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 5日午後に生放送されたNHKの番組「NHKのど自慢」で、冒頭から約3分間、一度流れた音声が、再び約10秒後に流れてしまい、音声が重なるトラブルが続いた。番組中、「お聞き苦しいところがありました」とするテロップが表示されたほか、司会者のアナウンサーが謝罪した。

 NHK関係者によると、冒頭の0時15分から同18分過ぎまで、ステレオ放送の左右の音声のうち片方が約10秒間遅れて流れたとみられる。東京都渋谷区の放送センター内の機器の故障が原因とみられるが、詳細は調査中という。こうしたトラブルについて、関係者は「聞いたことがない」と話した。同番組が生放送されているラジオでも同じ音声トラブルがあった。