですが、ほんとはもっとありますベストアクト。個人的に宇多田ヒカルのカバーがすごく好きなので、尾崎豊や井上世陽水、カーペンターズ、GreenDayなど。素晴らしいカバーが沢山あるのでそれも追って紹介したいです。また恥ずかしい話ですが彼女のライブには1度もいったことがないので今後もしライブをしてくれるたら嬉しいなあ。生で聴くのが夢です。
ノリマキ